「毎日定時帰り」のための時間攻略法。今どきビジネスマンは残業なんてしない!
- カテゴリ名:一歩進んだ仕事術
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残業するのは当たり前だと思っていませんか?
毎日忙しいから定時帰りなんて夢のまた夢だと感じる人もいるかもしれませんね。
しかし、限られた時間を上手にコントロールすることで、同じ結果を出しながら定時に帰ることは十分に可能です。
毎日定時帰りを実現するための時間攻略法をお伝えします。
午前は思い切った構造改革で時間コントロール
1日の仕事時間の配分を考えたとき、午前中はとりあえず出社し、午後にメインの仕事をしようと考える人もいます。
しかし、定時帰りのためには午前時間の使い方こそが重要で、大幅な構造改革が必要です。
ここでは午前時間の攻略法を解説します。
朝は5分ではなく1時間早くでること
「朝の5分は重要だから、5分早く起きるだけでも違うよね。」と思っていませんか?
その5分の貯金は少しの気の緩みであっという間になくなり、結果的にいつもより出かける時間が遅くなることも。
朝は5分ではなく、思い切って1時間早く起きるなど、大幅に生活スタイルを変えましょう。
かなり早く出社できて1日のスタートダッシュが切れますよ。
朝が弱い人はどうすべき?
朝が弱いから毎日1時間早く起きるなんて無理だと思う人もいるでしょう。
中には体質的に本当に朝に起きれないという人もいますが、大抵は夜更かしが原因のことが多いです。
睡眠時間を変えずに起床時間だけ変えることを徹底すれば、朝が弱いのは言い訳だったと気づくでしょう。
どうしても早起きが難しい人は、朝食など「朝の楽しみ」を作っておく、目覚まし時計を変えてみる、「起きれなかったら罰ゲーム」と自分に課してみるなど、いろいろと工夫してみてください。
職場で早く出社している人に早起きのコツを聞いてみるのもおすすめです。
自分に合う方法が必ず見つかりますので、諦めずに早起きにトライしていきましょう。
午前中は頭をフル回転させる業務を優先
1日の業務の中で「午前にやる仕事・午後にやる仕事」を分けて考えてみましょう。
午前中はまだ疲れが溜まっておらず、脳もすっきりしています。
頭が冴えている午前のうちに「頭をフル回転させる業務」をやってしまうのがコツ。
例えばアイデアを練る、問題解決策を考えるなど、思考を集中させなければ進まない業務を行います。
重要書類の作成や大事なメールの返信などもミスが許されませんので、午前のうちにやっておきましょう。
いつもより1時間早く出社することで、誰かに話しかけられることなく集中して考えることができますよ。
午後時間は脳より手足・口を動かしてサクっと帰る
ここからは、午後時間の使い方をレクチャーします。
午後は手足・口を動かす業務を優先的に。
昼休憩をはさみ睡魔も襲ってくる午後時間は、午前のような考える業務は適していません。
自分では真剣に考えているつもりでも、なかなかアイデアがでなかったり、集中できずに適切な判断ができないこともあるのです。
ランチは早めに切り上げる。午後のスタートダッシュも重要
昼休憩をしっかり取るのは、午後の仕事を効率的に行うためにも必要です。
昼休憩にデスクでダラダラと仕事をするのではなく、休憩は休憩と割り切ってリフレッシュしましょう。
ただし、少し早めに切り上げて午後のスタートダッシュを切ることが大事。
周囲にあわせて時間ギリギリまで休憩すると、歯を磨く場所が混みあっていて余計な時間がかかったり、慌ただしく職場に戻ったりして仕事モードへの切り替えが遅れます。
時間も気持ちも余裕をもって午後の業務を始めることで、定時帰りを成功させるためのスムーズな流れができますよ。
作業タスクをサクサクやって午後はおしまい!
