派遣会社とは?特徴と地域別のおすすめ会社を解説
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派遣会社とは何?派遣会社を活用する方法とは?
派遣会社に登録する意味はあるの?
この記事では、そんな疑問を持つ方に向け、派遣会社の意味やその活用法について細かく解説します。
目次
- 1 派遣会社のおすすめランキングとは?
- 2 東京でおすすめの派遣会社とは
- 3 大阪でおすすめの派遣会社とは
- 4 福岡でおすすめの派遣会社とは
- 5 名古屋でおすすめの派遣会社とは
- 6 札幌でおすすめの派遣会社とは
- 7 英語に強い派遣会社とは?
- 8 高校生におすすめの派遣会社とは?
- 9 派遣会社とは?
- 10 派遣会社の仕組みとは?
- 11 おすすめできる派遣会社の特徴とは?
- 12 派遣会社の大手とは?
- 13 評判の悪い派遣会社の特徴とは
- 14 派遣会社への登録の流れとは
- 15 派遣会社の面接の服装とは?
- 16 派遣会社の面接での注意点とは?
- 17 派遣会社に出す履歴書とは?
- 18 派遣会社を複数登録した方が良い理由とは?
- 19 派遣会社の掛け持ちとは?
- 20 派遣会社の正社員になることとは
- 21 派遣会社を設立するには?
- 22 派遣会社にエントリーする時の注意点とは?
- 23 派遣会社のマージン率や取り分とは?
- 24 人材派遣会社の営業とは?
派遣会社のおすすめランキングとは?
ここでは、派遣会社の総合おすすめランキングを紹介。なお、1社に絞るのでなく、2~3社以上登録して自分にあった案件を探せる体制を作るのが標準的なので、迷ったら複数登録しておきましょう。
総合的に判断しておすすめな派遣会社には、
- スタッフサービス(求人数が多い・リクルートグーループ運営)
- テンプスタッフ(人材派遣会社で売り上げNo1・歴史が古い・スタッフを大切にする)
- パソナ(スタッフを大切に)
- リクルートスタッフィングリクルートスタッフィング(質が高い)
- アデコ(世界展開企業 世界1位の人材派遣会社・全国に案件あり)
- ヒューマンリソシア(教育に強み・スタッフのスキルアップ講座)
などがあります。
また厚生労働省が、優良な派遣会社を認定する「優良派遣事業者認定制度」を設けていますので参考にしてみてください。
参考優良派遣認定事業者一覧
東京でおすすめの派遣会社とは
の3社がおすすめです。
スタッフサービスは、渋谷、品川、銀座、新宿、丸の内などにオフィスが存在します。都内からはアクセスしやすいです。全国に案件が多いですが、とくに都内は多いです。テンプスタッフィングは、東京23区内、区外問わず20以上の登録所があるので、東京都在住の方には便利です。福利厚生が充実していことが強みです。
リクルートスタッフィングは、東京で事務職に就職したい場合におすすめです。東京にも数多く事務の求人があります。
大阪でおすすめの派遣会社とは
おすすめなのは、以下の3つの派遣会社です。
高槻、堺、大阪、難波、千里中央、神戸などに登録できる場所やオフィスを抱え、大阪府民でも利用しやすいです。
スタッフサービスメディカルは、医療や看護系に強い派遣会社です。大阪近くだと、梅田、堺、難波にオフィスがあります。未経験者の内55%が就業に成功している実績が強みです。
セントメディアは、大阪、天王寺、堺にオフィスがあります。コールセンターや販売系に強い派遣会社です。大阪では介護系求人が多めで、求人全体の65.1%を占めます。
福岡でおすすめの派遣会社とは
がおすすめの派遣会社です。スタッフサービスの事務所は、福岡市役所の近くにあります。
事務(OA/データ入力)を中心に幅広く職種があるのが強みです。福岡での求人数は2300件にのぼり、福岡トップを誇ります。
テンプスタッフの事務所は西鉄福岡に近くにあります。求人件数は614件で、福岡では2位を誇ります。
パソナの福岡での求人件数は446件です。博多駅の近くに登録所があります。
名古屋でおすすめの派遣会社とは
テンプスタッフは名古屋で約1,200件の派遣求人があります。ホットスタッフも地域密着型営業を得意とする派遣会社としておすすめです。ブレイブ介護士も名古屋に事務所があります。プレイブ弁護士は就業が終わってすぐに給料が受け取れる「速払い」、週ごとにもらえる「週払い」制度があります。
札幌でおすすめの派遣会社とは
がおすすめです。いずれも札幌に事務所があります。大手の人材派遣会社は札幌にあまり案件がない場合もあり、地域に特化している上記の案件が望ましいと言えます。
英語に強い派遣会社とは?
