日本初のアウトソーシング型福利厚生サービス「福利厚生倶楽部」とは?
- カテゴリ名:業界・職種・企業研究
企業の社会保険料の増加に従い、企業で独自の福利厚生を運営するというよりは、外部に委託するアウトソーシング型が増えています。
アウトソーシング型の福利厚生サービスで有名なのが「福利厚生倶楽部」です。
自分が働いている会社の福利厚生サービスが「福利厚生倶楽部」だとしたら、サービス内容は気になりませんか?
そこで今回は、アウトソーシング型福利厚生サービスを知ってもらうという観点から「福利厚生倶楽部」のサービスを説明していきます。
目次
福利厚生倶楽部はリロクラブの会員制福利厚生サービス
福利厚生倶楽部は、1993年に日本初の福利厚生アウトソーシングサービスとしてスタートしました。
2017年4月現在、契約社数は9,300社、会員数は560万人と福利厚生アウトソーシングサービスでは業界最大級といわれています。
福利厚生倶楽部のサービスは、契約している企業の従業員だけでなく、その家族にも適用されます。
はじまりは大企業と中小企業の格差をなくすため(※1)
福利厚生倶楽部を運営する「リロクラブ」の親会社の「リログループ」は、海外赴任者や転勤者の留守宅を管理するリロケーションサービスや企業の社宅管理の代行事業を行うことで、大企業と中小企業では福利厚生制度に格差があることを知り、「中小企業にも大企業なみの福利厚生」をモットーに福利厚生倶楽部をスタートしました。
中小企業の福利厚生制度に関しては、いわゆる大企業と比べると格差がある企業も少なくはありませんが、福利厚生倶楽部と契約している中小企業は約8,500社もあり、福利厚生倶楽部をスタートした1993年に比べたら、大企業同様の福利厚生サービスが受けられる中小企業は増えているのです。
福利厚生倶楽部のサービスの特徴(※2)
福利厚生倶楽部を運営するリロクラブは、オリコンが行う顧客満足度調査「福利厚生サービス」でNo.1を獲得した実績があります。
福利厚生倶楽部では決められたサービスのほかに、契約企業への内定者向けのパックやヘルスケア、カタログギフトといったオプションを組み合わせることで、充実した福利厚生サービスを実現しています。
全部で20,000以上の幅広いメニューを提供
福利厚生倶楽部では、会員向けに全部で20,000以上のメニューを提供し、会員なら誰もが全てのサービスを利用できます。
会員向けのメニューには、レジャーや宿泊といった余暇を楽しむメニューだけでなく、会員向けのセミナーや勉強会も開催し、仕事とプライベートの両立ができるメニューを用意しています。
なかでも、今年の8月に開始した「家事代行補助制度」は、子育てや介護をしながら働く人を支援する制度として期待ができるでしょう。
万全のサポート体制で使いやすく
福利厚生倶楽部は会員サポートにも力を入れており、Webサイトはパソコン版とスマホ版があり、メニューへの検索がしやすいだけでなく、スマホアプリでは会員証と連動し、すぐに使えるクーポンを配布して、サービスを使いやすくしています。
また日本人だけでなく、外国人会員が利用しやすい様に、英語、フランス語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、タイ語の7ヶ国語でサービス提供中です。
全国7ヶ所を拠点に地域に合わせたサービスを実施
福利厚生倶楽部の特徴は、全国7ヶ所の拠点で地域に密着したメニューを開発しています。
会報誌は8つのエリアに特化して発行し、地域に合わせたサービスを紹介し、会員サービスを充実させていることがわかります。
福利厚生の悩みのひとつが、地域によって受けられないサービスが出る地域間格差ですが、福利厚生倶楽部では地域に合わせたメニューを提供することで、地域間格差が出ないようにしています。
ライフ制度とリゾート制度でライフスタイルも充実(※3)
福利厚生倶楽部のWebサイトにはたくさんのカテゴリーがありますが、そのなかでも「福利厚生」のメニューには、会員企業の従業員と家族のための支援制度としてライフ制度とリゾート制度があります。
家族との時間やプライベートの時間を大切にしたいという人は、知っているとお得な気分になる制度です。
資格取得でスキルアップ
福利厚生倶楽部では、資格取得のメニューも充実しています。
指定されたスクールへの入会や対象となる資格を取得した際には、お祝いや応援制度の特典も受けられます。
資格取得におけるサポートは、従業員のキャリアを形成するという目的で力を入れている企業も多く、キャリアアップを目指すというのであれば活用したいサービスです。
ファミリー向けのメニューも多い
ライフ制度やリゾート制度にはファミリー向けのメニューも多く、子供の入園や入学時のお祝い制度や3世代での旅行やベビー連れの旅行を応援する制度は、従業員とその家族を大切にするという福利厚生の考えそのものですよね。
住宅購入時やインテリアをまとめ買いした際にもお祝い制度を用意しているので、家族で過ごす時間を大切にしたい人には利用してほしい制度といえます。
子育て中の女性のために、ベビーシッターや保育園の保育料を補助する制度を用意し、働く女性をサポートします。
健康管理もしっかりできる
健康管理は、会社指定の健康診断だけでなく、普段から行いたいですよね。
福利厚生倶楽部では、セルフチェックをしたいという人のために下記のような制度を用意しています。
・女性検診推進制度
・脱メタボお祝い制度
・糖尿病セルフチェック制度
・親子ふれあい支援制度 簡単ピロリ菌チェック
こうした制度を活用することで、病気の早期発見や予防にもつながります。
検診のほかに、スポーツクラブを利用したい人向けのスタート支援制度もあります。
適度な運動は健康管理にもなるので、運動不足を解消したいという人や体調管理をしたい人にはおすすめの制度です。
会員向けコンテンツの特集記事も要チェック!(※4)
Webサイトで目に付くのが特集記事です。
ホテルやレジャーの情報やグルメ、お得な情報の他に、生活に役立つコラムを掲載しライフスタイルをサポートします。
季節限定の情報や新サービスの情報もあるので、チェックは欠かせませんね。
ファイナンシャルプランナーによるお金のコラム(※5)
老後に対する不安がある人や年金や保険について知りたい人に読んでほしいのが、ファイナンシャルプランナーの後藤秀樹さんと水野圭子さんのコラムです。
現在の暮らしに必要なお金や老後にかかるお金についてわかりやすく書かれているので、年金や保険の入門にもなるでしょう。
保険とお金の目安がわかるライフプラン診断(※5)
コンテンツ内にライフプランを診断するツールもあり、今必要なお金と将来かかるお金がわかります。
ライフプランニングについても紹介されていますので、ライフステージに合わせてかかるお金の目安を知ることもできますよ。
月に一度のお得な企画もある(※6)
29日はふくりの日ということで、会員限定、数量限定、期間限定のメニューを用意しサービスを提供しています。
通常料金よりも大幅に割引になるホテルの宿泊や映画のチケットなど会員しか利用できないお得なサービスもあります。
食品や家電の福袋もあるので、ショッピングでも利用できますね。
福利厚生倶楽部は会員制なので安心して利用ができる!
福利厚生倶楽部は、勤務先の会社が契約している福利厚生サービスなので、信頼度も高く安心して利用ができます。
レジャーや宿泊、子育てや介護、資格取得や住宅購入と様々なメニューを提供しているので、ライフスタイルに合わせて利用したいですね。
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