第二新卒の事務職が転職成功させるためのポイントまとめ

第二新卒の事務職が転職成功させるためのポイントまとめ

主に第二新卒とは、新卒で就職して3年以内にその職を離れて転職活動を行っている人を指します。
数年以内に仕事を辞めたことから、第二新卒という立場にハンデを負ってしまったと感じる人もいるかと思いますが、実は第二新卒は企業にとって魅力的な人材なんですよ。
年齢の若さ、そして基本的な社会人としての能力、経験を持っていることもあり、アピールポイントをしっかり押さえさえすれば第二新卒ゆえのいい印象を与えられるはずです。
今回は第二新卒の中でも前職が事務職だった人のために、事務職としての経験をどう今後につなげていけばいいのか、どうしたら転職を成功させられるのか、詳しく見ていきましょう。

第二新卒の事務職から事務職への転職

まずは、第二新卒が事務職の経験を活かして、再度、事務職へと転職する場合です。
事務職の仕事はパソコンを使うことがほとんどで、同業種であれば経験を活かして転職できるケースが多いでしょう。
しかし、事務を経験をしているから転職も有利だと甘く見てはいけません。
第二新卒としての自分のスキルを細かく見直し、転職を志望する企業にマッチしているのかきちんと把握しておかなければ、本来の実力を伝えることができないこともありますよ。

経験業務の細かい棚卸し

事務と一口に言っても業務内容は多岐にわたります。
第二新卒の場合は仕事をしていた期間も限られているかと思いますので、事務という広い仕事のなかでも自分の得意分野をしっかり見直しておきましょう。
例えば、パソコンを使用した事務作業であれば、office系ソフトでどのレベルまでなら仕事に支障ない程度にできるのか、ケアレスミスを出さないためにしていた努力など、具体的に事務スキルを項目づくりしてもいいですね。

コミュニケーション能力をアピールする

事務としての経験業務を見直すことができたら、加えて第二新卒として培ったコミュニケーション能力も振り返ってみましょう。
数年でも事務仕事を経験していたのであれば、仕事をするうえでコミュニケーションが必要になることは明白ですね。
人と関わらずに事務の仕事を行う職場の方が少ないかと思います。
コミュニケーション能力についても、人との関わり方で気をつけていた部分、受け答えの工夫で仕事にいい影響が出たことなどあれば、これもまた項目に追加してください。
長年同じ会社に勤めていると価値観がその会社特有のものになるといった傾向がありますが、第二新卒にはそれがありません。
人と関わるうえでも、柔軟に物事、意見を受け入れられる第二新卒の性質は転職において強い武器になるでしょう。

企業ごとに業務内容が異なることを知っておく

転職活動をするうえで、事務の経験業務について見直しをすることの大切さを前述しましたが、その理由のひとつは企業ごとに事務仕事の内容が違うということです。
極端な例でいえば、office系のスキルが高いことをアピールしても、転職を希望した企業では事務業務に独自のソフトを使用していて意味を成さなかった、ということも十分あり得ます。
また、転職活動上だけの問題ではなく、就職してからも思ったような事務の仕事ができないといったストレス要因にもなりかねません。
さらなる転職を重ねないように、事務という仕事でもどういった業務内容になるのか、事前によく確認しておいてくださいね。

第二新卒の事務職から他職種への転職

次は、第二新卒として事務職から他職種へ転職する場合です。
第二新卒で未経験の職種への応募は経験者と比べて不利になるのではないかと不安になりますよね。
しかし、そんなことはありません。
第二新卒は将来性のある、伸びしろの大きい人材です。
転職を機に挑戦したい職種があるのに、事務しか経験したことがないからと躊躇していたらもったいないですよ。
むしろ、第二新卒であれば、国家資格の保有や特定の経験がないと入れない業界を除き、新しい仕事に挑戦できる絶好の機会と言って過言ではありません。
事務で磨かれたスキルを活かして、次につなげましょう。

チャレンジ枠は豊富!説得力のある理由を用意

第二新卒の転職活動における魅力はやはり、年齢が若いことにあります。
基本的な社会人としてのスキルを身に着けていて、まだこれから吸収していくことができる部分が大きい第二新卒を、業界未経験でも受け入れてくれるところは少なくありません。
チャンスは十分にあります。
第二新卒として、事務職経験者として転職するうえで、自分のアピールポイントを整理して選考に臨んでください。