午後にやるべき業務は「作業系」を中心に。
例えば書類整理や外回りなど、手足を動かす業務を優先的に行います。
口を動かす電話連絡なども午後一番で済ませておくといいですね。
人と話すと眠気を感じている暇がありません。
午前中に数時間業務をこなして、自分で思っている以上に脳と体は疲れています。
午後はサクサクできる作業タスクを行って、明日の仕事へのバトンタッチと位置づけましょう。
職種によって午前と午後を明確に分けることは難しいこともあるでしょうから、完全ではなくても構いません。
「その作業を行うのにもっとも適した時間帯はいつか。」を考えることが大切です。
翌日のTO DOリストを作成して帰宅しよう
業務の優先順位をつけて時間を効率的に使うために、TO DOリストの作成をぜひ習慣化させましょう。
ただし、出社した朝に作成するのではなく、1日の終わりにまとめておきます。
なぜなら何の仕事がどこまで進んでいるのかなどの業務把握は、翌日の朝では記憶を呼び起こすまでに時間がかかるから。
記憶が新しい1日の終わりに作成し、翌日出社したらすぐに業務に取りかかれるようにしましょう。
定時帰りのために実践したい5つのルール
午前と午後の時間管理の他に、日ごろから意識しておきたい点があります。
定時で帰るために必要な5つのルールとしてご紹介します。
すきま時間をスマートに有効活用
通勤電車の中、取引先や行政庁での待ちの時間など、仕事時間の中でちょっとした空きができることがあります。
こうしたすきま時間にはぼーっと待っているのではなく、少しでも仕事を進めておきましょう。
外出先で会社の書類を広げるわけにはいきませんが、スケジュールや次の業務の流れを確認しておくなど、できることはあるはずです。
細切れの時間でもやれそうなものを手帳に書いておき、時間ができたらすぐに取り組めるようにするといいですよ。
すぐに終わることはすぐにやる
優先順位が高い業務から取り掛かるのは仕事のやり方の基本ですよね。
ただし、ちょっとした調べものや確認業務に対してまで、こと細かく優先順位をつけると失敗することも。
「後でやればいい。」と思っていた小さな仕事も、溜まってしまうことで一つの大きな仕事になってしまいます。
小さな頼まれごとをいちいちメモして覚えておくよりも、その場でやってしまった方が早いことがあると覚えておきましょう。
「何かを探す時間」を徹底的になくすこと
人は人生の中の多くの時間を探しものに費やしていると言います。
仕事をしていても書類や備品を探す、話したい相手を探すなど、探しものばかりしていませんか?
これらは本当に無駄な時間なので、探すことを排除しましょう。
そのためにはデスクや職場の整理整頓、事前のアポ取りを徹底するなどして、スムーズに物事が運ぶように環境を整えることが大事です。
周囲を頼ってやるべき仕事を優先させる
真面目なのはいいことですが、何でもかんでも自分で仕事を抱えていませんか?
仕事の中には、誰がやっても同じ結果になるものと、担当がやる方が効率的にできる仕事があります。
誰がやっても同じ結果になるものは、自分がやらなくてもいいということも。
手が空いている後輩やパートの方にお願いするなど、周囲をうまく使うことを心がけましょう。
自分にしかできない仕事を優先的に行うことで、時間を有効に使うべきです。
定時で帰るためには日頃の行いも大事
日本人は周りに気を遣う人が多く、定時で帰るのは心苦しいと言う人もいますよね。
その心苦しさは、自分の仕事に対しての自信のなさから来ています。
やるべきことをやっていて結果を残してさえいれば、堂々と帰ればいいのです。
そのためには日中に高い集中力で業務に取り組むこと、自分の手が空いているときは積極的に周囲のフォローをするなどして信頼を得ておくことが大事です。
時間攻略で結果も残せる!目指せ定時帰りのデキル人
午前と午後、それぞれに適した業務をすることで時間の効率化が図れます。
さらに、日ごろから時間のルールを意識していくことで、間延びした1日の時間をぎゅっと凝縮することが可能に。
これらを実践していくと定時で帰れるだけでなく、短い時間内で高いパフォーマンスをあげる力が身につくでしょう。
定時帰りのデキル人になるために、時間攻略を心がけてくださいね。
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