保育士の職務経歴書の書き方は?保育士としての魅力を効果的に伝えよう!
- カテゴリ名:書類選考・面接対策
保育士が職務経歴書を書き始める前に
保育士のお仕事に応募するとき「職務経歴書」が必要になり困っていませんか?面倒くさいからといって適当に作成すると合格率に影響してしまいます。ここでは、保育士ならではの職務経歴書の書き方や注意点、アピールポイントなどをわかりやすく解説します。
今までの経歴・業務内容をまとめる
職務経歴書を効果的に書くことで、合格する可能性はぐっと高くなります。まず、現在までの勤務経験・業務内容を振り返りましょう。
無計画に職務経歴書を書き始めてしまうと、「あ、これも書かなくては!」と後々になって気がつくことも。とくに転職回数が多い方は混乱しがちです。書き始める前に情報をまとめておきましょう。その際、なんとなくで良いのでアピールポイントがどこにあるのかも探してみてください。
自分が得意なこと、やりたいことを伝えよう
今までの経歴をまとめたら、次はそこから得意なこと(アピールできること)を探します。今までのお仕事の経験を振り返って、そこで得たスキルは何でしたか?スキルというと大げさですが、今までのお仕事で覚えたことは何だったか考えてみましょう。そこから探してみると、スキルが自然に分かってきます。
また、あなたが新しい保育園などに採用されたあと、やってみたいことは何でしょうか?得意なこととやりたいことをセットで伝えられれば採用担当者に強いイメージを与えられます。
やりたいことは実現が難しそうなことでも構いません。また、日常のちょっとした簡単な心がけでも構いません。なぜやりたいことを伝えるのでしょうか?それは、「意欲・モチベーションが十分ありますよ」と採用担当者に伝えるためです。
テンプレートやサンプルの存在を知っておく
書き始める前に、職務経歴書の「サンプル」や「テンプレート」の存在を知っておくべきです。パソコンで0から職務経歴書を作成している最中に、テンプレートの存在を知ったというケースも。もったいないですね。
職務経歴書のサンプル・テンプレートは、すでに職務経歴書の形式になった状態でダウンロードが可能なワードやエクセルファイルです。「職務経歴書 テンプレート」などのキーワードで検索すれば簡単に見つかります。
いよいよ作成、なにを書けば良い?
ここからは、職務経歴書を作成する上で、どのようなことを意識すればよいかを解説します。保育園がどのような人材を求めているかを知れば、職務経歴書の書き方もおのずと分かってくるはずです。
保育園の場所・規模・人数・対象年齢を書こう
保育園の採用担当者は、あなたがどのような職場で働いてきたかを気にしています。前職も保育関係だった場合は、保育園の規模・従業員数・人数・対象年齢を職務経歴書に書きましょう。これらは保育園によってかなりバラバラ。書かなくては伝わらない情報なので明記しておきます。
保育計画・行事など前職の方針を書こう
保育園の採用担当者は、あなたの前職が保育園だった場合、どのような方針の保育園だったのかということを気にしています。「豊かな心を育むため」や「穏やかな保育」といった各保育園の方針によって、職員の価値観などが異なるからです。
保育計画、行事(頻度や内容)はイメージが伝わるように記載しましょう。
自分が貢献した経験や得られたスキルを伝える
前職でのあなたの経験や、貢献した出来事を伝えることは職務経歴書作成でもっとも大切なことです。なぜなら、保育園への転職では他の業界より「人となり(性格)」が重視されているからです。
どのような経験をしたか、どのような役割で職場に貢献してきたかを伝えることで、自然とあなたの「人となり」を採用担当者に伝えることができます。素直で明るい性格が好まれる傾向があるので、経験や役割をピックアップするときに意識しましょう。
もっとも大切な保育士の自己PRの書き方
職務経歴書には決まった書き方はありませんが、保育士の職務経歴書で必ず入れるべきなのが自己アピール・自己PRの項目です。保育士は他の業界と比べると経歴よりも性格・スキル重視と言われています。自己PR欄を充実させることで、適正をアピールしましょう。
ピアノの演奏の技術をPR
保育士にとってピアノは仕事道具。自己PRではピアノの演奏技術をアピールすると効果的です。ピアノ歴が長いこと、賞をもらった実績があることなど、書けることはもれなく記載します。
運動が得意なこと、体力があることをPR
保育士は体力を必要とする仕事です。運動が得意だったり、体力があることはアピールポイントに。部活動の経験を引き合いに出したり、現在でもスポーツを楽しんでいること、体を動かすのが好きなことなど、自己PR欄を効果的に使用しましょう。
工作などの制作活動が得意なことをPR
保育士はレクレーションで工作をします。制作活動が得意であれば採用担当者の受けも良くなります。前職も保育士だった方で、工作が好きだったり工作が得意だったりした方は、自己PR欄に記載しましょう。
英会話などの語学能力の高さをPR
近年は幼児英語教育が注目されているので、英会話ができるとアピールポイントになります。小学校の学習指導要領も英語が重視されるようになりました。英語力がある保育士のニーズはこれから高まるばかり。TOEICや英検などの客観的数値で語学力を伝えましょう。
パソコンを使った事務作業スキルをPR
職場によりますが、パソコンを使った事務作業が意外と多いのが保育士です。効果的な職務経歴書をパソコンで作成できれば基本スキルがあるとみなされやすくなります。
レイアウトやフォントなどを変化させ、分かりやすい職務経歴書を提出できれば、採用担当者にパソコンスキルをアピールできます。もちろん、パソコンスキルを証明する資格を保有していたり、事務職の経験があるならば職務経歴書に書いておきましょう。
保育士としてのPRポイントをしっかり書こう(まとめの章)
ここまで、保育士ならではの職務経歴書作成の注意点やコツを紹介しました。蛇足ですが、応募するときに保育士・幼稚園教諭資格免許のコピーを求められる可能性がありますので用意をお忘れなく。上記のテクニックを参考にして、転職を成功させましょう。
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