英語の資格を取りたい!どの資格を取ればいいの?
- カテゴリ名:ワークライフバランス
ビジネスで使う英語スキルを伸ばすのに役立つ英語の資格試験を紹介します。
どうせ学ぶなら、リアルな現場で使える英語を勉強の中でも身に付けたいですよね。
ここでは英語の資格の選択基準、実力に繋がりやすいと思われる英語試験を紹介します。
英語の資格はどう選べばいい?
英語力を身に付けたいときに、資格取得を目指すことも手段のひとつになります。
それぞれの資格は、難易度も問題の特徴も大きく異なる場合があります。
自分の英語学習の目的に合わせて選択していきましょう。
目的をはっきりさせる
自分はなぜ英語の資格を取ろうとしているのかをはっきりさせましょう。
英語力を上げることは前提にあるかもしれませんが、なぜ、英語力を上げたいのかという点まで考えます。
その目的に掛けられる時間、資格をどのように生かしたいかを考えて、適した資格を選ぶことをおすすめします。
目的との関連性と実践度
一言で英語といっても、いろいろな場面で使っていくコミュニケーションツールです。
海外旅行を楽しむためだったり、外国人の友人との会話を楽しむためであれば日常会話。
仕事で使える英語を身に付けたい場合、ビジネスシーンでの英語の学習も必要になります。
資格取得を一つのペースメーカーとして取り入れることは有効ですが、中身がずれていると効率が悪くなることもあります。
それぞれの英語資格の、大枠の主旨を確認し、関連度の高いものを選んで学習に役立てましょう。
また、そもそも資格が必要なのかを見極めることも重要かもしれません。
その違いによって、取り組んだほうがいい学習内容や方法も変わってきます。
マイナーでも目的にフィットしているかが大事
人気の資格というのは一般的な観点でしかないので、人気度より自分の目的との一致点を重要視しましょう。
たとえ認知度が低い資格であっても、自分の目的にあっているものを選んで取得するべきです。
例えば、ITスキルに関しての英語力が必要なら、英語の総合的な学習より、より絞り込んだ学習ができる資格を選ぶほうが確実で、より短い期間で習得できるでしょう。
認知度の高い英語資格
日本で認知度の高い英語資格で有名なのは、TOEIC、TOEFL、英検です。
これらの資格は英語に関連性の低い企業でも、どんな資格なのかが認識されている可能性は高いので、英語力があると評価してもらえるでしょう。
総合的な英語の力が欲しい、もしくは自分の英語の能力を企業にアピールしたい、という人はこれらの資格がおすすめです。
TOEIC
一般的に言われるTOEICは、リスニングとリーディングのスキルを測るテストです。
年間トータルで国内約250万人が受験し、年に10回実施されています。
英語でのコミュニケーション能力を測るテストでもあり、日本企業の約7割が採用の際の目安としてTOEICを活用しているそうです。
このため多くのビジネスパーソンが、就職、転職、昇進などに活かすために受験しています。結果は合否ではなく、スコアが出されます。
TOEFL
世界中のノンネイティブ向けのテストで、読む、聞く、話す、書くの総合的なスキルが測られます。
世界60か国で実施され、日本の受験者数は100万人を超えています。
世界では3,000万人以上が受験しています。
世界中のあらゆる場所で受験でき、年に40回以上受験のチャンスがあります。
TOEFLは、高校生や大学・大学院生が海外留学の際の英語力の証明、入学申請の条件としても活用されています。
また、社会人の場合は、海外就職、移住などの応募や申請に記載するために受験する人が多いようです。結果は合否ではなく、スコアが出されます。
実用英語技能検定(英検)
英検は、小学生から高齢者まで、受験年齢層の幅が広く、約340万人近くが受験する英語資格です。
初級の5級から最上級の1級まで、合否判定の試験です。年に3回実施されます。
筆記試験が一次試験となり、リスニング、リーディング、ライティングが行われます。
3級以上は、一次試験の合格を経て、二次試験の面接でのスピーキングテストをパスすることが合格の条件となります。
仕事に役立つおすすめの英語資格
仕事で英語を使うとき、人と直接関わるなら、スピーキングとリスニングは欠かせないものになります。
仕事上の文書のやり取りが増えるなら、ライティングやリーディングが必要ですよね。
ビジネスシーン特有の表現も必要になってくるでしょう。
実際の現場で役立てる英語を身に付けることに役立つ英語の資格をいくつか紹介します。
観光英語検定
2020年のオリンピックの開催に向けて、旅行、観光業界は着々と準備を進める中、外国人の対応のできるスタッフを増やすことは日本全体の課題となっています。
旅行や観光で訪れる人に英語で対応するための学習ができる資格です。
旅行や観光とは言え、外国の人たちとのコミュニケーションには変わりありません。
道案内、パンフレットや観光地の説明、予約の仕方、数字表現、添乗通訳ガイド、文化やマナーの説明や理解を学習することは、旅行や観光業でなくても役立つ要素はたくさんあるでしょう。
3級から1級とレベルに応じて受験することができます。
英語応対能力検定
お客様に対応するときのリスニングやスピーキングの能力が測られるテストです。
販売、宿泊、飲食、鉄道、タクシーという特定業種に絞った試験と、一般試験の中から選択可能です。
この資格も観光英語検定と業界的には通じるものがありますが、いずれも、ビジネスシーンに即した学習ができるでしょう。
年3回の実施で、パソコンやスマートフォンから受験となるのが特徴です。
ケンブリッジ英検
かなり難易度の上がる資格ですが、世界的な知名度はトップクラスです。
世界150か国、500万人が受験し、世界の有名大学トップ100のうち99の大学が認定しています。
外資系企業への就職や昇進、海外就職などでも英語力のアピールになります。
5つのレベルに分けられており、レベルに応じて受験します。
他の資格との大きな違いは、英語の知識量よりも、その知識を使いこなせる能力を備えているかが測られるテストだということです。もちろん上級になれば、相当の知識量が必要にもなります。
知識があってもそれを使えなければ意味がありません。
その点をこの資格に取り組むことで、積極的にコツやポイントを習得していけるでしょう。
かなりの時間を要すると思われますが、ビジネス力や英語のスキルアップには有効と言われています。
英語レベルチェックに役立つ資格
仕事で毎日英語を使うようになると、英語の習得度はグッと上がっていきます。
資格の取得を考えていない人も、レベルチェックをすることをおすすめします。
英語を母国語としない私たちにとって、ブラッシュアップの余地は無限大です。
気軽に、そして効果的なレベルチェックが可能な資格を紹介します。
4技能を気軽に手軽にチェックできるGTEC
ビジネスの実務に沿った問題が出題される点がGTECの特徴のひとつです。
完全オンライン受験が可能で、いつでもどこでも受験できる点も便利です。
4つの技能を80分間の試験で受験し、結果はオンラインで確認することができます。
リスニングとリーディングに絞ったLRテストも選択できます。
結果のスコアレポートでは、4技能のそれぞれにおいての、文法、ボキャブラリー、流暢さ、発音の強み弱みを詳細に把握することができ、その後の学習に役立てることができます。
英語の資格は目的に応じて効率的に受験しよう
英語の資格には、その資格に求められるスキルや認知度に違いがあります。たとえ、英語の試験でも、日本国内でしか有効にならない資格もあるようです。
自分の進路や目的に合わせて、有効な資格を選んでいきましょう。
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