事務転職の面接で効果的な自己PRをする方法
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事務に転職を考えている人は面接にどのように臨めばいいのか不安も多いのではないでしょうか。
事務は人気が一番高い職種なのです。
事務に転職を希望する人の中には経験者も多く、パソコンを使える人もいくらでもいる中、採用にこぎつけるには努力が必要です。
履歴書の書き方から面接に至るまで、ライバルよりも仕事に対する熱意や、事務の仕事に適していることを自己PRしなければ勝ち抜けません。
気になる事務転職の面接での、自己PRするための話し方から振る舞いまで徹底解説します。
目次
事務転職の面接での質問に対する回答から自己PRする
事務転職の面接では企業から様々な質問をされます。その質問に回答する中で自己PRをしましょう。
それでは事務求人の面接ではどんなことを訊かれるのでしょうか?
その人の性格やタイプを知りたくて余談に走ることもあるかもしれませんが、大事なキーポイントは必ず外さず訊いてくるはずです。
パソコンの操作はできるか
事務転職の場合、事務の経験がある人もいるでしょうし、未経験の人もいるでしょう。
パソコンの操作ができないと事務の仕事は始まらないので、事務転職の面接で必ずといっていいほど訊かれます。
その時に前職でパソコンのワードやエクセルを使って書類を作成したり、データ入力をしたことを自己PRしましょう。
その他使いこなせるソフトやホームページを作成した経験があれば、それも自己PRに取り入れてください。
資格を持っているかどうか
事務求人の面接で履歴書に書かれてあることから話のきっかけを作るためにも、資格について訊かれます。
どうしても入社して働きたいという場合、その企業での事務の仕事で必要とされる資格を前もって取得しておくべきです。
日頃のコツコツとした努力があり、面接で資格について自己PRできるのです。
前職を辞めた理由
転職活動での面接での、前の職場をなぜ辞めたのかという質問は、その人の仕事に対する姿勢を問われていると考えてください。特別な理由もなく辞めるような人では、新しい仕事も長続きしないのではと不安になります。
人間関係や体調不良からという理由も新しい企業から不安を感じさせてしまいますのでなるべくは避けたほうがいいでしょう。
どうせなら自己PRできるような理由を言いましょう。
「自分は会社の利益になるようないい提案をしたのに活かされる環境がなかった」
あるいは「職場環境が整っていないので力を発揮できなかった」
「労働条件が良くなかったこと」などは向上意欲が感じられて、期待される企業側としても嬉しいものです。
今までの職歴
事務に転職を希望する以前の職歴も面接では尋ねられます。
転職活動をする前、の人がどのような経験をしてきたかを知りたいからです。
ここでは自分の経験や体験から自己PRできるチャンスです。
事務経験者であれ、未経験であれ、前職でどんな業務を任され、どのようなことに心がけ努力した結果、このような実績を出すことができたという、実際の体験談を話してください。
未経験の人が事務転職の面接で自己PRする場合、前職での経験がいかに新しい企業で活かされるかを論理的に説得して自己PRすることが大切です。
事務転職の志望動機
事務転職の面接で転職の志望動機を訊かれたら、ここではストレートに仕事への意欲を表現できる、自己PRの場だと考えてください。
そのためには志望する企業について前もってよく調べておかなければなりません。
企業についてよく理解し、的をついた発言をすることで好感を抱かせます。
「この企業のこんなところが好きでそこに魅力を感じたので、ぜひとも働きたいと感じました。」と仕事への意欲を自己PRするのです。
仕事における今後の目標
事務転職の面接では、目的意識を持っているかを問われます。
目標のために日頃からどのような努力をしているか、こんな仕事ができるようになりたい、などの目的意識を語ることで、向上心を自己PRしましょう。
企業側への質問
事務転職の面接だけではないですが、面接の一番最後に「逆にそちらから何か企業に対して質問はありますか?」と尋ねられます。
そう訊かれて「特に何もありません。」と答えてはせっかくの自己PRのチャンスを逃してしまいます。
やる気をアピールするために、「もしこちらで働かせていただくことになれば、どのような仕事を担当するのですか?」や
