茶色はNG?!書類選考で知っておきたい封筒のマナー
- カテゴリ名:書類選考・面接対策
- 投稿日:
応募書類は、封筒に入れて提出するのがマナーですよね。
この封筒、「茶色だと不合格!」なんて噂もありますが、実際はどうなのでしょうか。
書類選考で役に立つ、封筒に関するマナーを紹介します。
目次
封筒は何色にすべき?書類選考の基本マナー「封筒の色」編
選考に関するうわさはいろいろありますが、書類選考に関しては「茶封筒は不合格!」なんてものを聞いたことはありませんか?
実際に封筒の色は選考に関係あるのでしょうか。
まずは封筒の「色」に関するマナーから紹介しましょう。
「茶封筒=不合格」ではない
結論から言うと、茶封筒で応募書類を提出したからといって、それだけで不合格になることはまずありません。
以前は、茶封筒はマナー違反という話もありましたが、最近では色だけを理由にマナーやモラルを問うようなことはあまり聞かれなくなっています。
ただ、茶封筒には薄くて破れやすいものが多いので、郵送途中に端が曲がったり細かい切れ目が入ったりする懸念はあります。
できるだけきれいな状態で提出するには、茶封筒は避けた方が良いということは覚えておきましょう。
白い封筒がベター
書類選考の応募に使用される封筒で最も多いのは、白い無地の封筒です。
茶封筒よりも紙質がしっかりしているものが多く、白い色が持つイメージからも「きっちり」しているという印象を持たれやすいことも理由のようです。
また、採用担当者に届く郵便は、応募書類だけではありません。
他の郵便物と区別するために、白い封筒を使用したほうがよいという意見もあります。
そのため、新たに封筒を手配する予定であれば、白い封筒を購入されることをおすすめします。
大きさのポイントは?書類選考の基本マナー「封筒のサイズ」編
書類選考に使用する封筒は、色だけでなく、その大きさにも注意したいもの。
封筒を選ぶ際に気を付けたい、大きさのポイントを紹介します。
履歴書についてくる封筒はNG!
市販の履歴書を購入すると、白い長封筒がついてきますよね。
この封筒、就職活動や転職活動には不向きです。
就職活動や転職活動では、履歴書だけでなく添え状や職務経歴書など複数の用紙を同封します。
その際、幾重にも折り曲げて入れる長封筒では、パンパンに膨らんで不格好になってしまいます。
さらに封筒から出した際に、折り目のせいで、細部が読みにくかったり、ファイリングして管理がしにくかったりと、人事にとっては手間がかかるのです。
身だしなみ同様、すっきりした第一印象を持ってもらうためには、封筒もすっきりした状態で送付するのが理想です。
折らずに入るサイズがベスト!
先述したような理由から、応募書類を郵送する際は、折らずに封入できるサイズの封筒を選ぶのがマナーです。
市販の履歴書は中央で二つ折りにする様式が多く、中央で折った状態でA4もしくはB5サイズというのが一般的。
このA4サイズがすんなり入るサイズというと、角2号の封筒がおすすめです。
仮に、B5の履歴書を選んだ場合でも、少し大きめの角2号の封筒で問題ないでしょう。
添え状などを同封するとなると、A4が入るサイズが何かと便利です。
封入時はクリアファイルがおすすめ
折り目を付けずに人事担当者の手元に届けることを考えると、応募書類はクリアファイルに入れた上で封入するのがおすすめです。
郵送途中に角が折れ曲がるなどするのを防ぐことができます。
添え状を一番上にした状態で重ねて、クリアファイルに入れておきましょう。
書類選考、郵送で提出する際に気を付けたいこと
応募書類は、直接企業に提出するよりは、郵送するのが一般的です。
郵送の際に必要なマナーもしっかりとおさえておきましょう。
住所は都道府県からきっちりと
表書きの住所は、面倒に感じても都道府県から書き始めるのがマナーです。
加えて、できる限り省略せずに書くのもマナーですので、「2-5-30」という書き方ではなく「2丁目5番地30号」とします。
また、ビル名やフロアの階数まで、省略せずに間違いがないように記載しましょう。
あて名は改行にも要注意
企業名・部署名・担当者名は、それぞれ行を変えて書くのがマナーです。
まず、企業名を正式名称で書き、改行して少し下げた位置から部署名を記載します。
さらに改行し、担当者名、あるいは「採用ご担当者様」とするのが一般的です。
部署名に「御中」とする形であて名としても問題はありません。
なお、あて名は、住所よりも少し大きめの字で書くことを意識しておくと、バランスが良くなります。
字の大きさにも注意してみてくださいね。
左端に「応募書類在中」と記載する
応募書類を送付する際は、あて名の左側に「応募書類在中」と記載するのが一般的です。
この際、朱書きにして、全体を四角く囲みましょう。
市販の履歴書に添付してある長封筒と同じようなイメージで記載するとよいですよ。
応募書類であることが一目で分かるので、人事担当者も優先して対応しやすくなります。
差出人も忘れずに!
応募書類を送付する際は、封筒の裏面に差出人を記載するのがマナーです。
郵便番号、住所、氏名を記載しましょう。
もし、何らかの事情で郵送ができずに手元に差し戻される場合などにも有効です。
ポスト投函よりも窓口がおすすめ
さて、書類の準備ができたら「切手を貼って、ポストに投函するのみ!」と思うかもしれませんが、書類選考ではポストへの投函はあまりおすすめできる方法ではありません。
応募書類を送付する際は、郵便局の窓口で重さを図ってもらい、正確な金額の切手を貼ったほうが確実です。
その際、普通郵便でも、いつ頃届くかの目安を教えてもらえるので、スケジュール管理にも便利ですね。
「確実に届いたか知りたい」という場合は、配達証明の郵送も可能ですので、あわせて相談してみてください。
郵送じゃない場合でも、あて名は必須
郵送するだけでなく、応募書類を直接持参することもあります。
持参する際は、当然切手や住所は不要です。
そのため、できれば郵便番号欄のない、無地の封筒を選ぶようにしましょう。
一方で、持参する場合でもあて名は記載するのがマナーです。
企業名、部署名、分かる場合は担当者名まで明記した封筒に入れて、持参しましょう。
封筒は相手への配慮のあらわれ
書類選考に使用する封筒は、書類を折らずに封入できる白色のものがおすすめ。
封筒の色はさておき、書類に折り目がないことは、企業に対する配慮でもあります。
履歴書が折り目だらけで読みにくければ、十分に目を通してもらえないかもしれませんよね。
最低限の配慮として、封筒のマナーをおさえて書類選考に挑みましょう。
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