「正社員登用制度」は確実に正社員になれるのか
- カテゴリ名:転職の基礎知識Q&A
やはり、安定という言葉を求めるなら、「正社員」になって働くのが1番安心ですよね?
そこで、求人情報で応募している企業の中で、「正社員登用制度」がある企業がチラホラ見られます。
この「正社員登用制度」、どのくらいの期間働いたら正社員になれるのでしょうか?
「正社員登用制度」とは?
「正社員登用制度」とは契約社員やアルバイトなどの非正社員の雇用形態の労働者が、正社員を目指して働いて、企業からの査定や試験などを受けて、正社員への雇用へ転換する制度のことです。
たとえば契約社員として入社し、1~2年勤務したのち昇格試験などを合格したら正社員になれる、というような場合のことを指します。
正社員になれれば、より責任感のある仕事やポジションにつけるチャンスに恵まれることになったりして、給与や手当ななども上がったりする場合もあります。
「正社員登用制度」は確実に正社員になれるのか?
「正社員登用制度」は、法律で定められているものではなく、各企業が定めているものですので、制度の対象になる条件なども各企業によって異なることはもちろん、企業によって、正社員登用の条件もさまざまです。
ですから、一定期間が経つと、ほぼ全ての人が正社員に登用されるといった場合があったり、登用されることが少ない場合もあるのが実状といえます。
実際、「正社員登用制度」ありと書いてあって、まずは契約社員で入社して、2年経っても社員になれていないということもあったりします。
また、「正社員登用制度」と書いてなくも、正社員登用の実績がある企業も事実です。
1番大切なことは、人事担当者にそれとなく実績をきちんと聞いて、「なぜ自分は、この企業の正社員になりたいのか?」をしっかり考えることが重要です。前例の2年経っても社員になれないということもあるという事実を、入社して2ヶ月後に知ったある人は、そこの会社を退職され、他の社員募集に行かれました。
また、その2年経った方も、理由を聞いたら社員になれる、なれるというけど、なかなかなれないので・・・ということでした。
自分が理想とする生活を手に入れるためには、ときにはその企業を諦めて、他を探すという選択が必要になることもありそうですね。
これを読んでるあなたは、入社して「正社員になれなかった…こんなはずではなかった…」とならないためにも、むやみにその会社で絶対に「正社員登用制度」があるからとガムシャラになるのではなく、冷静に正社員になりたいのか?その企業で、どうしても働きたいのか?を自分のライフスタイルに照らし合わせてみながら、考えられることをおすすめ致します。
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