マーケティングの資格とは?マーケティングにまつわる資格の種類と意味と取得方法
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マーケティングを勉強したい、マーケティングの仕事がしたいと考える人も多いでしょう。そんな時にぜひ目標にしたいマーケティングに関する資格。
一体どんな資格があるのか、詳しくみていきましょう。
目次
- 1 マーケティングの資格とは?どんな種類があるの?
- 2 おすすめのマーケティングの資格一覧
- 3 webマーケティングの資格とは?デジタルマーケティングの資格とは?
- 4 マーケティングの国家資格とは?中小企業診断士とは?
- 5 MBAとは?マーケティングの資格なの?
- 6 Googleのマーケティングの資格とは?
- 7 マーケティングプランナーの資格とは?
- 8 マーケティングリサーチの資格とは?
- 9 SNSのマーケティング資格とは?
- 10 マーケティングの資格の難易度とは?合格率は?
- 11 マーケティングの資格って大学で取れるの?
- 12 マーケティングの資格を学生が取得するメリットとは?
- 13 マーケティングの資格って就職に必要?有利になる?
- 14 マーケティングの資格のための講座とは?
- 15 マーケティング資格のまとめ
マーケティングの資格とは?どんな種類があるの?
マーケティング業務に携わるにあたって、資格持たなくとも活躍しているマーケターも数多くいます。しかしマーケティングという分野では、企業によって知識や経験、業務内容にばらつきがあるのもまた事実です。
マーケティング分野や関連分野の資格試験は、そういったばらつきを抑え、業界基準となる知識の習得を目的としているため、マーケターとしてすスキルやキャリアアップに役に立つため、取って損ということはまずないでしょう。
おすすめのマーケティングの資格一覧
マーケティングは学ぶべき分野が非常に多岐にわたる分野です。そこでマーケティングにまつわる資格やその特徴を分野毎にまとめてみました。
マーケティングを広く学びたい人には
- マーケティング・ビジネス実務検定
- ネットマーケティング(IMA)検定
講義~受検までの全過程を自宅や職場内で実施できる日本初の「実務主義検定」です。
インターネット・マーケティング全般の基本知識や方法論などを身につけることができます。クラウドマネージメント協会主催。
StandardコースとProfessionalコースの2コースに分かれています。
Standardコースの受験・受講料は18000円(税別)で、講義6回課題添削1回を経てwebテストを実施します。月1回ほどのハイペースで行われています。
Professionalコースの受講料は25000円(税別)で、講義3回課題添削3回を経てwebテストを実施します。こちらは新規のコースで、第一回の開催時期はまだ未定です。(2018年9月現在) - マーケティング検定
新規の検定です。1〜3級の三段階で、内閣府認定の資格になります。公益社団法人日本マーケティング協会主催。マーケティングに関する重要な概念(基本概念、市場環境、マーケティング戦略、マーケティング・リサーチ、消費者行動、製品戦略、価格戦略、コミュニケーション戦略、チャネル戦略、サービス・マーケティング)の基礎・応用問題。
試験方式として「CBT(Computer Based Testing)」を採用しており、都合の良い場所と時間を選んで、全国各地のテストセンターで受験することができます。
3級試験の受験料は6,480 円(税込)で、他の級に関してはこれから開設予定です。(2018年9月現在)
国際実務マーケティング協会®(International Marketing Skill Standardizing Association)主催。特定の業種・業界にとらわれない幅広い共通のマーケティング知識が求められます。
年4回行われており、A〜C級の三段階に分かれています。B、Cは選択肢問題のみであるのに対して、A級は一部記述式問題があります。合格点はだいたい7〜8割が目安のようですが、試験毎に異なるようです。有料の検定対策講座も開かれています。
webマーケティングに携わりたい人へ
- web解析士
- webアナリスト検定
Googleアナリティクスを体系的に学ぶことができます。1日5時間の講座を受講した後、オンラインテストが行われます。
一般社団法人 日本Web協会主催で、毎月開催されており、受験料は25,920円(税込)です。(主催者、会場によって異なります) - Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Googleが公式に提供している、Googleアナリティクスの習熟度を認定する資格です。
無料で受験できる上にいつでも受験可能で、web上で試験は行われます。アナリティクスアカデミーという学習ツールもGoogleが無料で提供しているため、非常に取り組みやすい資格です。 - ネットマーケティング検定
ビジネスの企画・立案に活かせるマーケティングサイドの検定
Webそのものの知識・アクセス解析ツールの使い方にとどまらず、ファシリテート能力やwebブランディング能力も身に付けることができます。
株式会社サーティファイWeb利用・技術認定委員会主催。受験料は5,800円(税込)で、教場試験となります。
観測すべきKPIの設定、事業に則した現状分析および目標を達成するための計画立案、プロジェクトのファシリテーションなどの能力を身に付けることを目標とした検定です。
ウェブ解析士、上級ウェブ解析士、ウェブ解析士マスターの三段階に分かれています。
有料のスキルアップ講座があります。
初級は21,600円、上級は86,400円マスターは324,000円(マスター)になります。
広告に関して学びたい方へ
- GoogleAdWords 認定資格理解度テスト
- Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定試験
ベーシックコース、アドバンストコースの2種類に分かれています。出題範囲はポンサードサーチに関すること / Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)に関すること / Yahoo!プロモーション広告サービス全般 / マーケティング全般です。受験料は6,648円 (税抜)で、CBT形式を採用しています。
オンライン広告掲載のベスト プラクティスと AdWords に関する知識を問うものであり、AdWords 認定資格を得るために必要な試験です。オンライン広告掲載の基礎知識と応用力が問われます。
無料で受験できる上にいつでも受験可能で、web上で試験は行われます。
webマーケティングの資格とは?デジタルマーケティングの資格とは?
