入社前研修の給与について

入社前研修の給与について
mohamed1982eg / Pixabay

転職活動をして、次の就職先が決まり、入社日も決まりました。
ところが、中途採用でも、同時に数人いるようで、入社前研修が行われるとのことでした。
この入社前研修には、参加した場合の給料というのは支払われるのでしょうか?
今日は、この入社前研修の給与について考えてみたいと思います。

 

入社前研修の給与について

中途採用が何名かいる場合など、入社日前に、入社前研修が実施される会社もあるようです。
その場合、給料が発生するのか?また、発生する場合は、どのような金額になるのか?が気になるポイントですね。
また、転職活動中に、決まった次の会社の場合だと、まだ辞めるまでの引き継ぎ期間などがある場合、入社日前日まで働くことになる場合もあったりと、新しく決まった会社から、入社日前の参加がある場合、参加したほうがいいのかどうか?なども気になるところですね。

こういった場合、まず、入社前研修が、強制参加しないといけないものなのかどうか?参加条件を確認されるといいでしょう。
自由参加である場合や、参加しなくても、入社日からの仕事に、支障がない場合などは、給料が発生しないこともあります。

例えば、入社にあたっての心構えやまた準備などの説明が1時間ほどあり、その後1-2時間は、懇親会などの場合です。
その場合は、参加したほうが、人間関係的にスムーズであるといったことはあるかと思いますが、仕事には支障がないので、給料が発生しないのが現実です。

 

入社前研修で給与が発生する場合

入社前研修で給与が発生する場合は、入社前研修において、使用者の支配下にあって、一定の場所に、一定の時間、一定の労務提供の目的のため拘束されている場合であって、その時間の自由利用が保障されていない時間については、労働時間であると考えられます。

行政解釈でも、「労働者が使用者の実施する教育に参加することについて、就業規則上の制裁等の不利益取り扱いによる出席の強制がなく、自由参加のものであれば、時間外労働にはならない。(昭63.3.14基発150号)」としていることから、労働時間であるかどうかは、参加が強制であるかどうかがポイントとなるようです。

参加が強制の場合は、労働時間にあたりますので、賃金が発生することとなるわけです。
参加することにより、入社後の配属先の待遇が優遇される場合も、賃金対象になり得ます。

 

入社前研修での賃金の考え方

賃金の金額の考え方としては、初任給が決定していますので、その賃金をベースに時給換算をし、研修時間に相当する賃金を支払うという考え方があります。
ただ、労働契約がまだ開始されていませんので、初任給をベースとした賃金を支払う必要まではないと考えられることが多いです。

その場合は、最低賃金(地域別最低賃金の全国一覧http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/)を参考にされて支払われることが多いようです。

 

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