第二新卒の転職の成功を左右する履歴書の書き方まとめ
- カテゴリ名:書類選考・面接対策
- 投稿日:
学校を卒業後すぐに就職したけれど、様々な理由で転職を考えている皆さん。
初めての転職、転職を決断したら何をどうしたらよいのか?お困りではありませんか?
第二新卒といえども、やはり一度社会経験をしているので、学生時代の就職活動と同じようにやっていては成功しません。
ポイントを押さえることによって、転職活動もスムーズに進むことと思います。
まずは、学生時代とは違う履歴書の書き方と、初めて書くことになる職務履歴書の書き方をおさえておきましょう。
特に、職務経歴書は採用担当者が、応募者のどんな能力が会社にとって有益であるかを判断する材料となります。
わかりやすく読みやすい書類になるよう心掛け、企業のニーズをよく理解した上で自分の経歴やスキルをアピールすることが必要です。
第二新卒の転職で提出する履歴書は完璧に!
履歴書は学生時代にもたくさん書いているので、「履歴書の書き方は慣れている」と思われているかもしれませんが、第二新卒に企業が求めているのは即戦力やスキルよりも、「どのくらい社会的な常識を身に着けているか」です。
履歴書に不手際があれば「常識がない」とみなされてしまいます。そうならないためにも履歴書は完璧に仕上げましょう。
新卒時の履歴書内容では通らない!!
新卒と第二新卒の履歴書の違いは学歴のほかに職歴があることです。
新卒では記載するのは学歴のみでしたが、第二新卒の場合は職歴を記入する必要があります。
採用担当者は履歴書全体を見て、応募者がどのくらい社会的スキルを身につけけているかをチェックしています
読みやすい字で丁寧に仕上げてください。
完璧に仕上げる履歴書作成のポイント
まずは基本に忠実に仕上げます。
名前の振り仮名は「ふりがな」と書かれてあればひらがなで、「フリガナ」とかかれていればカタカナで記入します。
漢字は旧漢字も略さず記入してください。
生年月日は西暦でも和暦でもよいですが、学歴・職歴などの年号と統一。
その際は和暦で書くことが一般的です。
住所はマンション名、部屋番号を省略せずに記入します。
メールアドレスの欄はフリーアドレスでも構いませんが、携帯以外のアドレスが好ましいです。
学歴は中学卒業から書き、学校名は省略せずに正式名称を記入してください。
職歴は、昇進・昇格があればもちろん記入し、内容や成果などPRできるものはどんどん書きましょう。
学校名と同様に、職歴に記入する企業名も略せずに記入てください。(例えば、(株)は「株式会社」と書くなど)
また、資格の欄に書く資格は取捨選択が必要。
資格が重視された新卒採用と違い、第二新卒は実務が重視されるからです。
なお、難易度の低い資格や得点の低い資格を書くのはマイナスなので、書かないほうがよいでしょう。
例えば英検4級とか、TOEIC450点など、あまりにも低い場合は割愛した方が無難です。
逆に、その他特記事項を活用して勉強中の資格などをアピールすることは可能です。
次の仕事に向けて何か取得しようとしているものがあれば、こちらでしっかりアピールできます。
第二新卒の転職は履歴書プラス職務経歴書
第二新卒の皆さんは、短期間で会社を辞めてしまったにも関わらず、職務経歴書が必要となってきます。
短い期間しか社会経験がないのにどのように職務経歴書を書いたら良いのでしょうか?
まずは転職の動機や意気込みを伝えましょう。
社会人経験は少なくても、余白ばかりの職務経歴書では相手に何も伝わらないばかりか、マイナス印象を与えてしまいます。
次に自分が今までやってきたことを書き出してみましょう。
学生時代のアルバイトや、新人研修でしたことは何ですか?
