職場のセクハラは悩みを放置しないことが重要。具体的な解決策とは?

職場のセクハラは悩みを放置しないことが重要。具体的な解決策とは?
rawpixel / Pixabay

セクハラという言葉が広まって、昔のように当たり前にセクハラ行為を受けることは少なくなりました。
ただ、いまだに悪びれずセクハラ行為をしてしまう勘違い上司や取引先も存在しており、誰にも言えずに悩みを抱えている人も少なくありません。
職場におけるセクハラには具体的な解決策がありますので、悩みを放置せずしっかり対処していきましょう。
ここでは、セクハラで悩む人に知ってほしい対処法を紹介します。

 

セクハラが辛いと感じている人に伝えたいこと

セクハラによってどうしようもなく辛い、誰にも相談できずに困っていませんか?
セクハラの悩みは難しい問題ですが、必ず良い方向に進むことができますよ。
まずはセクハラで悩む方にぜひ覚えておいてほしいことをお伝えします。

今は何でもセクハラと言われる時代?

セクハラという言葉が世間に浸透し、多少のことでもセクハラと言われる風潮そのものに苦言を呈する人もいますよね。
確かに、セクハラをする側にしてみれば、そんなつもりがないのに何でもセクハラと言われてしまえば、会話一つできないと感じるかもしれません。
しかし、相手が業務上のやり取りや指示を普通にやってさえいてくれれば、セクハラと感じることなど通常はありません。
やはりどこかに不快感を持つ言動があるからセクハラになるのであって、何でもかんでもセクハラと指摘しているわけではないのです。
「今は何でもセクハラと言われてしまう時代だよね。」という言葉一つで、本当に苦しんでいる人が誰にも悩みを言えなくなってしまうのは非常に残念。
上司や取引先からされて不快に思ったら、それはセクハラなのだと主張していいのです。

一人で悩みを抱え込んでも解決しない

セクハラの問題はデリケートですし、相手側が仕事上高い立場にいることが多いため、手が打てないと思うこともあるでしょう。
しかし、今は匿名で相談できる場所が多数ありますし、セクハラ問題について世間は厳しい目を持っています。
一人で悩みを抱えていても自分自身が辛くなり、悩みも解決しないといいことはありません。
ぜひ抱え込まずに誰かに相談することから始めましょう。

無視しても相手には伝わらない

「相手にしても無駄」「自分が我慢していれば済む」と、無視を決め込むのは危険です。
無視すればセクハラ言動を拒否しなかったと思われてしまい、エスカレートすることも。
大人の対応を心がけたい気持ちはよくわかりますが、無視しても何も解決しません。
騒ぎ立てるのではなく、冷静に対処することこそ大切です。

自己否定感情を捨てよう

セクハラに悩む人の中には、相手が悪いにもかかわらず自分を責めてしまうなど、自己否定感情をもつケースがあります。
自分が笑顔で優しく接してしまったから、飲み会の席でお酒をついだから勘違いされてしまったなど、自分側に原因があると思うことも。
実際のところ、個人間や男女の間ではセクハラ行為のボーダーラインには「ずれ」があって、セクハラする方は気づかずしていることも多いもの。
ただし、だからと言って嫌な思いをした方が悪いということはありません。
自分を責めることで相手に不快感を伝えられなくなる、それこそが問題になりますので、自分を裁くことはやめましょう。

 

セクハラに悩んだら具体的にすべきこと

セクハラされて不快に感じたら、具体的には何をするべきでしょうか。
ここでは、セクハラ行為への対策方法を紹介します。

自分がされて嫌だったことを書き出していく

セクハラは男女問わず起こり得る問題ですが、特に女性の場合は感情的になりやすいため、誰かに相談するにしても、事実を整理して伝えることが苦手な傾向にあります。
そうなると、相談された相手側も、具体的な解決策を提案することが難しくなるでしょう。
起きた事実と自分の感情を整理して伝えるには、まず紙に書くことが大事。
視覚化することで何が嫌だったのかが明確になり、具体的な行動につながりやすくなります。

