マインドフルネスを取り入れよう!継続で効果実感!
- カテゴリ名:ワークライフバランス
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ストレスの軽減、メンタルの強化、仕事のパフォーマンスのアップにも有効なマインドフルネス。
意識すれば、簡単に継続していくことが可能です。
マインドフルネスの効果を実感するために自分に合った方法を取り入れてみませんか?
マインドフルネスが現代に広がるわけ
マインドフルネスは、今や世界に認められる自己メンテナンスの手段になりました。
日本でも多くのメディアでマインドフルネスの話題が取り上げられています。
こんなにも現代社会に受け入れられるのは、現代人がストレスを受ける要素が増えてきているのが原因。
それだけでなく、現代生活はストレスをコントロールすることに役立つ習慣が減っているとも言われています。
ストレスは自分でコントロールしよう
確かにストレスは、さまざまな外部的な刺激や要素からも受けるものです。
人間は、良くも悪くも習慣で生きているので、環境が変われば変わるほど、ストレスを感じやすくなります。
しかし、今の時代、周りの環境を何も変化させずに生きていくことは難しくなる一方です。
以前より、変化のスピードは速くなり、人間にはより強固なストレス耐性と、柔軟性が必要になっているのです。
変わっていく環境をコントロールすることはできません。コントロールできるのは、自分だけ。
言い換えると、自分をコントロールできれば、ストレスを緩和していくことが可能なのです。
マインドフルネスが、このことに有効ということは科学的にも実証され始めているのです。
大企業も続々導入で実証
マインドフルネスの効果は、世界の大企業で開発や導入がされたり、数多くの著名人たちが実践していることで世の中に認識されるようになりました。
マインドフルネスの企業導入の先駆けとなったのはGoogle社。
Search Inside Yourselfというリーダーシップ向上のためのプログラムも開発されました。
その成果の実証は、多くの企業や機関(Facebook、マッキンゼー、NIKE、Yahoo、米軍など)に取り入れられるきっかけを作っています。
日本でも、日本マインドフルネス学会が発足するなど、認知度の高まりを見せています。
マインドフルネスはいつでもできるってホント?
マインドフルネスというと、静かな空間での瞑想をイメージしている人がいるかもしれません。
確かに、マインドフルネスのために静かな瞑想を取り入れることは、効果を得る代表的な考え方の一つです。
しかし、マインドフルネスを得る手法は、まだまだたくさんあります。
身近な活動の中で、いつでもどこでもトレーニングしていくことが可能なのです。
マインドフルネス呼吸法
深い呼吸をすることは、心を静めること、身体をリラックスさせる効果があると言われています。
マインドフルネスのために、目を閉じて呼吸を観察することで「今」に集中できるのです。
今、息を吸っているということ
今、身体の中に酸素が取り込まれたこと
今、息を吐いているということ
今、身体から、空気が出ているということ
呼吸に意識を向け、吸ったり吐いたりするその瞬間の自分の内側を見つめます。
これが「今に集中」することを促します。
マインドフルネス瞑想法
意識的に瞑想を行うことはマインドフルネスの定番です。
マインドフルネスを得るための瞑想法はいくつか種類があります。
実は、上記の呼吸を観察することは、すでに立派な瞑想法の一つです。
深く、丁寧に行う呼吸を観察していく中で、「呼吸をしていること」以外に意識が向いてしまうことを避けるのです。
呼吸による身体の動き、空気の出入り、温かい、冷たいなどの微妙な感覚を意識してください。
一回ほんの10~15分でも、継続していくうちに効果が出てくると言われています。
歩きながらマインドフルネス
朝起きてから寝るまで、病気や体調を崩しているとき以外は、歩かないということはないですよね。
その歩く時間も、マインドフルネスのための時間にすることができます。
じっとしたままの呼吸や瞑想に難しさを感じる人は、こちらを試してみてはいかがでしょうか。
歩きながら、動かす足を意識して、実況中継をするように右、左、右、左と心で認識する方法が最も単純で簡単です。
右の足を浮かせ、かかとをついて、つま先に重心を移動して、蹴って、左足を浮かせ、かかとをついて、つま先に重心を移動して、蹴って…というように、動きの要素をさらに細かく意識することも、よく勧められる方法です。
さらには、一歩を一分間ほどかけて、股関節、太もも、膝、ふくらはぎ、かかと、足裏の左右の動きを捉えていく方法もあるようです。
これらの目的は、ほかの瞑想法と同じく、自分の「今」に意識を向ける集中することです。
これならいつもの通勤中や、営業の外回りのときだってできますよね。
食べながらマインドフルネス
食べたり、飲んだりすることを実況中継することでもマインドフルネスができます。
ご飯を食べるときに、テレビを見ながらとか、職場ではPCを操作しながら食べていませんか?
飲食でのマインドフルネスでは、食べる、飲む以外のことを一切しません。
五感を総動員して、香りも見た目も、味も食感も、温度も、口にするときの音、のどを通っていく感覚などを認識して味わい尽くします。
のどが渇たときに一気に飲み干すお水はおいしいものですが、普段はそこに水があり、飲めるということは何だか当たり前すぎて意識すらしないでしょう。
私たちの生活の中では、当たり前に感じると、意識をしなくなります。
なかったときは気になるのに、あることの幸せや喜びを感じられないのは、もったいないことなのです。
マインドフルネスは、雑念を消すためのトレーニングになるだけではなく、細かな点に気付く力も向上し、幸福感が増すと言われています。
1日10分で簡単! 継続してマインドフルネスを行おう
マインドフルネスを実践しようとすると、はじめのうちは5分でも難しいと感じられるかもしれません。
それでも、継続をしていくうちに、10分、30分と続けられるようになっていきます。
精神が落ち着き、集中力も向上した証拠です。
無理のない時間に10分間&8週間
まずは、10分のマインドフルネスの実践を8週間続けてみましょう。
これだけでも、何らかの自分の変化に気付けるようになったという人がたくさんいるようです。
週一で1時間よりも効果が表れやすいと言われているので、ぜひ、毎日行ってみてくださいね。
自分を観察することを怖がらない
マインドフルネスの瞑想をしていると、いろいろな自分の内側の思考に出会います。
いわゆる、雑念なのですが、心を静めることで普段気付かないことを感じることもあるでしょう。
心が繊細になっていくことで見えてくるものがあるのも否めません。
ときには、ネガティブな感情や、今ある受け入れたくない現実が意識化されたりもします。
しかし、これを否定することなく、意識を呼吸や行っていることに戻すように努めてください。
怪しくない!脳が喜ぶことは自分を大事にすること
忙しく動き、慌ただしさの中で複雑に思考することに慣れ切っている人たち。
静かに佇むことは、なんだかスピリチュアルで怪しい世界に入っていくのようで怖いという人もいるかもしれません。
マインドフルネスは、宗教的な概念はすべて排除された、現代のリラクゼーション法であり、メンタルや思考の強化法でもあります。
マインドフルネスが、集中力や記憶力を高めたり、ストレスを軽減したりすることは科学的に実証されていることです。
安心して、自分の脳を喜ばせるためにも、ぜひ、トライしてみてください。
マインドフルネスで自分を自分で変化・向上させよう
忙しい現代社会では、周りの変化からストレスを受けたり、ストレスを溜めながらの仕事を強いられることがあるかもしれません。
そこで、マインドフルネスの瞑想の小さな習慣を取り入れることで、自分が変化し、それらのストレスに対処していくことが容易になるでしょう。
脳も活性化されるので、ビジネス力をアップさせることにも役立っていくはずですよ!
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