新人研修で学んだことも立派なスキルの一つです。
研修を受けたことで基本的なビジネススキルを身に着けているということをアピールしましょう。
例えば、電話の出方を誉められた、名刺の獲得に執念を燃やしていた、お客様の訪問は10分前に、という心情を必ず守っていた、などというエピソードをアピールすることが重要です。
業務経験はどのようなものか(職務経歴書)
職務履歴書は自分のスキルのプレゼンシートのようなものです具体的なスキルや今まで担ってきた仕事や実績などを具体的に書きましょう。
しかし、ただやみくもに書くのではなく、応募企業が何を求めているのかを理解したうえで記入することが重要です。
たとえば堅実さが求められる企業には几帳面な印象を与えるように書くなど、企業が求める人物像をしっかり分析したうえで書ければよいでしょう。
キャリアやスキルに自信がなくても落ち込まないでください。
企業が第二新卒に求めるものは、通常の中途採用者に比べて若く、特定の企業文化に染まっていないことです。
社会人として身についていることや、自分なりに意識して取りくんできたことなど、大きな実績ではなくても努力してきたことをアピールしましょう。
志望動機はどんなものか
志望動機にはwill・can・mustを記入しましょう。willはあなたのやりたい仕事、can
はあなたの出来ること、mustはあなたが会社ですべきことです。
そして、これらに一貫性があり具体的に書くことが重要です。
また、マイナスな要素となりやすい退職理由も、プラスとなるように気を付けなければなりません。
ただでさえ短期間での転職は、それだけでマイナスととらえられてしまいます。
退職の理由を前職での理由にせず、これからやりたい働く会社に向けてみましょう。
自己PRはどんなものか
第二新卒の就職活動は、新卒の就職活動とは求められるものが違います。
ですから、PRするポイントも自ずと異なります。
もちろん企業によって第二新卒に求めるものが違うので、自分でニーズを読み取りそのニーズに合わせたPRをしていかなければなりません。
ただ、新卒者とは異なり社会人としての経験やスキルを持ち合わせていて、採用された側の教育コストが下げられるというのは、企業側としてはメリットといえるでしょう。
最低限のビジネスマナーのほかに、例えばパソコン操作などの基本知識を身に着けているかどうかも期待されるところです。
第二新卒の転職!転職サイトとエージェントを有効活用
転職サイトや転職エージェントは登録すると、キャリアコンサルタントがあなたに合う求人を紹介してくれます。
職務経歴書の書き方や面接などのアドバイスがもらえるほかに、一般公開されていない求人を紹介してもらえることもあります。
面接の日程調整や給与交渉など直接言いにくいことなども、間に入って調整してくれ、サービスは基本的に無料です。
自己評価は自分では客観的に評価しにくい立ち位置や、経験、実績などが、企業にどのように評価されるのかを知ることができます。
また、転職サイトや転職エージェントは、希望を伝えると客観的なアドバイスがもらえるので、転職の動機や感情が明確になり、転職活動を効率的にすることができます。
しかし、転職サイトや転職エージェントにもそれぞれ特色があり、各々得意不得意な分野があるので、自分にとって最適な転職サイトや転職エージェントかどうかをまず見極めることが肝心です。
初めての転職の強い味方
転職活動を始めると耳にする、転職エージェント。
転職エージェントとは人材紹介サービスのことです。
人材紹介とは厚生労働大臣の認可を受けた職業紹介事業者が企業からの依頼を受け、採用ニーズを住職する人材を探して紹介するサービスです。
転職エージェントを利用すると、キャリアコンサルタントが相談相手となってくれます。
転職が初めての人は、何から転職活動を初めていいのか分からない人も多いでしょう。
そこで、一から転職活動をサポートしてくれる転職エージェントは強い味方になりますよ。
転職サイトのツールやノウハウ記事を参考にする
転職サイトはあなたと求人企業が直接出会うためのツールです。
転職エージェントとは違い、自分で調べて、転職先を見つけ、直接応募する必要があります。
基本的に自分で転職活動を進めていくことになりますが、転職サイトにまとめられているノウハウ記事では職務履歴書・履歴書の書き方など基礎的なことや、転職希望者のメンタル的なことなど、経験者の生の声が反映されています。
一度ご覧になってみて、自分の転職活動と照らし合わせてみてはどうでしょうか?
自分に足りない部分や新しい発見がなにか見えてくるかもしれません。
エージェントの詳しい企業情報によりアピールの質が上がる
転職活動の自己アピールはスキルだけではなく、性格や人柄も重要な採用基準の一つです。
エージェントが持っている詳しい企業情報をよく調べて、企業が求める人物像を割り出しましょう。
応募する企業や求人に訴求できるポイントをきちんと整理したうえで自己アピールができるとよいでしょう。
履歴書と職務経歴書のブラッシュアップができる
きちんと自己分析をして書いたつもりでも内容が主観的だったり、内容がありきたりになってしまったりすることはありませんか?
または、きちんと書けたと思って自己満足で終わってはいないでしょうか?
転職エージェントのキャリアコンサルタントは企業の採用事例を知るプロです。
応募する企業の傾向に合わせたアドバイスを得ることができます。
また、過去の事例から、どのような書き方が書類選考通過ににつながりやすいのかを熟知しています。
エージェントの添削を受けることで、自分の履歴書や職務経歴書が劇的にブラッシュアップされることでしょう。
履歴書や職務経歴書が仕上がったら、ぜひエージェントのチェックを受けてみることをおすすめします。
初めての転職は情報収集とツールの活用がカギ
第二新卒の転職は、転職エージェントや転職サイトなどのツールを利用することで、一人で行うよりもはるかに楽に行うことができます。
転職エージェントでは、第二新卒の方の悩みに答えるだけではなく、性格や能力、本人の希望などを考慮して、プロの目線で客観的に分析してもらうことができます。
転職はしたいけれどどうしてよいかわからない、履歴書や職務経歴書はこれでよいのか?面接対策はどのようにしたらよいのか?など、困ったことはエージェントに相談することで解決の糸口が見つかるかもしれません。
初めての転職はわからないことばかりで不安でしょうが、こういったツールをフル活用することで、転職を成功させましょう。
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