転職の面接で失敗しないための大切なポイントまとめ

転職の面接で失敗しないための大切なポイントまとめ

転職面接を控え、不安や緊張で胸がいっぱいではないですか?
事前に準備や対策をしておくことで、不安が解消され、自信をもって面接に臨むことができますよ。
転職面接は、全体の流れを把握し、それぞれの時点でのポイントを押さえておくことが重要です。
ここでは、転職面接の概要や当日の流れ、事前準備や辞退の方法まで、転職面接の全知識を解説します。

転職面接ではこんなところを見ている!

緊張の面接では、何をどう気をつければいいのかわからないという人も多いでしょう。
面接官がどこを見ているかを知ることで、注意すべきポイントが把握できます。
面接官は、応募者のどんな点をチェックしているのでしょうか。

社風に合った人か

応募者の人間性や考え方を把握することで、自社の社風に合った人かどうかを確認しています。
社風に合う合わないは非常に重要。
社風に合わないことで退職に至るというケースはよく見られますし、職場の人にとっても一緒に働きやすい人物かどうかは大きな問題だからです。
事前に社風の確認をするのはなかなか難しいですが、職場見学や口コミサイトなどを利用することである程度の雰囲気がつかめます。

募集内容に適切な人材か

企業が中途募集をかけるときは、欠員補充や事業拡大など、目的に応じた募集であることがほとんどです。
そのため、募集内容にフィットした人材かどうかはとても大切なこと。
どんなに優秀な人材でも、募集内容に合わないのであれば採用する意味が薄れてしまうでしょう。
募集要項の確認や企業研究を通じて、どんな人材が求められているのか確認しておきたいですね。

社会人マナーができているか

即戦力を基本とする中途採用者に対しては、社会人マナーなど基本的なことを教える余裕はありません。
新卒との決定的な違いがここ。
社会人経験があり、できていて当たり前のマナーだからこそ、厳しい目でチェックされているのです。
長年同じ職場で仕事をしているとマナーへの意識が薄くなりがちですから、今一度社会人としてのマナーをおさらいしておきましょう。

転職面接の基本的な流れを確認

転職面接を迎える前に、全体の流れを把握しておくことが大切です。
全体像をイメージすることで、どんな対策をすればいいのかがわかり、落ち着いて面接に臨むことができるでしょう。
ここでは、面接部屋への入室~退室まで、転職面接の基本的な流れを解説します。

入室

入室の段階から面接は始まっています。
採用担当の方から指示があったら部屋の前に行き、下記の流れを意識して入室しましょう。

  1. ドアのノックを3回する(強くノックし過ぎないように)
  2. 面接官に促されたらドアを開ける
  3. 「失礼いたします。」と言ってから会釈をして入室
  4. 入室するときにも面接官の方を見るようにする
  5. 体を斜め後ろの向きにしてドアを閉める(バタンと音を立てて閉めないように)

挨拶はしっかりしよう

入室したら、ドアを背にして一礼します。
椅子の横に行き、面接官の方をしっかりと向きます。
「〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします。」と大きな声で挨拶しましょう。
このとき、笑顔を忘れないようにすると好印象ですね。
挨拶のあとは45度の角度でお辞儀をし、1秒間だけ停止するのがポイント。
動きにメリハリができて、しっかりとした印象を与えることができるでしょう。
面接官に促されてから着席し、いよいよ面接がスタートです。

効果的な自己紹介を用意しよう

面接がスタートすると、最初に自己紹介をするよう促されることが多いです。
頭が真っ白にならないように、自己紹介はあらかじめ用意しておきましょう。
下記の内容を1~2分程度でまとめておきます。
詳細は質問タイムで聞かれますから、長くならないよう簡潔にまとめるのがポイントです。

  • 氏名
  • 経歴の概要(どんな仕事をどのくらいの期間していたのか)
  • 仕事で努力した点や挙げた成果
  • これまでの仕事で得たスキル、知識など
  • そのスキルや知識を使って転職先に貢献したい点

自己PR

自己PRは、言い換えると「あなたは転職してどんな貢献ができますか?」という質問です。
自身の経験やスキル、強みをアピールするのですが、それは転職先への貢献につながる必要があります。
つまり、自己PRとは「応募先企業の目線」に立ったものであることが重要。
応募先の人事担当者から見て、「この人は採用する価値がある。」と思われるものではなくてはなりません。
そのために、企業研究をおこない、企業が求める人材を把握したうえで、自身の経験やスキルをマッチングさせて述べるようにしましょう。
特に下記の点に気をつけて自己PRを用意しておくと、面接官の心に残りやすくなります。

