知っておくべきビジネスマナー!挨拶には角度の使い分けが重要!?
- カテゴリ名:役立ちコラム
ビジネスの場において挨拶をする機会はとても多いものですよね。
お礼や謝罪など様々な場面でお辞儀をして挨拶をしますが、そのお辞儀にはいくつか種類があることをご存知ですか。
このお辞儀の種類が社会ではとても大きな意味を持っているのです。
今回はビジネスマナーの一つ、お辞儀の種類についてご説明します。
目次
意外と知らないビジネスマナー!挨拶の角度には種類があった!?
普段、特に意識せず挨拶の際にお辞儀をしていると思いますが、実はその角度に応じて種類があるのです。
たかがお辞儀と思うかもしれませんが、お辞儀一つで相手が受ける印象は大きく異なります。
ぜひ普段から角度の使い分けが出来るように意識してみましょう。
挨拶の種類は3つ!使い分ける事で相手に気持ちを伝えよう
お辞儀の角度で分かれる挨拶の種類は会釈・敬礼・最敬礼の3つがあります。
その3つの種類はそれぞれ意味が異なり、挨拶の仕方も違います。
3つの挨拶について正しい使い方を覚えて社会人として実生活に役立てましょう。
【会釈】よく耳にするけど意味を知ってますか?
会釈という言葉自体はよく耳にしますし、実際に使うことも多いかと思いますが正しい使い方をご存知ですか。
軽く頭を下げること、というイメージを持っている方も多いと思いますが、きちんとした使用方法を知りましょう。
正しい会釈の方法を覚えてマスターしよう!
会釈とは腰から上体を真っ直ぐにし、【15度】前へ傾けるお辞儀のことです。
その際に視線は自身から3m先を見る様にすると綺麗な姿勢をとることができます。
会釈って一体いつ使えばいいの?正しく使うシーンを覚えよう!
会釈は主に挨拶として使用します。
お客様をお迎えする際や、朝夕の挨拶、さらに廊下や通路等で人と会った際に「おはようございます。」「お疲れ様です。」「いらっしゃいませ。」と明るく声をかけ会釈しましょう。
【敬礼】ってお辞儀の一つなの!?
敬礼と聞くと警察官などが行う挨拶のイメージがあるかと思いますが、実は挨拶の名称の一つなのです。
会釈に比べると使用頻度の低い敬礼ですが、その意味合いはとても大切な物ですのでしっかりと使用方法を覚えておきましょう。
正しい敬礼の方法を覚えよう!
敬礼を行う際にはしっかりと背筋を伸ばし、腰から上体を【30度】に傾けます。
なお、視線は足先の少し前方をへ落とすのが基本となります。
会釈よりもやや角度を深くし、お辞儀をするということを意識することが大切です。
敬礼はどこで使って、どんな意味があるの?
敬礼とはその名前の通り、目上の人やお客様に対して敬意をもって行うお辞儀となります。
ビジネスの場において初対面での挨拶や、自己紹介を行う際、また相手への感謝を伝える際に使用します。
敬礼をする際には相手への敬意の気持ちを表せるよう、しっかりと意識しましょう。
【最敬礼】仰々しい名前だけどどんなお辞儀?
最後の挨拶は最敬礼といいます。
あまり耳にする機会は無いかと思いますが、ビジネスの場においてこの最敬礼はもっとも重要な意味を持ちます。
正しく、必要な場面で最敬礼が行えるように使用方法をしっかりと把握しておきましょう。
最敬礼の使用方法をしっかり覚えよう!
最敬礼の正しい方法は腰から上体を真っ直ぐに伸ばし【45度】に深く傾け、自身の真下よりやや前方に視線を落とします。
無理にお客様へ視線を向けるのではなく、腰から頭までを一直線上に結ぶよう姿勢に意識しましょう。
最敬礼ってどんなシーンで使えばいいの?
最敬礼もその名の通り、最も敬意を表すお辞儀となります。
クレーム等のお詫び、深い感謝を表す時、重要なお客様のお見送り等、感謝や謝罪の念を特に強調したい、ビジネスにおいてとても重要な場面で使用します。
感謝や謝罪の気持ちをもち、しっかり深く頭を下げることを意識しましょう。
大切なのはお辞儀の使い分け!
さて、これまで挨拶における3つの種類をご紹介してきましたが、大切なのは挨拶を使い分ける事ができるかどうかです。
3つの種類それぞれの利用方法を理解し、その場に応じた挨拶が出来る様に心がけましょう。
でもちょっと注意!共通して気を付けたいお辞儀のポイント
3つの使い分けが大切だとご説明しましたが、全ての挨拶において共通して気を付けたい大きなポイントがあります。
それは、声の挨拶を行うタイミングと手の位置です。
お辞儀をしながら声を出す人も多いかと思いますが、そうすると焦っている余裕のない印象を与えます。
そのため、しっかりと相手を見て声で挨拶をした後に頭を下げる様にしましょう。
そうすることで堂々とした印象になります。
また、挨拶をする際の手の位置は男性であれば体の横へ下げ、女性は前で両手を揃えるようにすると姿勢が綺麗に見えます。
手が落ち着きなく動いていたり、ふらふらしていると慌ただしく落ち着きのない印象を与えますので注意が必要です。
細かい事に気をつけるのがビジネスマナー
いかがでしたか。あまり知られていない3つの挨拶を使い分け、ビジネスの場において正しい挨拶を行うことで相手が受ける自身の印象をよくすることができます。
自身の想いや気持ちが相手に伝わるよう意識し、しっかりと挨拶が出来るよう心がけて行動しましょう。
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