社員の働きやすさを優先する「サイバーエージェント」のユニークな福利厚生
- カテゴリ名:業界・職種・企業研究
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アメブロで有名なサイバーエージェントは、ユニークな福利厚生や社内制度があることでも知られています。
サイバーエージェントの福利厚生がユニークな背景には、働きやすい環境作りに取り組んでいるからです。
今回は、サイバーエージェントのユニークな福利厚生について紹介していきます。
目次
サイバーエージェントはユニークな福利厚生1位の評価
エン・ジャパンの「会社の評判」でユニークな制度、福利厚生がある企業で1位を獲得したのがサイバーエージェントです。
サイバーエージェントは、役員と若手社員の交流やワークライフバランスの実現に力をいれており、社員の働きやすさを大切するためにユニークな制度や福利厚生を実施しています。
社内でマッサージが受けられる
サイバーエージェントでは社員の健康管理にも力をいれています。
社員に好評なのがマッサージです。
社内にマッサージルームを完備し、月2回までは無料で施術が受けられます。
マッサージは、日ごろの疲れを癒すだけでなく気持ちを切り替える効果をあるのでメンタル面でも良い影響を与えるといわれています。
作業効率を良くするという点からも役立っている福利厚生です。
2駅ルールで家賃補助もしてもらえる
サイバーエージェントでは、勤務先から2駅以内に住んでいれば月3万円の家賃補助が受けられます。
サイバーエージェントの本社勤務だと、本社がある渋谷に近い恵比寿や代官山に住む人も多いといわれています。
また5年以上勤続している社員には、住んでいる場所に関係なく月5万円の家賃補助を受けることができますよ。
ランチ代を補助する「サポ飯」
サイバーエージェントには社員食堂はありませんが、社内でお弁当の販売をしています。
「浅草今半」や「とんかつまい泉」といったデパ地下で人気のお弁当が社員割引で安く購入できます。
会社員にとってランチタイムに何を食べるかはかなり重要です。
有名店のお弁当がお得に買える「サポ飯」のサービスは、サイバーエージェントの福利厚生のなかでも評価が高いといえるでしょう。
女性が働きやすい環境作りに取り組んでいる
サイバーエージェントの女性社員が育休取得後、職場復帰をする割合は96.8%。
国全体では92.8%なので、平均より高い割合なのがわかります。
サイバーエージェントは、1998年の創立時から女性活用するために、結婚しても、子育て中でも働きやすい環境作りに力をいれています。
もちろん、女性が活躍しやすいように管理職や執行役員に女性を登用し、女性が働きやすい環境作りに取り組んでいるのです。
女性が活躍できる8つの制度「macalon」
ママがサイバーエージェントで長く働くという意味がある「macalon」は、
・エフ休
・妊活休暇
・妊活コンシェル
・キッズ在宅
・キッズディ休暇
・認可外保育園補助
・おちか区ランチ
・ママ報
という女性が活躍するための8つの制度を実施しています。
産休や育休以外にも女性が働くために必要な制度を用意することで、長く働けるようにしています。
子育て中のママを支援する制度が充実
サイバーエージェントでは、社員の意見を取り入れた制度として「認可外保育園補助」があります。
認可内保育園や認証保育園に入園ができないために職場復帰ができない社員のために作られた制度で、認可外保育園に入園した場合に保育料を補助する制度です。
子供の病気や出席停止期間は在宅勤務ができる「キッズ在宅」や入学式や卒業式をはじめとする子供の行事やイベントの際には半日休み(年2回まで)を認める「キッズディ休暇」があり、子育てをしながらでも働きやすい環境を整えています。
産休・育休中の社員と会社を繋ぐ役割をするのが「ママ報」です。
子育て中の女性社員向けの社内報で、ママ社員の経験談や会社の最新情報を掲載しています。
産休・育休中の社員にも届くので、休んでいる間も社員の一員であるという安心感がありますね。
不妊治療や妊活を支援
サイバーエージェントは妊活を希望する女性のために、いち早く妊活休暇を取り入れたことでも知られています。
不妊治療での通院時には、女性特有の体調不良の際に使えるサイバーエージェント独自の制度「エフ休」として妊活休暇を取得することが可能です。
妊活に興味がある社員のために専門医による社内セミナーの開催や、妊娠に不安がある社員には個別でカウンセリングをする「妊活コンシェル」という制度やクリニックの紹介も行っています。
ワークライフバランスを実現するための福利厚生が充実
サイバーエージェントは、仕事とプライベートを両立する「ワークライフバランス」の実現するための福利厚生の制度を整えています。
入社3年目以上の社員が取得できる「リフレッシュ休暇 休んでファイブ」
「リフレッシュ休暇 休んでファイブ」は、入社3年目以上の社員が5日間の特別休暇を取得できる制度です。
休暇を取得することで心身をリフレッシュし、仕事にもチャレンジしやすい環境を作ります。
パフォーマンス向上のために行う「棚卸会議」
ワークライフバランスを実現するには、休暇を取るだけじゃなく作業を効率化していくことも必要です。
サイバーエージェントでは年2回各部署で棚卸会議を行い、所属部署全員の業務を把握し、上司とメンバーの意思を疎通させるだけでなく、業務の改善を目的としています。
個人や組織の「やらないこと」を決めることで、生産性の向上をさせるでしょう。
社員同士のコミュニケーションを大事にして働きやすい環境に
サイバーエージェントでは「あした会議」や「社員総会」など社内行事も多く、若手社員と役員が接点を持つ機会や他部署との交流にも力を入れています。
20代の若手社員の意見を業務に取り入れるなど、社内のコミュニケーションを大事にして働きやすい環境作りをします。
月イチの面談で業務状況を共有
月イチの面談は上司と部下のコミュニケーションの場として奨励されていますが、受け持ち業務状況を共有することで、ミスコミュニケーションを失くすことを目的にしています。
上司と部下が意志疎通するという意味でも月イチの面談の場は大切といえるでしょう。
懇親会の費用を支給
サイバーエージェントでは、部署のメンバーの交流の場として部署懇親会を奨励しています。
メンバー同士のコミュニケーションの機会を増やすことで、仕事がやりやすい環境になるでしょう。
会社からは、1人あたり5,000円の懇親会の費用が支給されますよ。
若手社員と藤田社長との食事会も開催
サイバーエージェントでは、藤田社長と若手社員が月1回食事会をする「社朝食」を開催しています。
経営陣と若手社員が接点持つことで、若手社員の意見を社長が聞くだけでなく、経営に対する話しを聞くこともできます。
若手社員は部署をまたがった交流ができるというのも魅力的ですよね。
サイバーエージェントは独自の福利厚生で働きやすい環境を整備!
サイバーエージェントは、子育て中の女性のための制度や若手社員を育成するための制度を整えて働きやすい環境作りに取り組んでいます。
サイバーエージェントの福利厚生は、本社がある渋谷という場所柄もふまえて社員の意見を取り入れた上で作られているのです。
企業の福利厚生は、就職先や転職先の企業を選ぶ基準のひとつといえます。
福利厚生を会社選びの基準にする場合は、企業独自の福利厚生が作られた背景を知ると自分に合う会社かわかるでしょう。
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