確実に回答が変わる!自己PRと自己紹介の違いを理解しよう

確実に回答が変わる!自己PRと自己紹介の違いを理解しよう
TeroVesalainen / Pixabay

面接でほぼ必ず聞かれると言っても過言ではない「自己紹介をしてください」という質問。皆さんも面接対策をする時にどう答えるか準備しますよね。この自己紹介は自己PRとは異なるということをご存知でしょうか。この区別ができているかどうかは面接の質疑応答の流れを左右します。面接官とのスムーズなやり取りのためにしっかり確認しておきましょう。

定番の自己紹介で面接官が求めるものは?

自己紹介をお願いしますという質問への回答の中に自己PRを含めてしまう人がいます。これでは、面接官の聞きたいこととはずれた回答をしてしまうことになります。面接官に良くない印象を与えてしまうことにもなりかねません。きちんと区別した回答を準備しましょう。

自己紹介の役割とは

自己紹介を求める質問は、面接が始まってすぐに聞かれることが多いです。面接官が複数の場合は例外も考えられますが、中盤や終盤になって聞かれることは少ないでしょう。自己紹介を求める面接官の意図は、初めて会ったあなたとお互いの緊張を解くためというのがほとんどです。さらに、自己紹介によって、あなたの印象を掴んだり、興味や関心を知ったり、応募に際しての準備の程度を見極められることもあります。

自己紹介は自分の要約

自己紹介は、自分についての要約を伝えるためのものです。端的に言うと、誰で、どこに所属していて、何をしていて、成し遂げたことはあるか、それはどんなことか、将来何をしたいのかなどをまとめたものです。アイスブレークと心得て挨拶の感覚であなたの基本情報を伝えましょう。

効果的な自己紹介ステップ

自己紹介で何を面接官に伝えるかで、その後の面接官の質問を左右することになります。実は、面接の流れに影響を与える重要なスタート質問でもあるのです。しっかり回答のできる質問をあなたから提示するチャンスでもあります。以下のポイントに気を配りながら自己紹介を作成しましょう。

自己PRを入れずに何を入れる?

自己紹介は自分の要約を入れますが、気を付けたいのは書類選考を通過しているのですから、書類に書かれた内容をそのまま伝えるのはもったいないということです。面接官は履歴書や職務経歴書に書かれていることは既に知っています。面接は、その先を聞くことが目的で行われるものです。限られた時間なので有効情報を伝える意識を持ちましょう。

基本情報の中に「企業や求人内容と関連性のあること」「面接官が求めるもの」をいれ、「その後にも詳しく聞いて欲しいこと」を盛り込みましょう。面接官が「そのことをもう少し詳しく聞きたいな」と思えるような質問のきっかけになるものを届けるつもりで組み立ててみましょう。そうすることで準備した回答を伝えられる確率も高めることができるのです。

ポジティブ要素でまとめる

自己紹介には何を話さなければいけないかというルールはありません。この時に、自分についてのマイナス要素、ネガティブな内容をわざわざ含める必要はありません。後で突っ込んで聞かれても答えやすい、または聞かれてアピールに繋がると思えることを盛り込みましょう。事実を盛ったり過剰表現をしたりしてはいけませんが、いいとこどりで大丈夫なのです。

手短に、分かりやすく

30秒程度を目安にして答えられるようにまとめます。ここで一気に自分のことを長く話してしまうとあなたの要約が伝わらないばかりでなく、「長い!」という印象だけを与えることになるので要注意です。その先の質問にも反映されることなく、質疑応答が進んでしまうことになります。

自己紹介をきちんとまとめる準備をしてきたかは、手短さと分かりやすさでも見抜かれます。自己紹介は挨拶の役目もあるので、棒読みになりがちな暗記はしない方がナチュラルな回答に繋がるでしょう。

  1. 一番重要なことを最初に
  2. 専門分野、スキル、経験の期間
  3. 強みを活かした業績や成果
  4. 将来の展望

上記のポイントをまとめておくと、分かりやすい自己紹介に繋がるでしょう。

面接での自己PRの機会は案外多い

自己PRは、その良い面について経緯や詳細を交えて深く面接官に伝えていくものというのが自己紹介との違いです。面接で自己PRをしてくださいと直接的な言葉で聞かれることは少ないかもしれません。定番と言われる質問の回答の中でPRできる機会はたくさんあります。ここでこのことをアピールできる!というのは自分で見極めて準備しておきましょう。

面接での自己PRの変化球

自己PRに繋がる質問としては、強み、成し遂げたこと、業績や実績についてが挙げられます。それぞれについてあなたの経験や能力の良い面をしっかり盛り込みましょう。

※自己PRをしてくださいという質問も全くないとは限らないので、自己PRのまとめを準備することも忘れないでくださいね。

自己PRには根拠が必要

強みや実績、成果を伝えるときに、それをサポートする根拠があることで面接官に納得してもらいやすくなります。いい実績を上げたという場合に、30%向上させたとか、改善によって10日掛かっていたものを3日で仕上げられたなど数字を活用するといいでしょう。

自己PRには具体的なエピソードが有効

強みを伝える時にも、なぜそのことが強みと言えるのかに繋がるような実際の経験のエピソードを準備しておきましょう。克服や習得のために習慣にしていることの過程を説明してもいいでしょう。そのプロセスを聞いた面接官にその光景が浮かぶように伝えることがポイントです。

狭く深く面接官を惹きつけよう

自己紹介は自分のことを全体的に見てもらうためのものです。対して自己PRは、絞り込んだ一点を深く説明することが求められます。話す内容がイメージしやすいと面接官にとってとても分かりやすいものになります。さらに、採用後にあなたがその会社で活躍する姿を想像してもらうことにも繋がりやすいのです。

  1. 一言アピール(強みや実績)
  2. 根拠や理由&具体的なエピソード
  3. 応募企業や職種にどう貢献できるか
  4. 自分と企業の将来像にどうつながるか

上記のポイントを意識しながら回答内容を考えてみましょう。

自己紹介との共通点

自己紹介と自己PRは違うものとお伝えしてきましたが、共通点もあります。面接の準備段階での重要ポイントです。どちらも「採用側の視点」で内容を考えるということです。この点をよく熟考することをおすすめします。

応募の際には、自分がアピールしたいことや自分に対する企業や職種のメリットなど自分視点になりがちです。そうではなくて、採用側が求めていることは何か?を考えてそれに沿った答えを自分の能力、個性、経験の中から探し出し、準備して伝えることが大切なのです。このことを面接対策の中では「刷り合わせる」と表現されます。

自己紹介でも自己PRに繋がる質問への回答の準備をする時には、的確な刷り合わせをするためにも、企業情報、求人内容、応募する職種の特徴や適性などをきちんと理解しておく必要があるのです。

自己紹介とPRを分けてスムーズな流れに!

自己紹介は自分のことの全体の要約、自己PRは自分のグッドポイントに焦点を絞ったより詳しい説明と覚えておきましょう。どちらも簡潔に明確にまとめます。入念な準備は必須です!

自己紹介と自己PRの違いを理解することで、それぞれの回答の表現がきっとすっきりしてくるはずです。また、自己紹介の回答が、その後の面接の流れを決めることも覚えておいて、有効な面接スタートにしてください。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で仕事を旅するキャリアジャーニーをフォローしよう!

こんな記事も読まれています