おすすめの資格は上記の通りです。デジタル化が進む世の中で、マーケティングに携わるのであれば、ぜひ取得したいです。
マーケティングの国家資格とは?中小企業診断士とは?
中小企業診断士
マーケティングにまつわる国家資格は現在中小企業診断士のみです。中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。
マークシート方式がとられている一次試験、筆記試験と面接で学力を問う二次試験の二段階方式が採用されています。難易度が非常に高く、独学で乗り切るのはかなり難しいため、資格のための専門学校に通うことをおすすめします。
MBAとは?マーケティングの資格なの?
MBAとは、Master of Business Administrationの略称。日本では、経営学修士と呼ばれ、経営学の大学院修士過程を修了すると与えられる栄誉ある称号です。欧米では、大手企業CEOの約4割がMBA取得者と言われており、まさにビジネスエリートの登竜門といっても過言ではありません。
MBAはMBAプログラムを提供するビジネススクールで学ぶことができます。日本国内、欧米、欧州、アジア各国などさまざまな国や地域にあるので、自分の進路や学習スタイルに合った選択をすると良いでしょう。
資格というより、学位に近いものであり、時間もお金も非常にかかるため取得は容易ではありません。
しかし、MBAを取得すれば、経営全体を俯瞰できる知識が付くだけでなく、幅広い人脈が作れる、年収増加や活躍の場が増える、英語が身につく(海外で習得した場合)などのメリットがあります。
Googleのマーケティングの資格とは?
おすすめの資格は上記のGoogle アナリティクス個人認定資格(GAIQ)とGoogleAdWords 認定資格です。
Googleの資格は無料でいつでもどこでも受講できるため、非常に取り組みやすい資格です。
マーケティングプランナーの資格とは?
マーケティングに関する資格に加えて、ブランド・プランナーの資格を習得することをおすすめします。
マーケティングリサーチの資格とは?
マーケティングリサーチに関する資格であれば、上記のマーケティング・ビジネス実務検定やマーケティング・ビジネス実務検定、ネットマーケティング(IMA)検定の資格がおすすめです。
SNSのマーケティング資格とは?
SNSエキスパート検定がおすすめです。
SNSエキスパート検定
企業・団体向けのSNSマーケティングの知識・方法を習得するための検定プログラムです。
一般社団法人SNSエキスパート協会主催。初級と上級の二段階に分かれています。設けられた「初級SNSエキスパート検定」講座を受講した後、30分のテストを行います。
マーケティングの資格の難易度とは?合格率は?
上記のマーケティング・ビジネス実務検定とネットマーケティング検定はいずれも50%以上の合格率がある資格で、比較的取得しやすいかと思います。
国家資格である中小企業診断士は合格率が10%を割るため、非常に難しい分取得できた場合のメリットは大きいでしょう。
マーケティングの資格って大学で取れるの?
大学や学部学科によっては、マーケティング資格が取得できるところもあるでしょう。
大学で経営学やマーケティング学科を専攻していないからと言って、マーケティングを学ぶことができないと言ったことはありません。
マーケティングの資格を学生が取得するメリットとは?
ITの発展は今後も進展していくと考えられ、顧客を集める方法もウェブに特化していくでしょう。
ですからウェブを駆使するスキルをアピールできる資格は、非常に就職活動に役立つでしょう。
学生の間に何かしらマーケティングに関わる資格を取得したいのであれば、難易度としても、ネットマーケティング検定がおすすめです。
マーケティングの資格って就職に必要?有利になる?
ないから不利になるということはあまりなさそうですが、マーケティング業界を受ける上でマーケティング資格があれば非常に大きな武器になるでしょう。
上記のおすすめの資格一覧を参考にして、資格取得を検討してみるのも良いでしょう。
マーケティングの資格のための講座とは?
各資格に専門の対策講座が設けられている上に、企業や団体が開催している合格通信講座などがあります。独学に自信がない方はこれらを積極的に利用してみるのも良い手でしょう。
マーケティング資格のまとめ
マーケティングに関する資格は非常にたくさんあります。自分のどういうスキルを伸ばしたいのか、マーケティング関して足りたい知識や経験は何なのかをよく考えて、資格を利用していきましょう。
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