退職金運用完全ガイド!おすすめの方法を比較して注意点と合わせて徹底解説
- カテゴリ名:退職の手続き
本記事では退職金をすでにもらった方もこれからもらう方も運用の方法や注意点を解説していきます。※投資は自己責任です!
退職金については予備知識や情報を早い段階で収集する方がよりよい退職金運用をできる可能性は高くなることは否定できないことだと思います。
そこで代表的な退職金運用方法と退職金を運用する前に知っておくべき予備知識を解説していきます。
目次
退職金を運用する前に知っておくべき退職金の税金について
退職金の税金は通常の給与とどう違うのでしょうか?ここでは簡単に退職金の税金について重要なポイントを解説しておきます。
退職金の受取方法で税金の考え方が違う
退職金の税金についてですが、一時金(一括)で退職金を受け取るか・年金形式(分割)で退職金を受け取るかによって税金が変わってきます。さらに詳しく退職金の税金について知りたい方は国税庁のHPで退職金の税金についてをご覧になってから次の章を読み進めてください。
失敗しない退職金運用方法というのは存在しない?
大切な退職金の運用ですから”運用に失敗して損をしたくない”と言う方も多いと思います。しかし給与所得などと同様退職金の運用も自己責任です。退職金を運用をすべきかそのまま預金や現金の状態で保有しておくべきかの判断は生活の状況によるところも大きいでしょう。退職金運用を自分だけで決めずに相談したり運用商品の情報を収集したりして拙速に大切な退職金運用を決断しないことをおすすめします。
退職金運用の相談は誰にする?
退職金をもらって銀行の普通預金に預けていてももちろんこの低金利時代です。昔のように銀行預金で退職金を運用すれば、年金と合わせて十分に生活も余暇も楽しめるというのは幻想であり実現可能性はほとんどないといってよいでしょう。かといって誰に退職金の
相談をすればいいのでしょうか?退職金運用は大きなお金になることも少なくないので退職金運用金額の大小に関わらず相談できる人や場所はしっかりリストアップしておくことをおすすめします。
退職金運用を生計をともにする配偶者(夫・妻)に相談する
まずは退職金の運用を決める前に退職金を受け取ったあとも生活をしていく奥さまや旦那さまには相談しておきましょう。退職後の年金だけでなく、退職金の使い道を普段から相談しているご夫婦は問題ないかと思いますが、早期退職した方や自分だけで退職金運用の方法を決めてしまいそうな方は注意が必要です。
退職金運用と相続についても子どもや相続人と相談する
退職金運用の他にも不動産などの資産や株などの有価証券を持っている方、さらに退職金だけでなくすでに銀行預金も多い方は相続が発生する場合も考えられます。相続人として考えられる方(法定相続人等)には相談しておきましょう。退職金の運用を考えるタイミングで相続についても話し合ういいタイミングといえます。
退職金運用方法のおすすめを比較して選ぶ
退職金の運用スタンスや相談と合わせて、退職金運用の方法については各業界・各社資産運用のプランやメニュー、方法があります。退職金運用方法の知識だけつけて頭でっかちになっても仕方がないですが、最低限の退職金運用方法は理解しておくようにしましょう。
銀行から退職金運用の提案相談があった
退職金の振込口座にしている金融機関(銀行や信用金庫など)から退職金運用の提案がある場合があります。銀行で退職金を運用したい!と決めている方も安易に決めてしまわず、退職金運用プランを用意している銀行を比較した後でも遅くはないでしょう。
代表的な信託銀行もそれぞれ退職金特別プラン商品があるので、パッと目を通せば退職金運用金利の相場は多少理解できるかと思います。
参考ご退職者特別プラン : 三菱UFJ信託銀行
参考みずほマネープランセット「退職金運用プラン」 | みずほ銀行
参考退職金特別プラン-定期預金・投資運用コース | 三井住友信託銀行
退職金運用を保険会社で選ぶ
退職金を保険で運用する方法も銀行金利が低い昨今では、注目される退職金運用手法です。退職金向けの保険商品も各保険会社でしのぎを削っている状況ですので、退職金運用を比較する一つの軸として考えられます。
退職金運用をヘッジファンドで選ぶ
銀行や保険よりもリスクをとって退職金を運用したい方はヘッジファンドも選択肢の一つです。ヘッジファンドとは独立系資産運用会社のニュアンスで使われることが多いので頭に入れておきましょう。
退職金運用をビットコインなどの仮想通貨でする
さらに利益を求める方は退職金運用を新しい仮想通貨ですることも考えられます。退職金運用をビットコインなどの仮想通貨で行うことはリスクがあることは言うまでもありませんが、一部の余剰資金でリスク投資と考えて保有する選択肢は考えられます。仮想通貨の口座開設は無料でできるので、気になる方は退職金運用の前に少額で試してみるのもよいでしょう。
退職金を運用したいけど退職金はいつ振り込まれる?
退職金の金額はある程度決まって、運用方針の情報も収集した方も現金が振り込まれていない方は退職金がいつ振り込まれるのかを把握しておきましょう。
退職金がいつ振り込まれるかは企業の退職金制度によって違う
退職金の制度には企業独自のものから、中小企業向けの退職金団体である中小企業退職金共、商工会議所の退職金制度である特定退職金共済、さまざまな独立行政法人が運営する退職金手当金の共済などがあります。ご自分の退職金はどの機関から振り込まれるのかを
まず確認したのちに退職金が入金される日を確認するようにしましょう。
参考退職金はいつ振り込まれるの?知っておきたい退職金の基本と振込時期
退職金運用前に本でさらに詳しく勉強しておく
退職金は大切なお金です。投資は自己責任になってくるので、さらに勉強しておきたい方は本で予備知識をつけておくのもよいでしょう。自分に合った退職金運用の本を探してみてください。まずはAmazonで評価の高い50歳から考えるお金と仕事2017などの雑誌本で気軽に情報収集してみましょう。
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