英語に強い派遣会社には、以下の3つがあります。
まずマンパワーですが、独自のマンパワー独自のビジネス英語講座や各種提携プログラムがあり、英語を活用した仕事への後押しを行っています。英文事務、貿易事務、翻訳事務や金融事務、セクレタリーやIT・エンジニアなどがあります。英文事務は166件、貿易事務は66件、翻訳通訳は36件、金融事務は3件、秘書×英語力の求人が47件、IT・エンジニアの英語を活用する職が71件の募集がありました。(2018年9月14日現在)
パーソルテンプスタッフの場合、TOEIC(R)500点以上、600点以上…などとレベル別に、どのような職種や業界で仕事をすることが可能かが分かりやすく細分化されています。通訳・翻訳の仕事もあります。パーソルテンプスタッフ通訳翻訳チームがあり、翻訳や通訳の実務経験1年以上、TOEIC900点以上で所属することも可能です。
アデコでも、英語を使う案件が数多く用意されています。スピーキングが苦手でも英文事務などの仕事もあります。初級レベル、TOEIC600点以上、700点以上…など、こちらもレベル別に検索ができます。
高校生におすすめの派遣会社とは?
一般的には、18歳以下の派遣での登録はできません。したがって、高校生は派遣での登録はできないということになります。
派遣会社の代わりに、日雇いや長期、短期のアルバイトを探してみましょう。意外に高校生でも割の良い仕事はあると思われます。
派遣会社とは?
派遣とは、派遣会社と雇用契約を結び、派遣会社の派遣社員として派遣先企業で勤務する勤務形態を指します。派遣社員という意味の派遣ではない場合、「ある使命をもっておもむかせること」という意味もあります。
使命を持って赴く、といういう点では、派遣社員も同様です。
派遣会社の仕組みとは?
派遣会社とは、人材派遣会社を指します。人材派遣会社とは、多くの人材に登録してもらい、人材を必要とする企業のニーズに合った「人材」を「派遣」する会社です。派遣される人材は、派遣先の企業でなく派遣会社に雇用されます。給与の支払いも派遣会社から行われます。
派遣会社が斡旋する仕事は事務職が中心でしたが、専門職、技術者、工場作業員など様々な分野で派遣人材を活用するケースが増えています。派遣会社の活用が進んでいるのです。
おすすめできる派遣会社の特徴とは?
派遣会社を選ぶ歳の基準は、以下の点をおさえておきましょう。
- 自分が行いたい仕事の案件がある
- 設立から年数が経過している
- 福利厚生
- 研修制度
- 派遣スタッフへのフォローがあるか
- 登録場所が近くにあるか・交通の便が良いか
まず、自分が行いたい案件が充実しているところを選びましょう。案件を調べてみるとよいでしょう。次に、設立から年数がたっているかですが、数年経過していると、ある程度信用のおける会社で、運営の仕組みも整っていると言えます。
福利厚生や研修制度も大切です。安心して、スキルアップし前向きに働き続けることができるための大切な判断材料になります。
また派遣登録会や説明会などは派遣会社へ行く必要があり、自宅から行ける場所にあると便利です。案件で応募できる勤務先も、自宅から通いやすいところがたくさんある派遣先を選びましょう。
派遣会社の大手とは?
大手の派遣会社は、以下の6つがあります。
大手のメリットは、やはり求人数の多さや社員の信用性にあります。
評判の悪い派遣会社の特徴とは
評判の悪い派遣会社の場合、
- 釣り案件で釣り実際は全く別の案件を勧められる
- 給与がきちんと支払われない
- 給料が遅れる
- 社会保険に入れさせてもらえない
- 突然が契約が終わる
- 担当者が信頼できない
- 給与や書類のミスが多い
- 派遣先が中小企業ばかり
などの特徴があります。ブラックな派遣会社のにおいがしたら、違う派遣会社への変更を考えてみると良いでしょう。
派遣会社への登録の流れとは
登録への流れの一例は、以下のようになります。
- 登録会への予約
- 派遣のしくみについて説明
- プロフィールの登録
- スキルチェック
- 面談
- 仕事の紹介
順に詳しく解説します。
派遣会社の登録会への予約
まずは、登録会へ予約しましょう。気になる派遣会社を見つけ、複数登録してみましょう。登録は各派遣会社のHPから行うことができます。
登録会へ行くと、まずは説明を受けます。派遣の仕組み、仕事上の注意、社会保険や福利厚生などです。
派遣会社のプロフィールの登録
続けてプロフォールの登録を行います。事前に行っておくように、と指示される可能性もあります。一例として、URLにアクセスして専用フォームやサイトから登録する場合があります。
プロフィールには、希望の職種や業種も登録します。
派遣会社によるスキルチェック
仕事で必要なスキルのチェックが行われます。といっても、それほど身構える必要もありません。基本的には、PCの基本操作が問題なく行えるかというテストを行う派遣会社が多めです。
希望する職種によっても、スキルチェックのやり方は異なります。たとえば、語学チェックが行われる場合もあります。
派遣会社による面談
この面談は派遣会社への登録を判断される採用面接ではなく、派遣会社での希望する職務内容や要望などを伝える場です。派遣会社のキャリアコーディネーターと1対1で実施されます。
面談が終わると登録完了となります。
しかし、中には面接なしで採用する会社もあるとか…
派遣会社によるお仕事紹介
登録会当日に仕事紹介をされる場合もあれば、後日になることもあります。即答は必要ないので、考えた上で自分の条件にあったと判断した上で就業すると返事をしましょう。
派遣会社の面接の服装とは?
