入社後の不安を払拭しよう!新入社員の時期の働き方・振る舞い方
- カテゴリ名:一歩進んだ仕事術
入社日から新しい生活が始まります。やる気満々、ちょっと不安、さまざまな気持ちで過ごされることでしょう。関わる人も、過ごす場所も、手掛けることも、すべてが新しくなってから慣れるまでというのは、誰でもちょっぴりストレスを感じるものです。そのストレスを上手に乗り越えるための働き方と振る舞い方のポイントをまとめました。
転職活動から内定、無事入社!ここからが本番!
内定が決まって無事に入社日を迎えたら、新しいことが次々に押し寄せる毎日が続きます。就職や転職の本番はここからです。その就職が成功か失敗かは、この先の過ごし方で決まることを忘れないでください。
慣れるまでのストレス
新しい人たちに出会い、毎日顔を合わせる人の名前と顔を一致させるだけでもひと苦労の数日が続くでしょう。知っていることよりも、覚えることの比率がグッと上がります。
流れに沿い、波に乗れるようになるまでには一定期間が必要です。しばらくは、会社に自分を順応させることを第一に考えましょう。
入社早々から、いい仕事をしようとか、結果を出そうとかを考えても、なかなかうまくいかないことも多いです。結果的に、自分のストレスを大きくしてしまいかねません。
ポジティブな気持ちを保って、吸収力を高めることが先決です!
新しさを満喫しよう!
組織には、その組織のルールと常識があります。業務のひとつひとつにも流れがあり、進めていくために何をどう使うかが決められているのです。企業の特質を物語る理由があることを心得ておきましょう。そのときに解らなくても、「このためだったのか」と腑に落ちるときがきます。
新しい流れや便利な方法を知るチャンスと捉え、好奇心を持ち、自分にとっての新しい物事に素直に向き合っていきましょう。
転職後の学習効果を上げる質問の仕方
慣れない環境で、分からないことがいっぱいの時期は、周りの人に質問する機会も多いものです。質問はコミュニケーションのチャンスでもあります。ビジネスマナーをきちんと踏まえ、心遣いのある質問なら、周りも快く対応してくれるでしょう。仕事を覚えていくことと、職場の人に馴染んでいくことを同時に叶えることができますよ。
聞き方のルール
謙虚な姿勢が基本です。謙虚さを持って聞く、教わる、質問することが大切になります。謙虚ってどんな感じ?という人のために具体的にご説明しましょう。
まとめて聞く
質問するタイミングを計ることにも気を使うものですが、大丈夫そうだなと思えても、ここぞとばかりに質問攻めにすることは控えましょう。一度にひとつの質問に絞る方が学びを確実にするからです。質問の際には、内容をまとめておきましょう。
ひとつの質問を、簡潔に具体的にして、質問する目的や経緯とセットにして伝えます。ひとつを深堀りした質問の方が聞かれる側の負担も少なくできます。その答えに対する追加の情報や資料、的を射たアドバイスをもらえる確率も高まります。
相手の時間に配慮
質問は、相手の時間に配慮することも大切です。まずは、相手の都合を聞きましょう。相手のところに直接足を運んで「○○について質問があるのですが、今よろしいですか」と聞いてみましょう。可能であればその場で答えてもらえます。
忙しそうなら直近で対応してもらえる時間を聞きましょう。メモやメールでの質問でもいいかを確認し、可能なときに返答してもらうのもひとつの手段です。
謙虚と遠慮は異なります。自己判断での遠慮ばかりになると、学習の機会を逃します。学習の機会を逃せばその分、会社への貢献が遠のくことになりかねません。
相手の業務の進行の邪魔にならないように配慮すれば、周りの人たちもストレスなく対応してくれると思いますよ。
確実に身に付ける&さりげないお礼
会社に入りたての頃は、知っている人も少ないので、話しやすい人に何かと頼りがちになります。業務上のことは、聞くべき人を選びましょう。詳しい人に聞けば、情報は確実で効率的です。話したことのない相手なら、初接点の機会にもなりますよね。
また、分かったふりをしないということも大切です。疑問点を経験や想像で埋めないように注意しましょう。新鮮な知識を吸収するチャンスは掴んでおきましょう。
教えてもらったことが解決したら、お礼を言いますよね。そこで終わらないのがコミュニケーションを深めるコツです。さりげなく、その後どうなったのか、どう活かしたのかということを伝えましょう。スムーズに解決できたら、その気持ち良さを共有しましょう。
積極参加&アプローチな働き方
仕事がどれだけスムーズに進むかを左右するのが人間関係です。仕事を覚えることも大切ですが、この点は最重要事項として意識をしておきましょう。仕事に馴染むためにも大切な要素となります。
周囲を理解することに努める
誰にでも気軽に話かける努力をしましょう。それによって周りも話しかけやすくなります。きっかけは自分から提供できる人でありたいですね。休憩中や廊下ですれ違うとき、エレベーターを待っているときなど、ふとした機会を活かしましょう。
名前と顔を一致させるには、追加情報が役に立ちます。担当業務や趣味、好きなものを聞いておくと思い出しやすいものです。その後の会話やお誘い、コミュニケーションにも繋げやすくなるでしょう。
自分のことを話すより、周りの人を知ることを意識しましょう。聞き上手な人には、話しかけたい気持ちになるものです。いろいろ聞くより、詳しく掘り下げて聞いていくのがポイントです。
分からないことを潰していく
入社してすぐの時期は、「分からないことが分からない」ということもよくあります。
自発的に仕事を追っていくことで、見えなかった不明点がだんだん分かるようになります。疑問や不明点は、必ず解決を図ってくださいね。すぐに調べられない、確認できない、質問できないなど、解決が遅れそうなら、メモに残しましょう。
新しい分からないことが押し寄せる時期ですから、解決しないことをそのままにすると忘れることも多いのです。いつかその疑問に再び会うことになります。分からないことはストレスになります。逆に、分からないことの解決はモチベーションを上げ、好循環を生んでいくのです。解決するかしないかには雲泥の差があるのです。
目標を公言する
周りの人との会話の中で、自分の目標を公言することをおすすめします。ここでいう目標は、新入社員としての目先のことで十分です。例えば今週は○○を完全に覚えます!とか、今月内に○○ができるようになります!とか小さなものでいいのです。
その目標を周りの人が知っていることで、役に立つ情報をもらえたり、業務の割り振りを考えてもらったり、何かと習得しやすいように配慮してもらえることが増えます。
もちろん、口にしたからには、しっかりと行動に移しますが、積極性のアピールにもなり、進捗も気に掛けてもらえるでしょう。
目標に助けてもらおう
もし、上司からの目標設定の指示がなくても、自主的に設定してみてください。新入社員の時期に満足にできる仕事というのは思う以上に少ないものです。
小さな目標をクリアしていくことで過度な自信喪失を防ぎます。業務的なものに限らず、コミュニケーションについての目標でもいいと思います。目標内容に変化が見られたときこそ、会社に馴染んだことを実感するでしょう。
謙虚な姿勢と好奇心が鍵!
新入社員は分からないことだらけが普通です。そのことは周りも分かってくれるものですが、会社に頼ってばかりでは乗り越えられません。自分でも積極的に考え、行動していくことが大切です。
新入社員の頃というのは、新鮮さに溢れた時期です。小さな達成感の積み重ねがものを言います。どうか好奇心と向上意欲をフル回転させて過ごしてください!
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