「仕事をする上で何か勉強しておいたほうがいいことはありますか?」などの質問は仕事に対しての真剣さ、やる気を感じさせる自己PRになります。
その他の事務転職の面接で自己PRできる内容
事務転職の面接で質問されることに対する回答に付け加えるような、自然な流れでさらに自己PRしましょう。
付け加えるタイミングとしては、過去の職歴を訊かれたときや、転職の志望動機を訊かれたとき、あるいは仕事における今後の目標を訊かれたときでもいいでしょう。
自分の性格の長所とそれが活かされた体験談
自分の性格の長所について、事務転職の面接で自己PRしましょう。
志望動機を訊かれたとき例えば、「事務への転職を希望した理由は、自分の整理整頓が得意で几帳面な性格が事務で活かされるのではないかと考えたからです。」などと性格の長所が事務で求められる人材にあてはまるように自己PRします。
過去の職歴を訊かれたときは実際あった体験談の中に自分の性格の自己PRも盛り込みましょう。
「自分のこのような性格が助けになり乗り切ることができました。」
「そのとき周りからとても頼りにされました。」などと自己PRすることができます。
日常の生活で心がけていることと目標
事務転職の面接で、今後の仕事における目標を訊かれたときに、それに付け加える形で、日常で気を付けている点や心がけていること、指標としていること、などを話すことによって、会社の外でも日頃から前向きな向上心を持っていることを自己PRすることができます。
興味深い趣味を持っていることも関心を抱かせます。
その趣味が仕事にも共通する点があり、ためになっていれば、自己PRの材料としてなおさらいいことです。
事務転職の面接で自己PRするときの注意点
事務転職の面接はやはり緊張するものです。焦って失敗してしまうことのないようにしたいですよね。
慣れない自己PRが上手くできるかどうかも心配でしょう。
そんな人のために事務転職の面接で自己PRするときの注意点を挙げてみました。
質問を最後まで聞いてから話す
面接で緊張しすぎて相手がまだ質問をし終えていないのに話し出すのはNGです。落ち着いて相手が質問を最後までし終えてから答えてください。
事務はどんな状況でも落ち着いて、臨機応変に対応していかなければならない仕事です。
事務に求められているその落ち着きを、話し方で自己PRすることを心がけてください。
話すときの声の大きさやスピードに気を付ける
事務転職の面接本番になると、緊張もピークになって思わず早口になってしまいがちです。
しかし早く話しすぎると落ち着きが感じられず、マイナスイメージにつながってしまいます。はっきりとした声で大きすぎず小さすぎず、ややゆっくりとしたペースで落ち着いて話しましょう。
優しいスマイルで面接室の空気を和らげられたらベストです。
挨拶などのマナーに気を付ける
ビジネスマナーは面接官がチェックするポイントです。
企業が事務に求めていることのひとつはビジネスマナーのある人ですから、未経験の人はビジネスマナーを前もって勉強しておきましょう。
事務転職の面接で正しい形での挨拶や言葉使いをすることで、ビジネスマナーがあることを自己PRすることができますよ。
またマナーにつながることですが、服装や髪型などもビジネスで好感を持たれるような、清潔で清楚であることに気を付けましょう。
自己PRしつつも謙虚さを心がける
事務転職の面接で自己PRをしなければならないからといっても、ひとつ間違えれば自慢話になってしまいます。
驕りに見えてはいけないので、あくまで謙虚で論理的な話し方で進めましょう。
自宅で声に出して面接のリハーサルをしてみる
事務転職の面接当日のために、自宅でリハーサルをしてみるといいですよ。
声の大きさやスピード、挨拶の仕方や動作なども鏡を見て練習しましょう。
外見と話しかた、話す内容すべてから、できうる限り自己PRしましょう。
これだけ万全であれば事務転職の面接で最高点をマークするのも夢ではありません。
事務転職の面接での自己PRの第一は仕事に対する意欲を見せること!
事務への転職の面接での自己PRの一番大切なことは、仕事に対する意欲を面接官に感じさせることです。
一番最初に戻るかもしれませんが、転職活動をする中で、その企業が本当に自分が働きたい職場なのか、よく調べよく考えて、納得した上で本当に働きたいという意欲が湧くものです。
心からの願いから、一生懸命に伝えようとする熱意があればきっと相手に伝わるはずです。
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