仕事の疲労を溜めないための社会人の習慣
- カテゴリ名:ワークライフバランス
人によって疲労を感じるレベルが異なります。
その差には、生活習慣やメンタルの状態も関連していると言われています。
20代や30代、40代でも毎日ぐったりと仕事をするのはもったいないことです。
疲労を増大させる行動を排除して、仕事への意欲とエネルギーをキープしましょう!
仕事で感じる疲労感、身体の疲れではないかも?!
仕事で疲れていませんか?
誰でも一日活動をすれば、疲れは感じるものですが、人によってその程度は異なっています。
朝からぐったり、年中疲れているような気がする人は、もしかすると身体の疲れだけではないのかもしれません。
要チェックです!
脳の使い過ぎ?
運動をしたり、肉体労働をするだけが、疲れの原因ではありません。
そんなに身体を動かしているわけではないのに、なぜこんなにきついのだろうと思えるときは、脳の悲鳴ということも考えられます。
身体はある程度、意識的に休めたり、使ったりすることができますが、脳の場合は、そうはいきません。
朝起きた瞬間から、夜寝るまで、意識的にも無意識にも働き続けているのです。
嫌々やることが多い?
脳にも関連しますが、精神的な面からの疲れというのも十分に考えられるでしょう。
嫌々ながらやっていることはありませんか?
脳が疲れると、普通なら意欲的に取り組めるようなことも、面倒に感じるようになります。
ネガティブな感情が伴うと、余計なエネルギーを使いながらの仕事になってしまうようです。
それでもやらなければならない!というのは、心の緊張にも繋がるストレスと言い換えられるでしょう。
ストレスが、疲れの源であることは明白ですよね。
仕事が進まない!疲労を増大させる行動とは?
毎日の生活の中で、無駄に疲労感を高めてしまう活動があると言われています。
自分の生活習慣を振り返りながら、読み進めてみてください。
心当たりがあったら、ひとつずつでも意識してみませんか?
便利なスマートフォン
スマートフォンは確かに便利です。
しかし、使い方には気を付ける必要があります。
第一に、メールやSNSの着信に振り回されることが増えます。
集中力がその度に途切れるので、余計にエネルギーを使い、ストレスを感じるでしょう。
第二に、スマートフォンを使うときの姿勢です。
一日の中でスマートフォンを見る機会が多い人ほど、首を前に倒す癖が定着。
首や肩の痛みを訴える人も多いようです。
第三に、寝る直前に見るスマートフォン。
視神経に大きな負担を掛け、その後の熟睡を妨げる大きな要因となります。
身体をしっかり休め、疲労回復に務めるのが難しくなるでしょう。
食事の仕方4つのタブー
食事は身体のエネルギー補給として欠かすことはできません。
しかし、食事の仕方には気を付ける必要があります。
良くない食べ方が、内臓に大きな負担を掛けると、内臓の機能が低下してしまうことがあります。
以下のような習慣のある人は、1週間だけそれらの習慣を行わないように意識してみてください。
身体の見た目に変化はなくても、感覚の変化には気付けるかもしれません。
早食い
一気にかき込むように早食いをしてしまう人がいます。
食べるのが早いということのデメリットは結構大きめ。
噛む回数が少なくなるので、食物を細かくする労力を胃に任せてしまうことになります。
胃の負担は身体の疲れを助長します。
また、せっかく摂る栄養素の吸収率も下がってしまうようです。
ドカ食い
食べる量が多すぎることも胃に負担を掛けてしまいます。
そもそも、ゆっくり、噛む回数を確保すると、食べる量は少なくとも満足感を得ることができるのです。
ゆっくり、そしてできるだけ多く噛むというのは、早食いや大食漢の人には結構難しいようですが、食事を確かなエネルギーチャージにするためにも心掛けたい習慣です。
寝る前の食事
寝る前に食事をすると、消化している間、胃や腸は働き続けることになってしまいます。
消化には平均して2~3時間ほど掛かると言われています。
