仕事の失敗も問題も悩みにも!発想の種になるメモ術
- カテゴリ名:一歩進んだ仕事術
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失敗や問題、悩みというと改善や解決策は必須。
それぞれのことを毎日メモに残して、違った角度から思考を巡らすと思わぬ発想に繋がるようです。
日々感じているストレスも緩和される可能性も秘めているようです。
単なるネガティブ要素で片付けてはもったいない!
仕事でミスが続いている人や落ち込みがちな人におすすめのメモ術を紹介します。
仕事のゼロ発想は難しい!メモを材料にする
自分でいいアイデアがあればいいんだけどと考えたり、「何か良いアイデアがありませんか?」と意見を促されることがあったり、発想力が欲しい!と思うシーンはたくさんありますよね。
どんな人でも、仕事の中で失敗やミスはするものです。
発想の材料として、それらのことをメモする習慣を取り入れてみませんか?
失敗は成功の素!ミスから改善、まだまだ使える
仕事をしていると「またやってしまった!」という失敗や「どうすればいいんだろう?」というなかなか解決しない問題もよくあるものです。
スキルが伸びずに、成果に繋げられない焦りや悩みを抱える人もいるでしょう。
それらに対する解決策を考え、行動に移して、解決や解消に繋げていくことも大切。
しかし、その視点だけだともったいないかもしれません。
そのことをメモしておくと思わぬ発想の材料になる可能性を秘めているのです。
発想はすでにあるものの掛け合わせ
いつもアイデアが次から次に湧いてくる人、周りにいませんか?
斬新で、画期的な意見を聞いて羨ましくも感じるものです。
何もないところからフッと湧いてくるもののように捉えられがちな発想力。
実は、発想やアイデアというのは「すでにある何か」を活用していることがほとんどなのだそうです。
すでにあるものを掛け合わせたり、違う視点から見てみたりした結果、思いつくもの。
世の中に次々に生み出される新しい商品も技術も、このプロセスで生まれたものがほとんどです。
アイデアマンのその人も、頭の中の引き出しを最大活用していることでしょう。
仕事の3大ネガティブをメモでポジティブ発想化!
失敗や解決の難しい問題、悩みがあると、程度の差はあっても落ち込みがちではないでしょうか。
仕事の失敗、問題、悩みについても、その「すでにある何か」として使えるのです!
失敗、問題、悩みなどは、誰もができるだけ避けたいことですが、仕事で完全に避けて通ることは難しいものですよね。
それらがポジティブな発想の呼び水となって仕事の場面に活かせることもあるということを知って、受け止め方を変えていきましょう!
解決策とは別だから気楽
ため息を連れてきがちな失敗や問題、そして悩み。
ここで紹介するメモは、それらの解決策や解消の方法とは別次元で考えましょう。
起きていること、感じていることそのままの事実だけでOKです。
ありのままを書き留めればいいわけですから、負荷も低く、気楽に続けていけるものではないでしょうか?
周りのネガティブもメモに残す
自分のことだけでなく、上司や同僚の失敗、抱えている問題や悩みも活用できます。
日頃のコミュニケーションの中で、相談されたり、不満や愚痴が出たりすることもあるでしょう。
誰の失敗や悩みであっても、組織やチームに役立つ材料となる可能性はあります。
迷わずピックアップ!
のちのち、発想の種になるかもしれない期待を抱きながら聞くことができたら、ストレスになりそうなことも受け止め方が変わってくるかもしれませんね。
発想力に繋がる仕事の簡単メモ術
具体的にメモの残し方について説明します。
決まり切ったルールはありません。
自分の仕事のスタイルに合わせて、カスタマイズしてみてください。
いつもは別物の要素を絡めてみる
いつもは、失敗は失敗、問題は問題、悩みは悩みとバラバラに考えているものです。
このメモの目的は3つあります。
・別々の視点で見ていたことを敢えて合わせて考えること
・その考えるときの材料となる事実を、たくさん集めること
・メモがあることで発想の機会を得ること
いずれも、仕事の中で起こっていることや感じていることですから、そこに関連性を見つけたり、掛け合わせることで新しい視点を得ることに繋がる可能性を十分に秘めているのです。
毎日のメモで必要なもの
メモをするツールを選びましょう。
ノートでも手帳でも、パソコンやスマートフォンのテキスト機能でも可能です。
あとになって同時に見ることを考えると、おすすめはポストイットの活用。
それらを並べて、眺めることが自由自在になるからです。
正方形でも長方形でも構いませんが、一文が書き込める大きさがベター。
できれば3~4色あると分かりやすくなります。
メモしたポストイットをA4以上のノートで管理できるといいでしょう。
毎日のメモで何を書く?
1. 仕事でのミスや失敗
すでに起きた自分や周りの人のミスや失敗を書きます。
2. 問題になっていること
解決していない問題や悩みを書きます。
イライラしたことや困っていること、周りの人から聞いた不満や愚痴も残していきましょう。
3. 仕事でやっているすべてのこと
行っている業務のひとつひとつを書き出します。
思いついた日に、これらを書き出してみればいいと考えるかもしれませんが、その一時点で考えつくことは偏っていたり、忘れていることがあったりするものです。
毎日のメモによって、発想のための材料が増えることにもなります。
上記の1、2については毎日のメモが有効です。
発想が欲しいときの活用手順
3週間から1カ月など一定期間のメモ情報をまず集めてみましょう。
メモが集まったら、発想を得るための時間を設けましょう。
一日ごとにノートやアプリなどで書き留めている場合は、再度、書き出してみましょう。
ポストイットを使うと、これが省けます。
1、2、3のすべてを壁に貼って全体を眺めたり、ノートの1ページに各項目を並べたり、並べ替えたりもしやすくなります。
読んだり、眺めたりしながら、思考を巡らせてみましょう。
別々に捉えていたときには考えつかなかった発想に出会えることがあります。
定期的なまとめの機会が発想チャンス
前記した方法でいくと、だいたい1カ月ごとにまとめの機会が持てることになります。
期間は、自由な設定で構いませんが、ぜひ定期的にこの発想のための時間を設けてみてください。
意外な点から発想が得られることが面白くなるだけでなく、日々のものごとの捉え方の変化が期待できるので、ストレスマネジメント的な効果を感じる人も多いようですよ。
仕事の失敗で落ち込まない発想法
仕事上の失敗や問題、悩みに対してストレスを感じる人は多いですが、それらが、落ち込む必要のない価値あるものということを認識させてくれるメモ術でもあります。
実践していくうちに、自然に気付いていくことができるでしょう。
アイデアや発想が豊かになると、きっと仕事も面白くなっていくものではないでしょうか。
ぜひ、メモ術を試して新しい発想を得ることで、そのことを実感してもらえると嬉しいです。
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