有効求人倍率とは?有効求人倍率について徹底解説!!
- カテゴリ名:転職の基礎知識Q&A
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有効求人倍率という言葉を耳にしたことはありますか?
ニュースなどで聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
しかし、その言葉の意味まではしっかりわからない、、、。
そんな人も多いはず!
今回は、有効求人倍率についてわかりやすく解説していきたいと思います!
目次
有効求人倍率とは?
有効求人数(仕事の数)を有効求職者数(仕事をしたい人数)で割って算出した数値のこと。
厚生労働省によって毎月算出され、発表されています。
“1”より大きくなると求人数が多く、”1”より小さくなるほど求職者が多いということになります。
有効求人倍率の推移
有効求人倍率の推移は、厚生労働省のページから確認することができます。
どのように推移しているのか、日本の市場の移り変わりをチェックしてみてください。
最新の有効求人倍率
厚生労働省が8/31に発表した7月の有効求人倍率が現在の最新の有効求人倍率になります。
前月に比べ、0,01ポイント上昇の1,63倍となっています。
有効求人倍率2018
2018年の有効求人倍率は、以下のようになります。
1月1.59倍
2月1.58倍
3月1.59倍
4月1.59倍
5月1.60倍
6月1.62倍
7月1.63倍
有効求人倍率ー厚生労働省ー
有効求人倍率は、厚生労働省によって算出されています。
厚生労働省のホームページに記載されているので、ぜひチェックしてみてください。
日本の有効求人倍率のことが詳しく載っているのでオススメです。
全国の有効求人倍率
全国の都道府県別有効求人倍率が、独立行政法人 労働政策研究・研究機構で紹介されています。
自分が住んでいる地域の有効求人倍率を把握しましょう。
職種別有効求人倍率
全体の有効求人倍率を見るだけでなく、職種別の有効求人倍率を見ることも大切です。
厚生労働省大阪労働局が発表した職種別有効求人倍率をぜひ参考にしてみてください。
有効求人倍率の計算方法とは?
有効求人倍率は以下の方法で計算されています。
有効求人倍率=有効求人数÷有効求人社数
有効求人倍率の季節調整値とは?
季節調整値とは、季節に左右される影響を除き、季節的要因を除き計算した値のこと。
計算方法は、原数値÷季節指数×100になります。
さらに、「センサス局法Ⅱ」という職業安定業務統計で使用する季節調整により、曜日の変更の変化や閏年の影響などを除いた計算を可能にしています。
有効求人倍率を英語で表記すると?
有効求人倍率を英語で表記すると、effective opening‐to‐application ratioとなります。
正社員の有効求人倍率は?
正社員の有効求人倍率は、”ハローワークの正社員の有効求人数÷ハローワークの常用フルタイム有効求職者数で計算されています。
ただし、派遣労働者・契約社員を希望する人も含まれています。
新卒の有効求人倍率
新卒の有効求人倍率はどのようになっているのでしょうか。
2019年3月に卒業予定の大学生・大学院生の大卒求人倍率は1.88倍と、昨年の1.78倍より、0.10ポイント上がったことがリクルートワークス研究所によってわかった。
有効求人倍率 ハローワーク
厚生労働省発表の有効求人倍率は、ハローワークの求人数と求職者数のデータが元になっています。
そのため、求人情報誌・転職情報サイトなどの求人数・求職者数は含まれません。新卒の就職活動についても同様です。
介護における有効求人倍率
介護における有効求人倍率は年々上がっている。
平成28年には、介護分野における有効求人倍率は3,02倍ととても高い水準になっている。
2020年度には、必要となる介護の人材は約20万人とされており、現在、人材確保のための対策を総合的に計画的に推進しています。
有効求人倍率は嘘?!
有効求人倍率は嘘という訳ではありません。
ただ、大きく取り上げられている数値は、市場全体の有効求人倍率の数値になるので注意が必要です。
業界別・会社の規模別の有効求人倍率までしっかり注意して見ましょう。
有効求人倍率についてまとめ
有効求人倍率についていかがでしたか。
全体だけでなく、自分の就きたい仕事に関係する有効求人倍率まで見るようにし、現在の市場を把握するようにしましょう。
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