外資系転職におすすめの転職サイトと企業選びのポイント

外資系転職におすすめの転職サイトと企業選びのポイント

憧れを持つ方も多い「外資系企業」。
キャリアアップとして転職を目指す方も多いかもしれませんが、その職活動に欠かせないのが求人情報を扱う「転職サイト」。
外資系企業へ転職する場合には、どういった転職サイトがおすすめなのでしょうか。
転職サイト選びのポイントについて解説します。

外資系転職だけではなく幅広く転職を考えている人は「おすすめの転職サイトまとめ」の記事を参考に転職サイト選びをしましょう。
さまざまな案件を比較することが転職成功のポイントですよ。

外資系転職におすすめの転職サイト

様々な転職サイトがある中で、ズバリ、どのサイトを選べばよいのでしょうか。
外資系の転職におすすめのサイトを厳選し、3つ紹介します。

外資系転職を考えるならまず登録したい転職サイト「JACリクルートメント」

外資系企業への転職を語る際に、まず欠かせないのが「JACリクルートメント」です。
国内での実績はNo.1と言われていて、全世界に8つの拠点を持つ転職エージェントです。

JACリクルートメントでは、企業担当のコンサルタントが直接面談してくれるので、転職先企業に関して詳しい情報が聞けるのが特徴のひとつ。
公式サイトによると、利用者の満足度が9割以上と高く、この数字からも良質なサポートが期待できますね。

JACリクルートメントは、独占案件数も国内では最大級とされていますので、外資系を目指すのであれば是非登録しておきたい転職サイトです。

ヘッドハンティングで外資系のキャリアを積むなら「ビズリーチ」

管理職や専門職といった、いわゆる「ハイクラス」の求人を扱う「ビズリーチ」は、高収入求人はもちろん、外資系にも強い転職エージェントです。
経歴を登録すると、企業やヘッドハンターからスカウトが届く仕組みで、自分で求人情報を閲覧して応募するという従来の仕組みとは少し異なるのもビズリーチの特徴です。
思わぬ業種や企業から声がかかることもあり、新たな可能性を見出すことができるかもしれませんね。

また、無料で利用することもできますが、有料会員としてプレミアムサービスを受けることができるのもビズリーチの大きな特徴です。
有料会員になることで、より秘匿性の高い求人情報にアクセスできますし、スカウトを待たずにこちらから応募することもできます。
キャリアに自信のある方や現在の年収が750万円以上という方で、さらにステップアップを望む方には特におすすめのエージェントです。

外資系金融など優良案件の多い転職サイトは「リクルートエージェント」

言わずと知れた大手の総合エージェントである「リクルートエージェント」。
誰もが一度は利用したことがあるかもしれませんね。
イメージにはないかもしれませんが、リクルートエージェントもまた、外資系に強いエージェントのひとつで、特にアジア圏での外資系転職には強いと言われています。

外資系の転職エージェントの多くが、ハイクラス求人を得意とするのに対し、リクルートエージェントは、外資系にチャレンジするのは初めてという方や「未経験業種にチャレンジしたい!」という方でも臆することなく利用できるのが大きな特徴のひとつ。
転職活動全体を通して役に立つので、ぜひ登録しておきたいですね。

転職サイトのその前に。外資系企業選びのポイント

転職サイトの選び方について話す前に、転職先企業の選び方について少し触れておきましょう。

「外資系企業で働きたい!」という方は多いですが、外資系と一口に言っても、数多くの企業が存在します。
事業の詳細、仕事内容や給与など、求める条件は人によって異なりますが、ここでは外資系企業を選ぶ際に共通するポイントを少しだけ紹介します。

企業の国籍で、社風ががらりと変わる

「外資系」というと、外国人スタッフが多く、コミュニケーションは全て英語、フランクな上司におしゃれなオフィス、成果次第でどんどん出世コースへ……というようなイメージが強いでしょうか。
しかし、こうしたイメージとは全く異なることも珍しくはありません。
よく言われる「成果第一主義」というのはアメリカ的考え方で、企業の国籍によっては多少事情が変わってきます。
たとえば、ヨーロッパ系企業の場合、有給取得率が高いのが全体的特徴ですので、ワークライフバランスを重視したい人には特におすすめです。
日本に進出しているアジア系企業も増えていますので、選択肢の幅が広がっている分、企業風土も多様化していると言えるでしょう。

まずは「外資系企業」というくくりを捨て、どういった環境で働きたいのか整理しておくといいですね。

業績が悪いと日本撤退の可能性も!?