最終的に相手を訴えるほどの事態に発展した場合、相手の言動や日付、周りにいた人などをこと細かく書いておくことで証拠になることも。
誰かに相談する際に感情的になってしまっても、紙に書いた内容を読めばいいのだと思っておきましょう。

嫌なことは伝えてみる

セクハラをする人の多くは悪気なく行っていて、セクハラ行為だと認識していません。
された側が不快に感じればセクハラになってしまうので、「その言動は私にとって嫌な行為です。」とわかってもらうことが大切です。
職場での人間関係を悪化させないためにも、いきなり怒鳴ったり泣くのではなく、まずは怒らなくていいのではっきりと「やめてください。」と言いましょう。
それでもやめてくれなければ不快感を露わにして完全拒否。
ここまでで大抵の人は自分の言動に気づきます。

相手の話にすり替えるワザを身につける

たまに会う上司や飲み会の席でだけセクハラ行為をしてくる人など、今だけセクハラをかわしたいと思うことがありますよね。
例え1回だろうとセクハラはもちろん問題ですが、できるだけ穏便に済ませたいと思う人も多いでしょう。

何か嫌なことを言われたら、その内容に真面目に答えるのではなく、相手の話にすり替えてみるのが手。
例えば「彼氏とはうまくいってるの?」などと聞かれて不快に感じたら、「〇〇さんはご結婚されていて幸せそうですよね。奥様の得意料理は何ですか?」など、こちらから質問を投げかけてみます。
特に自分の妻の話を振られるとノリが悪くなる人もいて、いつのまにか全く別の話になることも。
上手にその場の話題を方向転換できれば撃退成功です。

信頼のおける上司に相談する

自分で工夫してもセクハラ行為が続いてしまった場合は、いよいよ誰かに相談する必要がでてきます。
家族や友人でもいいのですが、職場の状況がわからないため、話を聞いてくれることはできても解決策を提示するのが難しいでしょう。
具体的に何かをしてほしい場合は、職場の人、それもしっかり解決に向けて動いてくれる人がいいですね。
口が堅くて信頼できる上司やチームリーダーがいれば相談してみましょう。

企業内の匿名窓口や労働組合を頼る

それなりに規模が大きい企業であれば、外部の専門家に相談できる匿名窓口や労働組合があります。
セクハラは労働問題でよくあることなので、具体的な対処法などを教えてくれるでしょう。
匿名であれば相談しやすいですし、専門知識がある人に話を聞いてもらうだけでも安心感につながります。

公的機関の無料相談窓口を利用する

企業内に相談窓口がない場合、労働基準監督署などにも相談窓口があります。
直接行くこともできますが、電話やメールなどで相談することも可能。
公的機関なので費用をかけずに相談することができるのがメリットです。
お金がかかる専門家より、まずは公的機関を検討すべきでしょう。

最終手段は弁護士などの専門家

どうしても相手を直接訴えたいというほどの事態に発展した場合、最終的には弁護士などの専門家にお金を払って対処してもらう方法もあります。
ただ、セクハラ問題は証拠がなければ立証が難しい面もあり、依頼を受けてくれるかどうかは分かりません。
お金がかかるのもネックになりますので、あくまでも最終手段として捉えておきましょう。
弁護士などでも限定の無料相談を受けていることがあるので、法テラスなどに聞いてみてもいいですね。

 

セクハラには対処法がある!一人で悩むのはもうやめよう

セクハラに対して世間の目は厳しくなったとはいえ、セクハラを我慢して毎日辛い思いをする、我慢できずに会社を辞めてしまうなど、セクハラ問題で悩む人が多くいます。
中にはトラウマになってしまって、会社を辞めたいまでも辛い感情を持っている人も。
そうならないためには、我慢して一人で悩まず誰かに相談することが大切です。
セクハラにはさまざまな対処法がありますので覚えておきましょう。

 

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