派遣社員の職務経歴書!正社員になるための書き方とは?

派遣社員の職務経歴書!正社員になるための書き方とは?
tobyherrmann / Pixabay

「職務経歴書」は、転職活動において非常に重要な意味を持ちます。

特に派遣社員の方は、職務経歴書の書き方しだいで、今までの経歴を効果的にアピールできるかどうかが変わるといっても過言ではありません。

しかし、いざ転職活動を始めてから、「職務経歴書」の存在を知った方もいるでしょう。
そんな人のために、履歴書との違いから、派遣社員にありがちな疑問まで、職務経歴書の書き方を具体的に解説します。

 

職務経歴書とは?

職務経歴書は、あなたのこれまでのキャリアを企業に説明するための書類です。
あなたが今までどんな会社で働いてきて、何を得て、どんなことを感じ、それをどう活かせるのかを書く必要があります。

そのため、職務経歴書に書くべき内容は

  • 今まで勤めた企業名
  • そこでの配属や業務内容
  • 業務の実績や成果
  • 自分が持っていスキルや資格

だけでなく、

  • 自己PR
  • 志望動機

など、多岐に渡ります。

「職務経歴書」と「履歴書」の違い

書く内容からすると、履歴書とあまり変わらないようですが、「職務経歴書」と「履歴書」は何が違うのでしょうか。

大きな違いの一つは、「決まった形式があるかどうか」です。

「履歴書」にはある程度決まった形式があります。
そのため、履歴書を書く場合は「最低限求められた情報」を端的に・丁寧に書けばよいのです。

しかし、「職務経歴書」には決まった形式がありません。
そのため、職務経歴書を書く場合、どうすれば効果的に自分のキャリアをアピールを考えて工夫する必要があります。

派遣社員に職務経歴書は必要?

では、派遣社員に「職務経歴書」は必要なのでしょうか。

必要です。
むしろ、派遣社員だからこそ職務経歴書が重要だと言ってもいいでしょう。

履歴書と異なり、職務経歴書は書き方で「相手に与える印象」が大きく変わります。
そのため、正社員に比べて経験が薄く見られがちな派遣社員こそ、自分が培ったスキルや経験をアピールできる職務経歴書が重要なのです。

職務経歴書で伝えること(職務経歴書の重要性)

職務経歴書を書く上で、最も重要なのは「相手企業に自分の価値を理解させること」です。
つまり、今までの経歴をただ並べるだけでは意味がありません。

どのような思いで業務にあたり、どのような行動を起こし、どのような結果を出したのかを具体的に書きましょう。
今までの職歴やスキルが、相手企業にとって役に立つと思わせるように書くことが重要なのです。

それさえできれば、派遣社員でも正社員でも関係ありません。
絶対に「職務経歴書」はプラスになります。

 

派遣社員の「職務経歴書」の書き

具体的に、職務経歴書の書き方を解説していきます。

職務経歴書の基本

先ほども言った通り、職務経歴書に決まった形式はありません。
自分の書きやすいように書くことができます。

しかし、相手が読みやすい形式というのは存在します。
ここでは、基本的な二つの書き方を見ていきましょう。

時系列に沿って職務経歴書を書く「編年式」

一つ目の書き方は、今までの職歴を時系列に沿って書いていく「編年式」です。
◯年◯月を見出しにして、最初の入社から退職、現在に至るまでの経歴を書いていきます。

深く考えずに書きやすく、見る側も経緯がわかりやすいのが特徴です。
職務経歴が複雑でなく、同業種でキャリアを歩んできたような方におすすめの書き方と言えますね。

ただし、同時に複数の業務に関わったり、異業種への転職が多かった方などは、アピールポイントのわかりにくい内容になってしまいます。
その場合は、次の「キャリア式」で書くといいでしょう。

仕事別に職務経歴書を書く「キャリア式」

「キャリア式」は、職種や業務別にまとめていく書き方です。
様々な業種・職種に挑戦した方や、複数の業務を同時にこなしていた人、転職回数が多い人におすすめと言えます。

自分でアピールしたい職歴を決められるのもポイントです。
編年式では煩雑になってしまうと感じた場合は、キャリア式で見やすくまとめるといいでしょう。
また、職歴に空白期間(ブランク)が合っても一目でわかりにくい、というメリットもあります。

今までの派遣経歴に合わせて使い分けよう!

編年式で書く人のほうが多いようですが、どちらがいいとは一概には言い切れません。

重要なのは、相手企業の人事が見やすいかどうかです。
今までの派遣経歴に合わせて、見やすい書き方を選びましょう。

「キャリア式」でアピールポイントを目立たせて、簡単な「編年式」の職歴も付け加えるという方法もおすすめです。

 

派遣社員が「職務経歴書」を書く時の注意点

職務経歴書の基本的な書き方は理解できたと思います。
ここでは、派遣社員が「職務経歴書」を書く時に気になるであろう疑問に対して、具体的に答えていきたいと思います。

派遣で働いてきた期間は「職務経歴書」にどう書く?