睡眠の質を左右するのは、眠りについてからの3時間でどれだけ深く眠れているかが大切。
寝る直前に食べてしまうと、ちょうどその時間と被ってしまいます。
しっかり回復するための睡眠の邪魔をしてしまうことになるのです。
添加物の摂取が多い
加工食品やインスタントのような添加物を多く含む食品はできるだけ避けるようにしましょう。
これらでお腹を満たしても、栄養バランスの観点からするとマイナス要素が多いです。
普通の食事をとっていても不足しがちと言われるビタミンやミネラルの摂取が不足する可能性が高いのです。
ビタミンやミネラルは、疲れを回復させてくれる大切な栄養素です。
いつもラクを選択する
疲れを感じるもう一つの大きな原因は、筋肉の衰え。
数年前まで、こんな感じじゃなかったのに…というときは、運動不足が疲れを助長しているかもしれません。
筋肉の劣化は、筋力がない分エネルギーが必要になるので疲れに直結します。
ならば、筋トレ!というのも有効な一策ですが、そんなに張り切らなくても大丈夫。
エレベーターより階段、一駅前で降りて歩く、動きを大げさにするなど、ほんの少しの心掛けで筋肉を鍛えることが可能です。
仕事での疲労感を軽減させるためのおすすめ習慣
では、仕事での疲労感を最小限に留めるのに役立つ方法を紹介します。
ほんの2~3分でも、一日の中に組み込んで習慣化に努めましょう。
呼吸を深くする意識
呼吸を深くすることを身体に覚えさせましょう。
呼吸が浅いと、十分な酸素を身体全身に送ることができません。
仕事で緊張したり、ストレスにさらされると呼吸は浅くなるばかりです。
ピーンと張り詰めた心と身体を緩めてほぐす時間を持ちましょう。
深い呼吸をすることを意識していると、無意識の呼吸も深くすることが可能です。
メディテーションは意外に万能
脳の疲労を回復させるのに、睡眠以外の方法がコレ。
目を閉じ、外界からの刺激をできるだけ少なくして呼吸に意識を向けます。
何も考えないことは難しいものですが、意識を呼吸に転換するとうまくいくでしょう。
数を数えるという方法を取り入れている人もいるようです。
食事は選んでよく噛む
上記でもお伝えした通り、何を口にするかによって体調は著しく変化します。
栄養価の高いものを選び、ちょっと足りないかな?くらいの量を、より多く噛んで、味わっていただきましょう。
筋力を強化する
疲れやすい人は、筋肉を強化することをおすすめします。
ジムやスタジオに通ってみるのもアリですが、自宅でも十分にこなせる筋トレはたくさんありますよ。
だるーい疲れを感じるときほど、意識してほしい小さな筋トレ習慣を紹介します。
姿勢を整える
正しい姿勢でいると、身体のどこがどんな感覚なのかを学んでみてください。
その上で、日常の中でその感覚を保てるよう意識しましょう。
筋トレという観点からすると、ツールは使わないほうが効果的かもしれません。
ストレッチをする
疲労物質は、コリや不調の部位に滞っています。
仕事の合間、一日の終わりの寝る前などに、それらをスムーズに流すためのストレッチを取り入れてみましょう。
いいリフレッシュになったり、寝つきが良く、ぐっすり眠れたりといいことづくしです。
こまめに動く
仕事では、動きすぎると疲れると心配するほどの動きはほとんどないでしょう。
逆に、動かないことでの弊害のほうが大きいくらいです。
スポーツのように緩急をコントロールするほどの動きはありません。
無駄と思えてもこまめに立つ、歩く、伸ばす、ねじる、移動するということを心掛けてみましょう。
仕事の疲労は毎日、解消&回復しよう
本来、疲労は寝たら解消されているのが健康体。
それができていないのなら、生活の中の何かが回復を妨害しているのでしょう。
心当たりがあったら、即、実践してみてください。
朝の目覚めの感覚も、仕事の進み具合も、きっと変わってくるでしょう。
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