  • アピールしたい点は1つに絞ること
  • エピソードや数字を交えて具体性をもたせること
  • 応募書類で書いた自己PRとマッチした内容であること

志望動機

志望動機は、面接官が応募者の意欲を知るための重要なポイント。
さらに、社風や企業の方針にあった人物であるかを見られています。
自己PRとともに、面接の核となる質問であり、必ずと言っていいほど聞かれることです。

志望動機では、なぜ応募先の企業を選んだのか、その理由を明確に伝えます。
単に企業のいい点を述べるのではなく、「〇〇という点が魅力で、自分の△△というスキルが活かせると思った」という風に、自身のスキルや経験と絡めて伝えましょう。

面接官の心を掴む志望動機を伝えるためには、企業研究が重要です。
企業HPに書かれている内容だけでなく、同業他社との違い、実際に訪問して感じたことなど、深い研究結果から得た志望動機こそが、応募先への熱意が伝わります。

この他にも「業界の志望動機」や「職種の志望動機」などに話が及ぶこともあります。
業界の志望動機については、その業界の展望や市場規模など業界研究から探っていき、職種の志望動機は、自身の強みを踏まえ、その職種で挑戦したいことを述べるようにします。
特に、業界や職種を変えて応募する人に対しては、単なる憧れやイメージだけで志望していないかを確かめる意図があります。
志望動機を述べたあとに、かなり突っ込んだ質問に及ぶこともありますから、業界や職種の魅力だけでなく、直面している問題や大変な点もよく理解しておくようにしましょう。

長所短所の答え方

長所短所も面接でよく聞かれる質問です。
特に、ポテンシャル採用や、人物像を重視する面接で多く見られます。
面接官は長所短所を聞くことで、職場への適性や、自分を客観視して伝える力があるかといった点を確認します。

長所を答えるときのポイントは、企業が求める資質に合致する点をアピールすること。
さらにそれは、自分が勝手に思っているものではなく、他者からの客観的評価の対象であるべきです。
たとえば、周りからよく褒められること、お客さまから言ってもらったこと、上司から評価された点など。
客観的評価につながった自身の長所の中で、企業が求める人材像に近いものをピックアップしましょう。

短所を答えるときのポイントは、その短所が何かというより、自分の短所をきちんと洗い出し、それとどう向き合って克服してきたかが重要です。
なぜ短所だと思うのかとともに、その短所を補うためにどんな工夫や努力をしたのかを、具体的なエピソードを交えて話しましょう。

「短所がない」と答えるのはNG。
自分を客観視できず、独りよがりで誠実さがない印象を与えます。
当然ながら、「遅刻が多い」「人と話すのが苦手」など、仕事上問題が発生しそうな短所については言わないようにしましょう。

退職理由はポジティブなものを

退職理由は、面接官が下記の点を確認するためにする質問です。
質問の意図をしっかり理解することで、適切な退職理由の設定につながりますから、ぜひ覚えておきましょう。

  • すぐに辞めないかどうか
  • 職場への適性はあるか
  • 問題を他人のせいにしないか
  • 周りの人とうまくやっていける人物か

退職理由の大きなポイントは、ポジティブで前向きなものであること。
何かが辛かった、不満があったなどの後ろ向きな理由だと、「ストレス耐性が不安」「同じ理由で辞める可能性がある」などと思われます。
ポジティブな退職理由とは、「転職先でしかできない仕事があった」「キャリアアップのため」といったもの。
こうした前向きな姿勢は、転職したあとにも生き生きと働く姿がイメージしやすいため、好印象につながります。

ポジティブな退職理由と言うと、難しいと感じるかもしれませんが、なにも、嘘の退職理由を無理やり言うのではありません。
たとえば、前職を辞めようと思ったきっかけが本当は人間関係だった場合、どうしても前向きな理由として捉えることができないでしょう。
この場合、志望動機との連動性を意識してみましょう。
志望動機は前向きなものであるはずなので、「~ということをしたい、だから今の人間関係を清算してまで辞めたいと思った」と退職理由につなげることができます。

他にもある!よくある質問

面接では、他にも定番とされている質問があります。
仮に実際の面接で質問がなかったとしても、自身のキャリアと向き合うきっかけになるため、じっくり考えておいて損はありませんよ。
たとえば、下記の質問はよくあるので、事前に準備しておきましょう。

  • キャリアプラン、将来の展望
  • 入社してやりたいこと
  • 仕事をするうえで大切にしていること
  • 今の自分自身の課題
  • 仕事上の成功体験、誇れる実績
  • 仕事での失敗談、苦労や大変だったこと
  • 前職で感じた不満やストレス
  • 業界の展望
  • 条件面での質問(残業、休日出勤、転勤が可能か、入社日はいつかがいいかなど)
  • 他に受けている企業はあるか

