主婦やフリーターにおすすめ!週2から始める介護のパート
- カテゴリ名:転職の基礎知識Q&A
少子高齢化の日本にとって、増え続ける高齢者のための介護が注目を集めています。
介護のパートに興味があるけれど、週2日くらいしか働く時間がとれないという人もいるのではないでしょうか。
しかし、子育てが一段落した主婦や普段自分の時間をとりたいフリーターにとって週2からの介護のパートの仕事はとても向いています。
そこで、なぜ主婦やフリーターに週2の介護のパートが向いているのか紹介します。
介護業界に興味がある人は、参考にしてください。
週2からできるパートの介護職はどんなもの?
パートの介護職は週2で働ける仕事がたくさんあります。
1・特養老人ホームのパート
食事介助、排せつ介助、入浴介助などが中心で、更衣や口腔ケア、清拭などを行います。
特養老人ホームでは要介護3以上でなければ入居資格がなく、寝たきりの方や介助の必要な人が多いのが特徴です。
2・サービス付き高齢者住宅のパート
主な仕事は、基本的な生活相談や見守り、食事提供、コンシェルジュサービスなどです。
介護サービス自体は、他の介護の業者が行うのが特徴です。
3・デイサービスのパート
特養老人ホームや有料老人ホームの利用者のために送迎や在宅介護をするのが仕事です。
日中の仕事が多いので、夜勤が苦手な人にはオススメの仕事です。
パートやフリーターが週2の介護職に向いている理由
週2のパートの介護職が主婦やフリーターに向いている理由はいくつかありますが、一番の利点は、様々な時間帯や勤務態勢の求人が多い事ではないでしょうか。
子育てが一段落した主婦や家計の足しに少しでも働きたい人にとって、週2の短時間のみで働けるパートの介護職は最適です。
また、日中に自分の時間を使い、早朝や深夜しか働ける時間がないフリーターにとって、週2早朝や深夜のみの仕事があります。
自分の働ける時間帯のパートの求人がたくさんあるが介護業界で働く利点です。
週2の介護職の求人が多いので自分のライフスタイルに合わせやすい
介護業界は人手不足が問題となっており、求人に積極的な施設が増えています。
週2の介護の仕事を探すときに、自宅の近くの介護施設が求人を出しているかもしれません。
自宅のそばに職場があれば、通勤時間があまりかからず、時間帯も選べるので、フルタイムで働くのが難しい人には選択しやすい業界です。
これからの社会に必要な業界
現在の日本の65歳以上の高齢者人口は3,392万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)は26.7%となっています。
平成72年には39.9%に達して、国民の約2.5人に1人が65歳以上の高齢者となり、それに伴う対策が急がれています。
今でも特養老人ホームなどは入居待ちの人数は増えており、施設で働く人も不足している現状で、今後の介護に関わる人材の待遇の改善が求められています。
週2の介護のパートはどのくらい稼げるの?
では、実際に介護のパートで週2回働くとどのくらい稼げるのでしょうか?
給料が低く、身体的にきついイメージがある介護業界ですが、週2の介護のパートでは他のアルバイトよりも時給が高めであり、夜勤を行えば効率的に稼げるようです。
少しでも介護業界に興味がある人のためにそれぞれ解説します。
他のアルバイトよりも時給が高め
飲食店やコンビニエンスストアなどのアルバイトでは、時給が900円から1000円が相場ではないでしょうか。
しかし、週2の介護のパートの時給は施設にもよりますが1000円から1500円程度と高めに設定されている所が多くあります。
週2で働いたとしても他のアルバイトより効率的に稼げるでしょう。
週2の夜勤は稼げる
週2の介護のパートの中には夜勤を伴う仕事もあります。
日中に他の仕事をしたり、自分の時間を有効に使いたいフリーターの人は、他の夜勤のアルバイトよりも効率的に稼げるかもしれません。
夜勤の介護のパートは、主に特養老人ホームや有料老人ホームでスタッフが少なくなる時間帯(深夜や早朝)の仕事が中心です。
特養老人ホームや有料老人ホームは24時間帯制でスタッフを常駐する必要がありますが、人手不足の介護業界ではパートやアルバイトのスタッフの力に頼っている施設も多く、週2の深夜や早朝のみの求人があります。
時給が高めに設定されている介護業界でも深夜や早朝はさらに割増で時給が高くなり、週2で働ければ効率的に稼げる仕事です。
夜勤が嫌ならデイサービスで働こう
週2の介護のパートの仕事で夜勤に抵抗がある人はデイサービスがオススメです。
週2のデイサービスの主な仕事は、訪問介護や有料老人ホームや特別養護老人ホームに日中にだけ通っている人のために送迎を行うことです。
働く時間がある程度決まっているため、子供が学校や幼稚園に行った後時間を有効に使いたい主婦にとっては、時間を合わせやすいのではないでしょうか?
特別な資格を持っていなくてもできる仕事もあるので、初心者向けといえるでしょう。
週2の介護のパートでも資格を取って時給アップ
週2で介護のパートを行うときに時給を上げるコツがあります。
一つ目は介護に関する資格をとって仕事の幅を広げること。
二つ目は、なるべく一つのところで長く働いて経験を積むことです。
時給を上げるコツを知っていれば、より効率的に働くことができますので、それぞれ解説します。
オススメの資格
週2の介護のパートにオススメの資格はいくつかありますが、初心者向けの 資格はホームヘルパー2級です。
以前は介護職員初任者研修と呼ばれていましたが、2013年にホームヘルパー2級に変わりました。
取得方法は、スクーリングと伴う通信教育でとるのが一般的です。
年齢、経験は問われず誰でもとることができるので、介護業界で働きたいならぜひともとっておきたい資格です。
ホームヘルパー2級を取得できたら、介護福祉士を目指してみましょう。
介護福祉士とは、社会福祉専門職の介護に関する国家資格で、介護福祉士になるには、国家試験に合格して介護福祉士の国家資格取得が必要です。
高度な知識と技術を必要とされるこの資格を持っていれば、パートに限らず正社員でも待遇面で変わってきますので、持っていて損はありません。
経験が大切になる介護業界
ホームヘルパー2級や介護福祉士の資格を持っていても、介護業界では経験を積んでいてる人が重宝される傾向があります。
何カ所も職場が変わっている人より、一つの場所で長く働いた人が信用されるのは、他の企業も同じです。
週2パートでも時給を上げたい人は、一つの職場でじっくり介護業界の経験を積みながら、資格取得を目指しましょう。
仕事選びのコツ
介護の仕事は施設によってそれぞれ特徴がありますが、職場を選ぶ上で大切なことは、自分に合った形態の仕事を探すことです。
週2の夜勤が嫌ならデイサービス、たくさん稼ぎたいなら特養老人ホームなどの夜勤の仕事など自分の求めるライフワークスタイルに合わせて、施設の特徴を知っておきましょう。
週2のパートの介護職で大切なこと
いかがでしたか?週2で介護のパートが主婦やフリーターに向いている理由を紹介しました。
介護のパートはこれからの日本では必要な業界であり、そこで働く人の待遇の改善に力を入れています。
様々な時間に対応できることや求人に積極的な施設が増えている今は、介護業界で経験を積むことができるチャンスではないでしょうか。
主婦やフリーターに限らず、介護業界に興味がある人は、一度週2から介護のパートの仕事から始めてみませんか?
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