介護職への転職面接で受かる人と落ちる人の違い
- カテゴリ名:業界・職種・企業研究
介護職への転職での面接でよく聞かれる質問、採用担当者が面接でチェックするポイント、面接で良い印象を残すための対策を紹介します。
介護職から介護職に転職する人も、未経験で介護職に転職する人も、ぜひ参考にしてください。
万全の面接対策を行って理想の介護職転職を叶えてください!
介護職への転職で良く聞かれる質問トップ5
介護職への転職でよく聞かれる質問を5つ紹介します。
面接の前に、それぞれに対する自分なりに納得のいく回答を準備しておかれることをおすすめします。
退職理由
「前の職場を退職された理由を聞かせてください。」
どんな理由での転職だったとしても、面接ではポジティブな側面からの回答をしましょう。
健康状態をチャックする意図も含まれていることがあるようです。
転職では「希望する転職先」に焦点を合わせた退職理由にすることを心がけましょう。
志望動機
「弊社を希望された動機は何ですか?」
介護業界の仕事は、高齢者や何らかの困難を抱えた人をサポートする仕事で、意欲や体力だけではこなせない面があります。
転職時の志望動機は介護職としての仕事をまっとうしていく覚悟を測る質問でもあります。
「安心して介護の仕事を任せられる人」と感じてもらうためにも、できること、したいこと、将来の理想像などを具体的にはっきりと伝えるようにしましょう。
「一生懸命働きます」「キャリアアップしたいです」では漠然としています。
企業をどれくらい理解しているかを伝えるためにも、何を一生懸命やるのかのピンポイント訴求が効果的です。
これまでの経験
「これまでの経験を聞かせてください」
面接で、転職時点での過去の経験の説明をするときは、具体性を意識しましょう。
内容だけでなく、関わった人、人数、期間、学んだこと、できるようになったことなどを面接での回答に含めると好印象になります。
どんなにたくさんの経験を積んだ人でも、面接で全部を網羅すると面接官に響きません。
面接では希望している転職先と関連性の高いことだけに絞り込んだ説明にすることがポイントになります。
転職後にしたいこと
「キャリアプランを聞かせてください」
「弊社に入社してからどんなことをしたいですか?」
介護職への面接では、将来の展望、キャリアプランについて聞かれる質問です。
面接官がこの質問をするときは、応募されている求人内容や企業の求めるものを理解しているかという点を確認する意図も含まれるでしょう。
面接でも目標や将来イメージをしっかり語れることは、介護職に携わることへの意欲としても伝わるでしょう。
逆質問
「何か質問はありますか?」
転職活動の中で、働きたいと思う介護施設に関して、または介護職の特徴に関して、調べれば調べるほどに疑問が湧いてくるものではないでしょうか。
面接で何か質問は?と逆質問があったら、仕事の内容に関することを素直に聞いてみましょう。
それだけで、働きたい!という意欲やその施設への関心を示すことができるでしょう。
逆質問の場合は、条件や待遇に関する質問は避けたほうが無難かもしれません。
介護職への転職で面接官のチェックポイントトップ5
介護職への転職で面接では、面接官から様々な質問がされるでしょう。
すべての質問事項を完璧に予測することは不可能ですが、介護職の採用担当者が見極めたいポイントがあります。
面接準備で解答を考える際には、その質問の意図を考えておきましょう。
長く働いてくれそうか
人材不足といわれる介護業界ではありますが、業界内部の人の入れ替わり(転職)も比較的激しいようです。
採用担当者にとって長く働いてくれる転職者を採用することも責務の一端となります。
介護職から介護職に転職する人にも、未経験で介護職に転職する人にも高い確率で聞かれる質問です。
職場に馴染めそうか
面接官は、面接で転職者の回答の端々から人柄や個性を見極めていきます。
職場の人たちとうまくやっていけるキャラクターかどうかという点がその見極めのポイントです。
聞く力、伝える力などのコミュニケーション能力や施設の雰囲気との一致度が測られます。
トラブルメーカーでないか
介護施設の中で一人のスタッフの行動や言動が、施設全体に悪影響を及ぼすことがあるようです。
転職理由や受け答えの特徴などに違和感があるとトラブルメーカーかもと疑われる可能性があります。
余計な問題を引き起こす人は、どの介護施設も避けたいものでしょう。
素直さがあるか
介護施設には、職場のスタッフが気持ちよく一緒に働くため一定のルールが存在しているはずです。
指摘や指導を受けることは、特に転職したての頃は多いほうがいいと思います。
まずは「はい!」と素直に従えることが大切かもしれません。
しかし、指摘や指導をネガティブに捉えたり、反感を持ったりする人は伸びていけません。
施設の中で長く貢献していくことも難しいでしょう。
反論ではなく、疑問や質問で解決していく謙虚さもいるでしょう。
面接での質問のやり取りの中で、面接官も見極めようとしているでしょう。
柔軟さを持っているか
年齢が高かったり、介護業界でも別業界でも社会経験が長いと、柔軟性があるかは必ず確認される部分です。
難しいのは、「柔軟性はありますか?」というように質問されることはないということです。
すべては、態度、行動、言動で見極められるものです。
その施設に馴染めるかどうかも左右する重要なポイントです。
介護職への転職!面接で良い印象を残すために
介護職への転職で面接まで行き着いて、好印象で内定を獲得するための対策を紹介します。
ここまで紹介してきたよくある質問や面接官のチェックポイントと合わせて確認しておきましょう。
転職のための面接で実践してくださいね!
まず第一印象は服装から
介護職への転職で面接の服装について迷われる人も多いようですね。
介護職の仕事では動きやすい格好で勤務することが多いですが、転職面接の場合は介護職でもスーツの着用をおすすめします。
転職活動は、ヘアスタイルから、爪や足元まで清潔感のあるシンプルな服装で臨みましょう。
提出した書類を再確認しておく
面接に行く施設に提出した履歴書や職務経歴書の内容を再度読み返しておきましょう。
面接の回答がその内容とずれてしまうと、面接官を混乱させてしまいます。
この転職者は嘘をついてる?といういらない疑念を抱かせないためにも再確認は必要です。
適度な長さと具体性を意識
介護職の転職での面接では、面接官の質問に的を射たわかりやすい回答をすることが鉄則です。
手短かにすることを意識しすぎて、そっけない回答にならないようにすることも大切です。
職歴や特定の経験についてはある程度、具体性を持たせることは、面接官によく理解してもらうためにも重要です。
転職者に対する質問の内容に合わせつつ、長すぎず、短すぎずの回答をしましょう。
タブー事項を知ろう
介護職の転職での面接でタブーとなることを知っておくと防止策になりますよね。
まず、ネガティブなことを口にしないということです。
自分のことも前職のことも、もちろん面接を受けている介護施設についても同じことです。
転職活動では、ネガティブな内容に触れないことを心に刻んでおきましょう。
面接での質問で「分かりません」「知りません」というのもネガティブに伝わるので注意しましょう。
介護職の転職での面接は準備をしっかり!
介護職の転職での面接は、事前の準備をしっかり行っておきましょう。
転職先への回答をひとつひとつ暗記する必要はありません。
むしろ暗記はしないほうがナチュラルな自分を出せるはずです。
転職先や介護の仕事に対する自分の気持ちや意欲、経験やアピール内容について、しっかり言葉にする練習を重ねてください。
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