逆質問

面接の最後には逆質問タイムが設けられることがほとんどです。
逆質問の内容や質問姿勢によって、応募者の意欲を確認したいと思っています。
不明な点があれば明確にするいい機会ですし、自分の方から売り込めるチャンスでもありますから、ぜひ積極的に質問しましょう。
逆質問タイムにおける主なポイントは下記の通りです。

  • 仕事に触れた質問をすること (例)希望部署の仕事内容、社員の行動スケジュールなど
  • 意欲のアピールにつながる質問は好印象 (例)入社までに勉強しておくこと、スキル不足を補うために必要なことなど
  • 条件面に関する質問は、他の質問をいくつかした後で、直接的な聞き方を避けてすること (例)仕事の繁忙期はいつか、前職では〇時間残業していたが転職先ではどうかなど
  • 質問は5つ程度は用意しておくこと
  • 「質問はありません」はNG
  • 企業HPに載っている内容やすでに聞いた話は再度質問しないこと

退室

緊張の面接が終わったら退室の準備をします。
まずは、座った状態で丁寧に面接のお礼を伝え、椅子の横に立ったら再度挨拶。
最後の挨拶は面接官の目をしっかり見て、「よろしくお願いいたします。」と伝えます。
手荷物を持ち、ドアの方に向かって歩いて退室する際は、下記の流れや注意点を意識しましょう。

  1. ドアの前で面接官の方を向き「失礼します。」と言ってお辞儀をする
  2. 退室したら、部屋の方に体を向き直してドアを閉める(後ろ手は使わない)
  3. 面接官に軽く会釈をしながら、バタンと音を立てないように注意
  4. 案内係の指示がない限りは、速やかに会社をでる
  5. 会社付近で喫煙したり、携帯電話を取り出さないように

転職面接は準備も抜かりなく!

転職面接では事前準備が重要。当日に慌てることのないよう、抜かりなくおこなっておきましょう。
ここでは、面接前に準備、対策しておきたいポイントを解説します。

履歴書、職務経歴書の内容を把握しよう

面接は履歴書や職務経歴書などの事前に提出された書類を見ながらおこないます。
面接官が特に気にしているのは、書類と矛盾点がないかどうか。
書類審査を通過した時点で、必要なスキルや経験は満たしていると判断されているため、面接においては、書類との整合性をチェックしています。
事前に応募書類の内容を把握しておき、ちぐはぐな印象がないようにしましょう。
当然ながら、提出前に書類のコピーを取っておく必要があります。

服装は企業に合わせて選ぼう

面接時の服装はスーツが基本ですが、業界や職種によっても異なります。
たとえば、スーツを着ない面接の代表例としてはアパレルや美容関係が挙げられますよね。
同じアパレルや美容でも、企業で扱っている商品やブランドイメージによって選びたい服装が異なります。

スーツであっても同様です。
金融や教育など保守的な業界では、ブラックスーツと白シャツなどオーソドックスなスタイルが好まれやすいですが、ITやベンチャーに代表される自由な社風の企業では「個性がない」と思われることも。
応募する業界や職種に合わせて、適切な服装をチョイスしましょう。

髪型はどうすればいい?

髪型は面接における第一印象を左右する重要な要素。
大切なポイントは「清潔感」と「健康的なこと」です。
長い髪は束ねる、お辞儀したときに前髪が垂れないようにするなどし、ボサボサして乱れた髪を整えておきましょう。

髪色も大切で、男性は黒髪、女性は黒髪~ダークブラウンが基本。
業界によって許容範囲が異なるものの、明る過ぎる髪色は面接の場では不適切だと思っておきましょう。
白髪も場合によっては疲れているように見え、「長く働いてもらえるのかな?」と面接官が不安に思います。
きちんと染め、若々しい印象を与えたいですね。

持ち物は?

面接前日には、必要な持ち物をチェックしておきましょう。
応募書類のコピーや筆記用具、交通費など最低限必要な持ち物のほか、下記のものがあるといいでしょう。

  • スケジュール帳(次回の面接日程を聞かれる場合に備えて)
  • 携帯電話(交通の乱れなど緊急時の連絡用)
  • メイク直しセット、エチケットブラシ(直前の身だしなみチェック時に)
  • 印鑑(面接の交通費を支給してくれる企業などで必要な場合あり)
  • 悪天候時の雨具、タオル、ストッキングの替えなど
  • 頭痛や生理痛がある人は普段服用している痛み止めの薬

当日は何分前に行くべき?

