ビジネスでの脳活性化に効く!脳力急降下を防ぐ習慣
- カテゴリ名:ワークライフバランス
年齢に関係なく、脳を活性化させる力が仕事へも反映されると言われています。
勤続年数が長くなると脳への刺激は心がけない限り少なくなります。
30代、40代、仕事に熟練するほど、脳をイキイキと働かせていい仕事を続けていきたいですよね。
脳を活性化しながら仕事をこなしていくための心がけと、小さな習慣について紹介します。
あなたの脳、活性化されてる?
脳の働きは人によって差がありますが、年齢に関係なく、脳機能は向上させることができるのだそうです。
しかし、年を重ねるごとに、10代や20代のときに比べて、何となく瞬発力や思考力が落ちたと感じる人も多いと思います。
その原因は、仕事や生活のスタイルに隠れているようです。
マンネリは脳衰退を招く
社会人なりたての20代は、望む望まないに関わらず、新しい経験に溢れています。
職場という社会は、学校とはまったく異なる世界です。
出会う人の幅もグンと広がりを見せる時期、仕事や人からの刺激を欠くことはありません。
自然に脳は活性化され続けているでしょう。
しかし、30歳を超えるころにはその新しい環境にも、自分が携わる仕事にも慣れてくるもの。
新しい刺激を求め続けないと、脳はだんだんとだらけてしまうのだそうです。
仕事に慣れることを目指して頑張ってきた人も、さらに上の自分になるために向上策が必要。
せっかく培ってきた経験やスキルを活かす段階に入ったのに、それをうまく使いこなしていける時期になって脳が元気をなくすのはもったいないですよね。
脳の使っていない部分に刺激を与えよう
個性や好みの違いによって、いつも使っている脳の部分が異なるという研究があるそうです。
人間には、五感がありますが、そのひとつひとつも感知する担当の脳が違います。
仕事で、どれだけの部分が使えているでしょう?
仕事も毎日のことですから、業種や職種によっても、偏りが出てくるでしょう。
研究室に籠ってデータとにらめっこ、一日の大半がパソコン作業という人もいる一方で、いつも外回りで人との接点が多い、会議が目白押しで提案と承認の繰り返しという人もいるでしょう。
使っていない部分というのは、筋肉が衰えていくのと同じで衰退の一途を辿ります。
自分にとって新鮮なことの刺激が大きいのは、使っていない脳の部位が覚醒するから。
脳の活性化には、脳の各部位をできるだけたくさんバランス良く使うことが理想です。
ビジネス脳を活性化する心掛け
脳を活性化することは、仕事のパフォーマンスを上げることに繋がります。
スピードだけでなく、そのクオリティも左右することになるでしょう。
では、仕事に役立つ脳活性化のコツをご紹介しましょう。
新しい刺激を入れよう
自分にとって新しいことを見たり、聞いたり、体験したりすることに積極的になりましょう。
年齢を重ねると、ほかの誰かが新しいことを運んできてくれることが少なくなります。
自分で、好奇心を持って、物事や人に触れていく心掛けは欠かせません。
いつもと違うちょっとした違和感を持つとき、眠っていた脳の部位が活性し始めているのかもしれません。
脳が喜べば活性化する!
楽しむ、笑う、味わう、感動するなど、心がポジティブに働くことを行っていると脳も喜んでいます。
脳が喜んでいることの反応は、脳内物質が変化すること。
いろいろな脳内物質があるようですが、ストレスから発生するのはコルチゾール、快感で発生するのはドーパミン、リラックス状態で発生するのはセロトニンなどが代表的なものです。
心身の状態を繊細に認識する脳ですから、できるだけ脳に良い反応が起こるように心掛けてみましょう。
大きな目標を前にするとプレッシャーや不安がストレスになることもありますが、それを細かく細かく砕いて達成するようにすると、その一回一回で脳を喜ばせることに転換できるんですよ。
脳を休める時間を十分に確保
脳が休まる時間は、熟睡している間だけと言われています。
睡眠の質を高めることについては、ぜひ、重要視して過ごしていきましょう。
脳の疲労を回復させるための大切な時間になります。
どんなにあれこれと脳に良いことを繰り返しても、この休息時間がなければあまり意味がありません。
疲労を蓄積させるだけになってしまうでしょう。
近年では、一日の中間地点での15分ほどのお昼寝の効果も話題沸騰。
パワーナップとも呼ばれるほどで、脳の活性化や仕事のパフォーマンスを上げる効果があると言われています。
質の高い睡眠をとることで脳に休む時間を与えましょう。
イメージによる脳活性
仕事では文字や言葉の情報に触れることが多いですよね。
その情報を、記憶したり、対応したり、思考したりしていくでしょう。
その際に、情報をイメージ化することをおすすめします。
イメージしながらの記憶や思考には、記憶やひらめきの部分で絶大な効果があるといわれています。
それだけでなく、文字や言葉を左脳で処理しつつ、イメージ化で右脳を使うので、バランスの良い脳活性になるのです。
仕事中も!脳活性化のための超プチ習慣
仕事をしながらでも簡単に取り組むことのできる、脳活性を促す小さな習慣を紹介します。
「え、これだけ?」という単純なことも、繊細な脳はきちんと感知するものなのです。
明日とは言わず、今日からでも取り組めるものばかりなので、試してみてください。
継続することを忘れないでくださいね!
ガムを噛む
ガムを噛むと口や顎をよく動かすことで、脳の血流が良くなると言われています。
さらに味覚と嗅覚も使いますから、脳を適度に刺激し、認知機能や集中力を高めるのだそうです。
サッカー選手でも試合中にガムをかむ選手は多くいますよね。
ガムを噛む効果は噛んでいる間の一時的なものですが、その間に脳がしっかり使えるわけですから、活性トレーニングとして有効と言えるでしょう。
水を飲む
身体の60~70%が水分ということは多くの人がご存じでしょう。
実は、脳も80%は水分でできているのだそうです。
その循環が滞れば、身体と同じように不調になったりするでしょう。
循環をスムーズにすることで、脳の老化、つまり退化していくことを防げるのです。
脳の水分不足に気付くことは難しいので、こまめな水分補給を心掛けましょう。
目を閉じる
朝、目覚めてから、瞬きをする以外に意識的に目を閉じる時間というのは少ないものです。
意識していようと、無意識であろうと、視覚でキャッチしたもののすべてを脳はいったん認識します。
目で見たものの処理に脳は多くのエネルギーを割いているともいわれます。
意識的に、文書を読み込んだり、画像を凝視するようなときは、思考はフル回転していることでしょう。
そこで、普段からほんの1分の間でも、視覚からの情報を遮断する時間を作ってみてください。
睡眠時のような完全な休息にはならないとしても、脳の負担を軽くする効果があるようです。
仕事をしているときの、集中力の度合いにも影響が出るのだそうです。
1分目を閉じる…できない言い訳が見つからないほど簡単ですよね。
脳を活性化してビジネスを楽しみ抜く!
脳は使わないとその機能は、急降下していってしまいます。。
社会人はランクアップすればするほど身体より思考をより使う仕事が増えてくるでしょう。
身体と同じく脳もしっかり活性化して、ベストコンディションで仕事をこなしていきましょう。
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