外資系企業の資本比率にもよりますが、利益を出していない企業の場合は日本から撤退してしまう可能性もないわけではありません。
特に、100%外資という場合には、本社の意向が濃くなります。
そのため、経営戦略だけでなく人事制度なども、本社の意思によって企業が大きく動くことに。

今後の本社の意向まではかり知ることはできませんが、少なくとも、資本比率や利益をしっかり出している会社かどうかは事前に確認しておきましょう。

やりたい仕事を明確に

「外資系企業を目指す!」という思いが先走り、企業のネームバリューに捉われやすいのも、外資系での転職活動における落とし穴のひとつ。
転職活動では、内定をもらうことも大切ですが、企業とのミスマッチを防ぐことも重要です。
せっかく入社しても、また転職を余儀なくされるようなことがないよう、自分がどんな仕事がやりたいのかを明確にしたうえで、企業選びをしましょう。

外資系企業ならどのサイト?転職サイト選びの基準

転職活動には欠かせない「転職サイト」。
大手から中小規模のエージェントまで様々な転職サイトがありますが、サイトによって求人情報の質も量も様々です。
外資系企業を目指すのであれば、どういった転職サイトがよいのでしょうか。

外資系に強い転職サイトを選ぶ

外資系企業を目指すなら、まずは登録しておきたいのが外資系をメインで扱う転職サイトです。
中には世界各国に拠点を構えるなど、外資系企業の求人紹介に特化したエージェントもあります。
こうした専門サイトには、そのサイトにしかない「独占案件」も多く集まります。
外資系企業を目指すなら、こうした外資系専門の転職サイトは、まず登録しておいて損はないでしょう。

求人件数の多いサイトを選ぶ

転職サイトによって取り扱う求人情報数は異なります。
条件に合う求人情報を見つけるのであれば、当然ながら情報量が多いに越したことはありませんよね。
情報数で言うとやはり、「大手」と呼ばれる転職サイトがおすすめです。

大手の転職サイトは登録者数も多く、企業にとっても良い人材が見つかると期待されるため、良い求人情報が集まりやすいと言われています。
量と質、共に期待できるのが大手サイトを利用する大きなメリットです。

大手エージェントには外資専門の部署がある

大手の転職サイトを利用するメリットは、情報量だけではありません。
大手と呼ばれるエージェントには、たいていの場合、外資系を専門的に扱う部署が存在します。
そのため、外資系専門サイトではなくても、外資系に強い担当者がいるので安心です。

業界特化型エージェントにはとっておきの求人情報が!?

転職サイト・転職エージェントには、業界を限定した「特化型」というタイプがあります。
特化型のサイトもまた、「独占案件」と呼ばれる他にはない求人情報が多い傾向にあるのが大きな特徴です。
たとえば、コンサルティング業や金融業、製薬業などは「特化型」がおすすめの業種です。
大手のサイトにプラスして登録しておくと、有益な情報収集に役立ちますよ。

年代でも変わる、おすすめ転職サイト

転職サイトに色々な種類があることはお話しした通りですが、年代によっても利用したい転職サイトは変わってきます。
例えば、キャリアが浅いという方や未経験の方向けの求人は、30代後半~40代の管理職をターゲットにした転職サイトには、あまり掲載されません。
一方で、「20代など経験が浅くても可能性を見込んで採用したい!」という求人が集まりやすいサイトもあります。

このように、転職サイトのターゲットやエージェントが得意とする年代を考慮して、転職サイト選びをするのもひとつの方法です。
転職者としての価値を正当に評価してもらうためにも重要ですよ。

外資系での転職、転職サイト利用の注意点は?

転職サイトの利用は、転職活動をする上で不可欠です。
だからと言って、やみくもに利用していてもなかなか成果に結びつかないことも。
外資系での転職活動で注意したい点をおさえておきましょう。

シビアなことで知られる外資系転職

「実力主義」の企業が多いと言われる外資系。
転職市場においても同様で、特に外資系企業を専門に扱う中小の転職エージェントは、転職者への対応もシビアと言われることがあります。
市場価値が低いと判断されると、サポートそのものもドライになることがあるのだとか。

中小のエージェントが必ずしも良くないというわけではありませんが、対応の親切さで見ると、大手転職サイト・転職エージェントの方が、サポートが手厚いというのが現状のようです。

エグゼクティブ系転職サイトの利用には注意も必要

「年収800万以上の求人多数!」というようなキャッチコピーは飛びつきたくもなりますが、実際には誰もがそういった求人に受かるかというとそうではありません。

年収800万円以上や管理職、ハイクラスを対象とした、いわゆる「エグゼクティブ系求人」をメインで取り扱う転職サイトは、場合によっては転職活動を長引かせる要因となることも。

転職サイトの利用そのものは自由ですが、不採用が続くなど「自分には合わないかも……」と思ったら、早めに他の転職サイトへ切り替えることも大切です。

転職サイトの機能を上手に活用しよう

転職サイトは、ただ求人情報が載っているだけでなく、便利な機能がいくつかあります。

そのひとつが「スカウト機能」。
マイページなどで詳細の経歴を登録しておくと、その情報に応じて、おすすめの求人情報が送られてきたり、あるいは企業側から応募を依頼するようなメッセージが届いたりといった機能です。
自分で見つけられない求人情報が手に入ることもありますので、積極的に活用したいですね。

また、転職サイトの機能だけでなく、転職エージェントのサポートもあわせて利用すると、サイトにはない「非公開求人情報」が得られるなど、より一層転職活動がスムーズになりますよ。

転職サイトは併用して利用するのがおすすめ

外資系を専門に扱う転職サイト、大手の総合転職サイト、業種別の特化型転職サイトなど様々なサイトがあります。
また、転職サイトによって特徴・得意な分野は異なりますので、方向性や希望する仕事内容に応じて、複数のサイトに登録するのがおすすめです。
いくつかのサイトを併用することで、タイミングを逃すことなく、効率よく転職活動ができますよ。

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