その使い方合ってる?「アイドルコスト」の意味とは?

その使い方合ってる?「アイドルコスト」の意味とは?

経理をしていると、不況が続くと気になる「アイドルコスト」という言葉。
今日は、「アイドルコスト」について解説いたします。

「アイドルコスト」の意味とは?

作業中の手待ち時間、無作業時間である「アイドルタイム」時に発生するコストのことを「アイドルコスト」といいます。
企業の保有する生産能力を十分に活用できない状況によって発生してしまう費用と言われています。
日本語では遊休費、不働費などといわれています。

工場の生産ラインが止まってしまうと、何も作っていないのに、工場の賃貸費用や機器の減価償却費、社員の給与などは発生し、工場が稼働していたら得られたであろう収益の機会損失を招いているということになります。

「アイドルコスト」と「アイドルタイム」は背中合わせ

「アイドルコスト」は、作業が停滞する「アイドルタイム」が発生する場所にて隠れ潜んでいます。

工場であればの工程の流れの中で、ボトルネック以外の工程だったり、レストランであれば、繁盛時間以外の前後だったりに発生しています。

いかにこの「アイドルタイム」を減少させるか?または、この時間を有効活用するかが?が、「アイドルコスト」を減少させることにつながるります。

アイドルタイムについての詳細はこちら(アイドルタイムのURL)

「アイドルコスト」を英語にするなら?

「アイドルコスト」は、「idle cost」になります。
ちなみに、作業の手待ち時間は、「waiting time」「down time」という。

不景気時に問題視される「アイドルコスト」

企業は営業からの受注に対して、供給に応えるために、生産能力(キャパシティ)を決めるのですが、この受注というものが毎年確定されているかというとそうでない時もあります。

時にはキャパシティをフルに活用できない遊休(不働)の状況をつくりだしてしまうことがあります。このことによって発生する機会費用もしくは機会損失を「アイドルコスト」というわけですが、不況期には大きくなる傾向があります。

逆に、好況を維持しているときは、生産能力がフル稼働していますので、「アイドルコスト」はほとんど発生しないことが多いです。

企業は、常に生産設備の保有する実現可能な最大の能力をつねに把握しておくことが必要になります。

原価計算として、「アイドルコスト」を各設備ごとに計算しておけば、不景気の時に経費削減として、キャパシティの縮小を目的とする経営構造改革(リストラクチャリング)を断行しないといけないのか?

好況時であれば、生産力の増強を図る政策を選択するなど……正しい経営判断の一材料となり得るでしょう。

 

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