まず、派遣元と派遣先の書き方ですが、「勤務先に派遣元会社」「職務内容に派遣先会社」を書きます。
職務内容の欄には「派遣先会社」だけでなく「勤務期間」「業務内容」も書きましょう。

派遣元の会社が変わった時は、その派遣会社での派遣先をまた別にまとめて書きます

派遣先企業を明かせない契約をしている時は?

ただし、派遣会社との契約によっては、派遣先会社を明かせないようになっている場合があります。
その場合、派遣先を具体的に書く必要はありません。

ただし、企業名を伏せる場合でも、どんな仕事をしていたのかは分かるようにしましょう。
職種や業務内容だけでなく、会社の規模や事業についても書いておけば、企業名がわからなくても相手がイメージしやすくなるかもしれません。

転職回数が多すぎ、期間が短すぎなんだけど省いてもいい?

気持ちはわかりますが、少しでも在籍した会社は全て書きましょう。
経歴詐称になる可能性があります。
正直に書いた結果、転職回数が多すぎると感じる場合は、退職理由などでフォローを入れておくのがいいでしょう。
ただし、あまりにも派遣期間が短い場合は、派遣元と派遣期間、業務内容を書けば十分な場合もあります。

派遣ばかりで経験が薄いと思われないためには?

派遣社員は、正社員に比べて経験が薄いと思われやすいです。
その印象を払拭するためにも、職歴は出来るだけ具体的に書きましょう。

ただ経歴を並べるだけでなく、そこで培った経験やスキルを「応募先企業でどう活かせるか」まで分かるように書くのがポイントです。

また、派遣の契約更新があった場合はそれも書いておきましょう。
契約更新とは、派遣先から「必要とされた証」でもあるので、プラスに働くはずです。

職務経歴書で「正社員になる意欲」はどうアピールする?

派遣社員が、職務経歴書で「正社員になる意欲」をアピールするのに最も重要なのは、「志望動機」と「自己PR」です。
「正社員として働けるのか」という不安を払拭するためにも、この二つは力を入れて書きましょう。

もう一つ重要なのは、職歴やスキル・資格などの項目が、「志望動機」「自己PR」に繋がっていることです。
ただ意欲をしめすだけでなく、今までの経験をどう活かせるのかが具体的にわかるように書く必要があります。

 

「職務経歴書」で好印象を与えるポイント

これらの内容にプラスして、さらに好印象を与えるポイントを最後に紹介します。

パソコンでA4用紙1~2枚分にまとめる

まず、職務経歴書はパソコンで作成しましょう。
職務経歴書でアピールするのは、字の綺麗さではありません。
手書きよりもパソコンで作成したほうが圧倒的に見やすく、テンプレートもあるので作りやすいはずです。

文量としてはA4用紙で1~2枚程度、多くても3枚には収めましょう。
あまりに冗長だと、何をアピールしたいのかがわかりにくくなってしまいます。

文字は見やすく、メリハリを付ける

A4用紙1~2枚に収めるためとはいえ、文字が小さすぎては意味がありません。
また、文字を大きくして間を埋めるのもやめましょう。
適切で読みやすいサイズを心がけます。

また、注目して欲しい場所は「文字を大きく・太く」するなどのメリハリをつけると、さらに読みやすくなるでしょう。

プロのサポートを受ける

それでも上手く書けるか不安な人におすすめなのが、プロのサポートを受けることです。
身近なところでは、ハローワークに行けば職務経歴書の添削を無料で受けられる場合があります。

また、登録すると転職エージェントによる職務経歴書の添削を無料で受けられるサービスもたくさんあります。
転職エージェントはその道のプロですから、応募先企業からの目線で効果的なアドバイスを受けることが出来るでしょう。

 

派遣登録に職務経歴書は重要か?

また、余談にはなりますが「派遣会社に登録」するためにも職務経歴書が必要になる場合があります。

この場合、正社員として1社に応募するのとは少し意味合いが変わってきますが、これもまた重要な意味を持っています。

派遣会社の採用では、「どのような仕事に適性があるか」「派遣先に安心して送り出せるか」を見られます。
そのため、志望動機はあまり重要ではありません。

しかし、どのような経験やスキルをもっているかは非常に重要な意味を持っています。
職務経歴書で、今までの職歴を効果的にアピールすることができれば、登録後の案件にもつながってくるかもしれません。

 

まとめ

職務経歴書は、派遣社員の転職にとって非常に重要な書類です。

正社員として採用されるために、

  • 相手側の不安を解消すること
  • 経験やスキルを志望動機に繋げること
  • 見やすく、わかりやすく書くこと

を意識して書くといいでしょう。

 

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