面接当日は、開始5分~10分前くらいに訪問するのがマナーとされています。
遅刻はもちろん厳禁ですが、早ければいいというものでもありません。
企業によっては控室がなく、対応してくれる人の負担になることも。
ギリギリの時間に訪問するのは心配という方は、会社近くまで行って場所だけ確認しておき、近隣の飲食店や本屋、コンビニなどで時間を潰してから訪問するのも1つでしょう。

転職面接を成功させるポイント

面接全体を通して気をつけたいポイントがあります。
転職面接を成功させるために抑えておくべき基礎となるものですから、ぜひ覚えておきましょう。
どんな点を意識すればいいのでしょうか。

まず何より身だしなみ

面接では内容が勝負とばかりに、身だしなみに気を使わないのはNGです。
第一印象を左右する重要なポイントですから、社会人らしく、しっかりと整えましょう。
髪型やメイクだけでなく、スーツのシワや汚れ、靴はしっかり磨いてあるかなど、細部までチェックしておくべきです。

喋り方や立ち居振る舞いにも気をつけよう

敬語を使うのは当たり前として、普段の喋り方のクセがでてしまわないようにしましょう。
相槌を打つときに「はい」ではなく「うん、うん」と言ってしまったり、どこか上から目線だと感じる喋り方の人は要注意。
姿勢正しくテキパキとした動作をしているかなど、立ち居振る舞いも見られています。

社会人マナーには気をつけよう

遅刻をしない、挨拶をするなど基本的なマナーのほか、上座、下座の認識、ドアノックの仕方や手荷物やコートを置く位置など、あらゆる場面でマナーレベルを判断されるのが面接です。
ほかにも、煙草の臭いをプンプンさせる、香水をつけているなど、面接の場でマナー違反と捉えられかねない行動は慎むようにしましょう。

うまくいかなかった時こそ面接お礼のメール

面接では緊張して思うような受け答えができなかった、面接官に厳しいことを言われてしまったなど、うまくいかなかったことがあるでしょう。
そんなときこそ、面接お礼のメールを送りましょう。
細かい気遣いが、場合によっては選考結果を左右する可能性もあります。
面接後に素早くお礼を伝えられて、開封の手間もないメールなら相手の負担になりません。

選考を辞退する場合はどうする?

より希望度の高い他社から内定をもらった、面接を受けてみたらイメージと異なっていたなど、選考途中や内定後に辞退したいと感じることがあります。
もちろん、企業からの連絡を無視するなどは絶対にやってはいけないこと。
では、常識ある辞退をするにはどうすればいいのでしょうか。
ここでは、辞退の方法について解説します。

選考途中の辞退

内定をもらったわけではなく、面接日までに日がある場合の連絡は、電話でもメールでも問題ありません。
ただし、面接日前日や当日は電話連絡が必須。
メールだと担当者が確認しないまま面接時間を迎えてしまう可能性があり、日程調整において迷惑をかけることになります。
最終面接や役員面接前など、選考が進んでいる段階での辞退も電話がいいでしょう。
そこまでの採用活動にはコストがかかっていることを踏まえ、電話で丁寧にお詫びするのがマナーです。

内定後の辞退

内定後の辞退は最低限電話でおこないます。
選考中によくしてもらったなど、場合によっては企業に直接出向いてお詫びすることも必要です。
電話や対面で内定辞退をおこなう場合は、下記の流れで切り出すようにしましょう。

  1. 挨拶と自分が何者かを伝える(氏名、面接日と時間、何の職種での応募だったか)
  2. 要件を簡潔に伝える (例) このたびの内定を辞退させていただきたく、ご連絡差し上げました。
  3. 丁寧にお詫びを述べる (例) 勝手を申し上げまして、大変申し訳ございません。

内定辞退の連絡方法とポイント

内定辞退はスピードが命。
企業は内定を出した後、内定者を受け入れるため、備品やデスクの用意、担当業務の配分などあらゆる準備を進めます。
連絡が遅れ、企業が他の応募者に不採用連絡をしてしまった後だと非常に迷惑をかけるでしょう。
辞退を決めたら、先延ばしにせず速やかに連絡することが重要です。

辞退の理由については述べる必要はありませんが、企業によっては聞いてくることがあります。
その場合は、「他社から内定をいただいたため」と正直に伝えて問題ありません。
人事担当者もそれなりにあることだと理解しています。

ただし、給与や待遇面で納得できなかったなど、詳細まで述べるのはやめましょう。
入社には至らなかった場合でも、取引先になったり、業界内のセミナー等で会わないとも限りませんから、失礼のない辞退を心がけましょう。