応募企業の求める人材と自分の持ち味の摺り合わせ

転職において自己分析と共に大切なのが、志望する企業の情報収集です。
就職活動の際にも行ったかと思いますが、第二新卒となって見方が変わる部分もあるでしょう。
企業理念、求める人材のスキル、性格などが自分の考え、経験と一致するか考えてみてください。
これはもちろん転職を成功させるうえでも大切ですが、仕事をしてから価値観、仕事内容のミスマッチを防ぐことにもつながります。
選考だけを乗り切ればいいのであれば別ですが、第二新卒として転職できるチャンスは今後ないでしょうから、長く勤められる企業を見つけるためにも怠ってはいけない部分です。

第二新卒としてのメリットをアピールする

事務職経験など、自分だけの経験を整理したら、そこに第二新卒だからこその魅力をみつけましょう。
社会人としての基本的なナマーなど、第二新卒では持ち合わせていても、新卒であれば会社の経費や時間を使って教育しなければならない部分です。
自分が前職でどれだけ経験を積み、学んだのかを伝えられるのは新卒とは違う、第二新卒の大きなメリットですよ。
さらに強い向上心、素直な姿勢を示すことができれば、将来性を一層期待してもらえるかもしれません。

第二新卒の事務職転職!転職サイトとエージェントを活用する

第二新卒に限ったことではありませんが、転職活動をはじめたら、ますは転職サイトとエージェントへの登録を行いましょう。
ただ、大手だからという安易な理由で有名な転職サービスに登録するのは待ってくださいね。
転職サービスにも得意分野があるので、自分の希望する業界、職種に強いサービスを見つけることが一層の効果をもたらす条件となります。
事務職を希望するのであれば、事務職の案件を多く扱う転職サービスを利用しましょう。
なかには第二新卒のような若い層を得意にしたところもあります。

事務職OR他職種に強い転職サイトやエージェントを選択

大手の転職サービスは手堅く広い対象、分野を扱っていることが多いです。
しかし、自分が進みたいと思っている業界、職種が決まっているのであれば、その分野に強い転職サービスに登録することがおすすめです。
理由は転職における求人の数だけではありません。
汎用性のある面接対策だけでなく、事務、語学、IT系など、分野に応じた対策をしてくれる可能性が高いからです。
第二新卒としてのチャンスを無駄にしないように有益なサービスを賢く利用して、転職の成功につなげましょう。

初めての転職の強い味方

第二新卒であれば、転職をするのが初めてという人も少なくないはずです。
就職活動もそうですが、将来に関わることは大きな不安がつきまとうものですよね。
新卒の時とは違い、まわりに同じような境遇の人がいるとも限りませんので、転職のプロを味方にしましょう。
第二新卒としてせっかくの社会人経験をうまくアピールできなかったらもったいないですよ。
事務職以外に進みたいからと、事務職の経験をおざなりにして、学歴や人間性にのみアピールポイントをおこうと考えてしまうこともあるかもしれませんね。
しかし、エージェントは全ての経験を含めて今後を一緒に考えてくれる強い味方です。
異なる職種でも事務経験をうまく活かす切り口を見つけてくれるはずです。
一度、登録してみて損はないでしょう。

アピールポイントの精度が上がる

自分の長所や短所は主観と客観とで異なってくるものです。
転職はまわりに仲間がいないことの方が多いので、ひとりで取り組みがちですが、それよりも客観的な意見を取り入れた方が当然、制度も上がりますよね。
自分の魅力に加えて、第二新卒として、事務職経験者としてのアピールポイントをエージェントを通して磨き上げていきましょう。

応募書類や面接のブラッシュアップができる

もちろん、転職における書類や面接についてもプロの目を通してもらうことで、多くの改善ができる可能性があります。
第二新卒の転職で難しいところは前職の退職についてではないでしょうか。
自己分析、将来の展望が論理的に述べられてもここが弱いとイメージダウンになってしまう可能性もありますね。
特に面接では言いよどんだりしないように、転職サービスを活用して、第二新卒という立場にハンデを負うのではなく、アピールポイントとして活用できるような準備を行いましょう。
事務職の経験も強い武器にして、転職を成功させてくださいね。

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