資格なしだと転職できない?資格取得を目指す前に今すぐやるべきこと

資格なしだと転職できない?資格取得を目指す前に今すぐやるべきこと
geralt / Pixabay

「転職したいけど何の資格もないから今すぐは無理。」と言う人がいます。
確かに資格があればアピールになり、転職に有利のような気がしますよね。
しかし、資格なしだと本当に転職することができないのでしょうか?
ここでは、資格なしでも転職は可能なのか、資格取得を目指す前に何をやるべきなのかを紹介します。

資格なしは本当に転職に不利なのか

資格がないと転職に不利、そんな風に考える人は少なくありません。
では、転職市場において資格の有無はどのように考えられているのでしょうか。

人事担当者は資格をそこまで気にしない

企業の人事担当者に話を聞くと、「資格の有無が選考結果に直接影響するすることは少ない。」と答える人が多いです。
資格そのものよりも、スキルや経験、人物像などを重視する傾向にあります。
転職エージェントDODAが行った調査でも、約8割近くの求人は資格の有無を問わないものであるという結果もでています。
参照元:https://doda.jp/guide/ranking/062.html

必要なのは応募要件になっている資格だけ

資格がなければ転職できないこともあります。
それは、資格が応募要件になっている場合です。

例えば業務独占資格と呼ばれるような、その資格がなければ業務ができない職種であれば資格取得は必須でしょう。
どうしてもその仕事に就きたいと思うならば、資格取得を目指す価値はあります。

他には、知識や技術力の証明のために、必ず資格を求めるという企業も。
いずれにしてもこれらの場合は募集要項に明記されていることがほとんどです。
資格がないことが不利になるということではなく、そもそも応募のステージに立つことができないということです。
特殊な仕事を絶対にやりたいということでなければ、資格が応募要件になっている企業を避けて応募しましょう。

企業は資格より実務をできる人が欲しい

企業の人事担当者が資格をそれほど気にしない理由は明らか。
資格よりも、実際に使えるスキルや経験がある人材を求めているからです。
いくら立派な資格があっても、仕事をさせてみたら全く実務が分かっていない、となると実務を最初から教育しなくてはなりません。
企業が転職者に求めるのは即戦力なので、これから育てていかなければならない人よりも、すぐに活躍してくれる人材が欲しいのです。

転職前に資格取得に走るのはリスクもある

履歴書の資格欄に書くことが何もないと不安に感じますよね。
しかし転職活動をストップさせてまで、やみくもに資格取得に走ることにはリスクもあるのです。
一体どんなことなのでしょうか?

資格取得で転職タイミングを逃す

転職はタイミングが非常に大切です。
自分に合った求人が出たり、転職時の年齢、家族の状況などさまざまなことを考慮して、一番いいタイミングで転職することが成功のカギ。
一度逃した転職機会は、もう二度と来ないかもしれません。

資格によって差はありますが、企業にアピールできるほどの資格ともなれば取得までにそれなりに時間がかかりますし、ちょうどいい時期に取得試験が開催されていない場合もあります。
転職したいと強く感じたときに、転職活動ではなく資格取得を優先させてしまうと、適切な転職時期を逃す可能性があるということです。

転職先が限られる

どうせなら手に職をつけてから転職しようと考えることもあるでしょう。
税理士や司法書士などの難関士業資格の取得を目指したいと感じるかもしれません。
しかし、手に職をつけれるような資格や難関士業資格は、転職先が限定されます。
その仕事をするならば必須だけれど、転職先の選択肢はかなり狭くなるのです。
例えば、税理士資格を取得する転職先は税理士事務所がメイン。
大手企業の経理などのほとんどは経験必須で求人数も少ないため、すぐに転職するのは厳しいでしょう。
将来的に独立をする展望がなければ、膨大な時間とお金をかけてまで資格取得を目指す必要はないのです。

資格マニアになっても意味がない

企業の人事担当者の中には、資格マニアを嫌う人もいます。
資格マニアと揶揄さるのは、資格に一貫性がなかったり、業務とはほとんど関係のない資格をやたらと持っていたりする人です。
仕事に関係がなくても、自分の興味があることを勉強するのは良いことのように感じるかもしれません。
しかし、何の脈絡もない資格をアピールしたところで「目的意識が薄い人」「自分のビジョンが明確ではない人」などと思われてしまうことがあるのです。

資格はあって邪魔になることはないと言われることもありますが、転職活動においては資格マニアの方が不利になる可能性もあります。
転職前に資格取得の考えがチラついたら、自分の目的に沿った資格であるのかを一度考えてみましょう。

資格なしでも転職したいなら今すぐやるべきこと

適切なタイミングでの転職を成功させるためには、やみくもに資格取得を目指す前に、今すぐやるべきことがあります。
非常に大切なポイントなので、ぜひ意識して取り組んでみてください。

資格ではなく経験を生かせる仕事を選ぶ

企業の人事担当者が資格よりも実務ができる人を求めています。
そこで必要になるのは経験という名の武器。
これまでの自分の歴史の中で、どんな業務を経験し、何を考えて行動してきたのかをじっくりと分析していきましょう。
そしてその経験を活かせる仕事は何かを考え、適切な応募先を選ぶことが大切。
そうすれば自分が活躍できるステージに立つことができるという、転職成功の王道ルートが開かれます。

企業が求めるスキルを提供することが大事

自分の武器を確認すると同時に大切なのは、企業が求めているものを提供することです。
いくら大きな武器を持っていても、別のものを企業が欲していたらマッチングは成立しません。
応募先の企業の求めるものを知るためには、企業研究が重要。

求人広告だけでなく、企業HPや職場見学、利用者の口コミなどさまざまな方法で、企業がどんな人材を求めているのかを調べましょう。
それと自分の武器を照らし合わせていき、合致した企業に応募していくことで、転職成功率がぐっと上がります。
企業と自分、双方にとってwin-winの関係を構築できること、それが資格よりも転職の成功を導きます。

書類や面接対策は徹底的に行うべき

自己分析や企業研究が終わって応募する企業を絞ったら、実際に応募書類を書き面接対策を行うなど、より具体的なステップに進みます。
土台がしっかりしていても、ここを徹底的に行わないと本番で失敗するかもしれません。
最終的に企業が選ぶ基準は、応募者の人柄やその企業に合うかどうか。
むやみに資格取得を目指すよりも、書類や面接対策を行う方が、有益かつ現実的な対策です。

資格はなくても転職可能!目的を忘れず行動しよう

資格がないから転職できないのではないかと不安に感じてしまうと、むやみに資格取得を目指してしまいたくなります。
しかしそうなると、本来の転職するという目的を忘れてしまい、資格を取得することがゴールのようになってしまいます。
当然ながら資格はゴールではなく、あくまでも仕事を円滑に進めていくためのツールに過ぎません。
そのツールは今すぐ必要なのか、それとも早く転職して実務レベルを上げていくことの方が大切なのか。
冷静に考えた上で行動を起こしていきましょう。
転職の機会も時間も、いつでもあるように見えて失うと取り戻すことができないのでこのことをぜひ意識して、転職活動に取り組んでみてください。

 

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