営業事務と一般事務の違いとは
- カテゴリ名:転職の基礎知識Q&A
リクルートキャリアが発表したリクルートキャリアが発表した転職求人倍率(2016年9月)は1.79倍と高い水準を維持。しかしながら、これだけ求人倍率が上昇しても、1.0を超えない仕事もいくつかあります。その中で、2016年4月の「オフィスワーク=事務職」の転職求人倍率は0.44倍といいますから、事務職を希望する人が多い人気の職種であることが伺えます。
一生働くことや体力面を考え、長く地道に続けられそうなことから、上位校の女子大生がオフィスワークを希望されるなど人気なようです。一生働く職場として、出産・育児の両立を考えて、長い目でみている賢い女性の選択の結果の表れと言えます。
この事務系と言われる職種には、さまざまな種類がありますが、代表的な営業事務と一般事務の違いについて説明したいと思います。
営業事務の仕事内容
営業事務の仕事内容もその業種によってさまざまですが、代表的な主な仕事内容は、商品やサービスの見積書・請求書の作成から、受発注などの伝票作成までとサービスの一連の流れを把握しなければできない仕事が主に中心になります。さらに、各期末の在庫や納期の管理、請求書作成後の出入金管理や売り上げ伝票の作成など、各顧客のスケジュール管理に関わる事務作業全般を指すことが多いです。
この他、営業マンのサポートとして、他部門へのプレゼンテーションの会議資料作成などもあります。
これらの仕事をこなすには、文書作成などのワードスキルや四則演算や基礎関数等の基本的なエクセルスキルといった他に、パワーポイントでのプレゼン資料作成などの多岐に渡るPCスキルを求められることが多くなります。
もちろん、規模の小さい企業では、一般事務の雑多な仕事も同時に任せられることも多いのが現状です。
一般事務の仕事内容
一般事務が行う仕事内容は、職場や業界によって実にさまざまあります。例えば、総務などの部署であれば、来客応対・電話対応や社員の健康診断などの福利厚生や事務用品など雑多な仕事や、規模の小さい企業であれば、経理の出金管理や人事での事務業務まで幅広く対応している場合も多いので縁の下の力持ち的存在といえるでしょう。
以前は別途情報処理などとして専門のOA事務のお仕事も、昨今では一般事務の仕事の範疇に加えられている企業が当たり前になってきました。そのため、パソコンでの文書管理、備品管理、資料作成、データ集計やファイリングなどの業務もある場合もあります。
そのためのスキルとしては、ワードやエクセルといった基本的なPCスキルが求められることが少なくありません。
営業事務と一般事務の違い
一般事務は、社内での円滑なコミュニケーションスキルと黙々と事務処理をする生真面目さが大事です。
営業事務は、顧客先に出かけられていることの多い営業に代わって、顧客や現場の調整などの仕事もありますので、ホスピタリティがあり、サポート好きな方に向いている職種と言えるでしょう。
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