派遣会社の面接に行く服装は、オフィスカジュアル、もしくはスーツにしましょう。派遣会社が「この人なら安心してご紹介できる」と思えるように、ビジネスシーンをわきまえた服装で面接へ行きましょう。
派遣会社の面接での注意点とは?
派遣会社での登録会のときにコーディネーターと話す面接では、人柄チェックが行われています。その後も電話対応などでチェックは続きます。このチェックですが、意外に細かく、厳しく見られています。
ビジネスマナーをわきまえた社会人としての対応をアピールできないと、良い派遣先を紹介してもらえないことになります。
派遣会社に出す履歴書とは?
派遣会社に登録する際の履歴書に志望動機は不要です。その理由は、働く会社が派遣会社ではないため、志望動機が機能しないためです。
履歴書の志望動機を空欄で持っていくのが気になるという人は、自己PRを記載しましょう。
派遣会社は、「派遣先が求めている人材とマッチしているか」を見ています。自分が派遣先で従事する仕事で活躍できるということを伝えられるようにしましょう。
派遣先の企業は、派遣会社へ履歴書等の提出を求めることは不可となっています。
派遣会社を複数登録した方が良い理由とは?
派遣会社は複数登録しておきましょう。理由は、自分にあった派遣先を見つけやすくするためです。求人案件はたくさんありますが、多くの派遣会社に登録しておく方が、自身の選択の幅が広がります。
とはいえ、あまり多すぎるのも登録や管理が大変なので、2~3社が目安でしょう。
派遣会社の掛け持ちとは?
仕事を掛け持ちして稼ぎたい場合もあるでしょう。その場合は、同じ派遣会社で複数の案件を掛け持ちするより、複数の異なる派遣会社を掛け持ちする方がおすすめです。
その理由は、労働時間が1日8時間・1週間40時間を越えると、雇用主は割増賃金を支払わなくてはならないと決められているためです。そのため、派遣会社は週40時間を超えて複数の登録をさせることをそれほどさせないと思われます。
派遣会社の正社員になることとは
正社員型派遣は登録型派遣に比べてメリットが多くなっています。派遣といえど正社員扱いのため、安定的に仕事を得ることができますし、交通費やボーナスなどももらえることがあります。
具体的なメリットとしては、以下の点があります。
- 通常の派遣に比べて安定的
- 交通費の支給
- ボーナスがある場合もある
- 福利厚生が比較的優れている
- 正規雇用なので社会的信用もある
- 3年制限がない
正社員という社会的信用を獲得できるのは大きな利点です。また登録型派遣の場合、同じ会社で同じ業務をするのは3年が上限ですが、正社員の場合は期間限定は適当外です。
派遣会社を設立するには?
派遣会社を設立するときには、まず講習を受ける必要があります。
人材派遣会社の場合には「派遣元責任者講習」を
職業紹介会社の場合には「職業紹介責任者講習」を受講しましょう。
「派遣元責任者講習」「職業紹介責任者講習」の予約待ちにより待たされることもあるので注意が必要です。
講習を受けるのも大切ですが、資本金の準備も求められます。人材派遣会社を設立する場合の資本金は2千万円(以上)、職業紹介会社を設立する場合の資本金は5百万円(以上)用意する必要があります。
これらが済んだら、会社設立登記・各官公署届出・派遣業許可、紹介業許可申請を行いましょう。
会社設立登記は会社名、場所、事業目的、決算期などを決めて申請します。各官公署届出は、税務関係、社会保険・労務関係、派遣業許可、紹介業許可申請を行います。
派遣元責任者講習の日程については、厚生労働省のホームページで調べられます。
派遣元責任者講習についての記事もまとめてあるので、参考にどうぞ!
参考派遣元責任者講習とは?
派遣会社にエントリーする時の注意点とは?
エントリーする場合の注意点は以下の通りです。
- 仕事が早期募集終了になる場合がある
- 連絡がこない場合は派遣会社に連絡する
- エントリー後のキャンセルや訂正は派遣会社に連絡する
人気の仕事は早めに募集終了の場合もあり、応募は急いだほうが良いでしょう。また、選考スケジュールの関係から1週間~2週間の期間を経て連絡される場合もあります。ですが不安な場合は問い合わせてもよいでしょう。
派遣会社のマージン率や取り分とは?
派遣会社のマージンとは、派遣先の給与のうち、派遣会社に支払われる分の給与を指します。派遣会社から契約者に支払われる金額は、その派遣会社に支払われる分が差し引かれた分となります。
派遣会社のマージン率は、20%~40%であることが多いです。IT業界では40%程度、事務やクリエイティブ、放送は25%から30%程度です。ですから、日給7000円の給与を派遣社員が得た場合、派遣会社に3000円~4000円程度は支払われていると考えてよいでしょう。
人材派遣会社の営業とは?
派遣会社は、新規派遣先を獲得すべく、営業を行っています。この営業が優秀な派遣会社は成長し、求人数の多さにつながっていくのです。
したがって、営業が優秀ではない派遣会社の場合、求人案件が少ないということになります。
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