出産を機に退職、転職回数に含むか否か
- カテゴリ名:転職の基礎知識Q&A
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赤ちゃんを育てながら会社へ通うことは大変です。
そこで、結婚して出産をしたら、それを機会に会社を退職される方もいらっしゃいます。
しかし、子供が大きくなって、手が離れるようになると、また社会復帰する女性も多いですね。
その時の会社に勤めようと思って、出産退職は転職回数にカウントされるのでしょうか?
転職回数の数え方について
通常、転職回数の数え方は、雇用主が変わるごとに、転職回数として数えられます。
ただし、最初の企業をカウントしません。つまり、「在籍社数-1」として、2社目から「1回」としてカウントすることが通常のならわしになっています。
妊娠・出産を理由に退職した場合も転職回数に含めるのですか?
女性が社会で活躍する職場がたくさん増えてきました。
とはいっても、「実績や経験、周囲からの理解はまだまだこれから」の部分もあるようです。
出産して、会社を続けるか否かを考える時期がありますが、育休休暇も、産後休暇8週間を含めて最大1年間とれるとはいえ、1度会社を辞める方もいらっしゃいます。
しかし、お子さんが大きくなるにつれ、家庭の事情などの環境により、仕事を探される方も少なくありません。そのようなとき、常識として、転職回数は少なくありたいものです。
妊娠や出産のときなどは、「転職」が目的ではないのですが、退職された方の場合は、雇用先が変わって職歴があることになります。
そのため、理由に関わらず転職回数1回としてカウントしましょう。
転職回数は、雇用先が変わるかどうかで判断されることになります。
転職回数が多い場合は、不利にならないよう理由を明確に!
転職回数が多い場合は、転職理由が「体調不良」、「労働条件が希望と異なっていた」、「人間関係に不満があったから」といったネガティブな理由でない方が望ましいのですが、もしそうであれば、面接時に、採用者が納得できるような一貫性のあるストーリーで、明確な理由が伝えられるようにできるといいでしょう。
もちろん、出産による体調不良などの退職理由は、不利に働きませんので安心してください。
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