人事担当者の方となかなか連絡がつかない場合でも、あくまでもこちら側の都合。
折り返しの電話はもらわないようにしましょう。
あらかじめメールで送っておき、電話連絡がついた時点であらためてお詫びと感謝の気持ちを述べるとより丁寧です。

転職面接はエージェントに見てもらおう 

転職面接は、転職エージェントに見てもらうことで、より効果的な対策ができ、内定確率がアップします。
転職成功を引き寄せたいなら、利用を検討しておきたいところ。
ここでは、転職エージェントがおこなう対策と、おすすめの転職エージェントを厳選して紹介します。

面接練習をしてくれる

質問に対してどう答えればいいのかわからない、緊張して頭が真っ白になりそうなど、面接に不安がある場合は模擬面接もおこなってくれます。
実際の面接を想定し、よく聞かれる質問などを中心に練習するため、実践的。
話し方、姿勢、回答の内容など、プロの視点から客観的にアドバイスしてくれるでしょう。

応募企業に合った職務経歴書の添削サービスも

書類選考をなかなか突破できない場合は、書類添削サービスも利用できます。
特に、転職者にとって職務経歴書は要とも言える重要書類。
応募企業に合った職務経歴書を作成する手助けをしてくれるため、書類選考が通りやすくなります。
添削してもらって修正点が見つかったら、どんなことが良くなかったのか、しっかりと振り返りをおこないましょう。
そうすることで、転職活動全体を通じて書類が洗練されていき、希望の企業への転職が近づきます。

面接の日程調整もエージェントが行ってくれる

電話やメールで面接日の日程調整をおこなうのは、特に在籍しながらの転職活動においては大きな負担。
時間がかかったり、忙しい中対応しているうちに調整ミスにもつながりやすくなります。
転職エージェントを利用すると、面接の日程調整を代わりにおこなってくれますよ。
あらかじめエージェントに希望の日程を伝えておくだけでいいので、時間短縮と確実性において有利になるでしょう。

万が一辞退する場合の連絡もしてもらえる

転職エージェントを経由して応募した場合、万が一辞退する場合でも、直接企業に連絡する必要はありません。
転職エージェントに連絡すればいいので、お詫びメールを作成したり、電話や対面でのストレスを感じずに済みます。

おすすめの転職エージェント3選

転職エージェントは数多くありますが、その中でも特におすすめが下記の3つ。
求人件数、質、エージェントの対応において評価が高いエージェントです。
それぞれの特徴を解説します。

リクルートエージェント

国内最大規模と呼び声高いのが、リクルートグループが展開するリクルートエージェント。
圧倒的な求人数と取り扱う職種の豊富さでは業界トップクラスです。
リクルートエージェントの特徴は、大手の強みを活かし、大企業や優良ベンチャーなど条件面で有利な求人が見つかりやすいこと。
さらに、キャリアコンサルタントの的を得たアドバイスと、登録することで使える便利なツールが豊富にあるのも魅力です。

リクルートエージェントへ登録する

doda

リクルートエージェントとともに、求人件数や幅広い求人内容で業界をけん引するのがdoda。
dodaの特徴は、20代~30代の若手人材に強みをもっていることです。
初めての転職活動や、面接に不安が大きい人は、dodaのコンサルタントの丁寧な対応が向いています。
転職フェアなどのイベントも数多く開催しているのも他にはない魅力の1つ。
dodaに登録しておくことで、イベント開始時間前の入場ができて時間短縮につながります。
応募前に直接人事担当者と話が聞けるチャンスなので積極的に利用したいですね。

dodaに登録する

パソナキャリア

年収アップを叶えたい、女性が働きやすい職場を探したいならパソナキャリアがおすすめ。
キャリアコンサルタントの質が高いことで知られており、面接対策や企業研究フォロー、年収交渉などに強みをもっています。
その結果、高い年収アップ率につながっているのです。
女性の転職に力を入れているのも特徴的。
女性専用サービスである「ウーマンキャリア」を展開し、女性人気が高い事務、営業職なども豊富に扱っています。
求人件数全体では上記2社には及びませんが、地方拠点があるため、Uターン、Iターン転職を希望する人にも適しています。

パソナキャリアに登録する

入念な準備と面接対策でいい結果につなげよう!

転職面接は、事前準備と対策をしっかりおこなうことで、落ち着いて臨むことができ、本来の力が発揮しやすくなります。
面接の概要をよく理解しておき、やれるだけのことは対策しておきたいですね。
よくある質問に対する答えやエージェントとの面接練習などは、前日に慌てて用意するのではなく早めに取り組んでおきましょう。
面接対策を完璧にして、希望の企業への転職をぜひ叶えてください。

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