職務経歴書がフリーターにとっても大切な理由とは?フリーターの職務経歴書の書き方について
- カテゴリ名:転職の基礎知識Q&A
フリーターからの正社員を諦めている方はいませんか。フリーターでも、熱意を持って職務経歴書を書けば、立派なアピールの材料となります。責任を持ってしっかり働いていた場合は職務経歴書を作りましょう。
また、人手不足を背景に活況な転職市場で、年齢にとらわれずに能力を持った人材を積極的に獲得する企業が増えています。厚生労働の発表でも有効求人倍率は安定していますので、転職活動を考えている方は接客に活動してみましょう。
厚生労働省サイト 一般職業紹介状況(平成30年8月分)
目次
- 1 職務経歴書はフリーターでもポイントを押さえれば書ける
- 2 職務経歴書にはフリーター時代の実体験をもとに熱意をもって書く
- 3 職務経歴書は希望職種と関連が深い職種から書く
- 4 職務経歴書にはフリーター時代アルバイトで身についたことを書く アルバイトは、就労の形態が異なるだけであって、立派な仕事です。消費者の目線に立つことができた、バイト仲間との間でチームワークが身についたなど、アルバイトの中で身につけたものを書いてみましょう。お客様目線や、チームワークはどんな企業に行っても重要視されるものです。 職務経歴書には勉強中の資格やスキルについて書く
- 5 職務経歴書には具体的に働くことの熱意を伝える
- 6 職務経歴書によってフリーターから正社員に転職する確率を高める方法とは?
- 7 職務経歴書に書く職務経歴は新しいものから
- 8 フリーターでも職務経歴書に具体的な数字を入れると説得力アップ
- 9 フリーターと曖昧にせず「アルバイト」「派遣」と明確に書く
- 10 フリーター時代にアルバイト経験もない……職務経歴書には何を書くべき?
- 11 職務経歴はないが学生時代に打ち込んだもの・達成したことを書く
- 12 自己PRを具体的に職務経歴書に書く
職務経歴書はフリーターでもポイントを押さえれば書ける
フリーター経験しかない方でも魅力的な職務経歴書を作成し、採用担当・面接担当の方の印象に残る職務経歴書にすることができます。そこでフリーターが職務経歴書を書く際のポイントをまとめていきます。
職務経歴書にはフリーター時代の実体験をもとに熱意をもって書く
フリーターでも、週5でシフトを入れ、まるで正社員かのように働いていた方もいるかと思います。そういう方は特に、バイトリーダーなどを任された経験があるのではないでしょうか。
責任感を持って仕事をしていたという点をアピールするために、他のアルバイトの方を指導していた経験などがあれば、それも書くべきです。
職務経歴書は希望職種と関連が深い職種から書く
接客業のアルバイトをしていた場合は、販売職の仕事などと関連が深いでしょう。また、営業職も人に自社のモノやサービスを説明して、購入してもらうという点で関連があると言えるでしょう。
人と会うことが多かった場合は、そのような対面の仕事について興味を持っているということから書くようにしましょう。今まで培ってきた経験に近いものなら、書きやすいと思います。
職務経歴書にはフリーター時代アルバイトで身についたことを書くアルバイトは、就労の形態が異なるだけであって、立派な仕事です。消費者の目線に立つことができた、バイト仲間との間でチームワークが身についたなど、アルバイトの中で身につけたものを書いてみましょう。お客様目線や、チームワークはどんな企業に行っても重要視されるものです。
職務経歴書には勉強中の資格やスキルについて書く
取得済みの資格はもちろんですが、勉強中のものも書いた方がアピールになります。特に業界に関係あるものなら、なおさら良いです。例えば、小売業への就職なら、販売士検定などがアピールになるでしょう。
将来やりたいことの展望を書く
将来やりたいことを具体的に書くと良いです。もし服を売る仕事なら、「バイヤーとして仕入れに携わりたい」など、まだやったことはなくても興味を持っている仕事内容について書きましょう。
職務経歴書には具体的に働くことの熱意を伝える
どうしてこの会社で働きたいのか、どのような部分で貢献できるのかを伝える必要があります。社員として働くことで、仕事の一部分だけでなく、全体像を掴みたい、仕入れから販売までの流れを把握し、売れ筋を常に考えられるようになりたいなど、具体的に何をしたいのか考えて書くと良いです。
職務経歴書によってフリーターから正社員に転職する確率を高める方法とは?
職務経歴書によって、将来は正社員を目指している旨もしっかり盛り込むようにしましょう。こちらもポイントがいくつかあります。職務経歴書を作る際には、細かい部分を丁寧に作りましょう。
職務経歴書に書く職務経歴は新しいものから
職務経歴書は基本的に新しい順でも古い順でも良いですが、見やすさを重視すれば、新しいものから書く方が良いです。
直近にどんな仕事をしていて、何を担当していたかがわかりやすいからです。特にアルバイト先を何度も変えている人は、その方が相手にとって見やすくなります。
フリーターでも職務経歴書に具体的な数字を入れると説得力アップ
同じ内容でも、数字があった方がわかりやすいです。例えば「お店の光熱費を抑えるために省エネに取り組み、バックルームの電気をこまめに消すことで、前年よりも30%光熱費が安くなった」など、具体的な数字を入れることで、取り組んだ成果がわかります。
何をどのように頑張ったのかを、数字で表すと、読み手にも伝わりやすい内容になりますので、なるべく数字を入れるようにすることが大切です。
フリーターと曖昧にせず「アルバイト」「派遣」と明確に書く
アルバイトと派遣は違った雇用形態です。アルバイトは直接雇用契約を結びますが、派遣では、派遣元の会社と直接雇用を結び、各企業に派遣されます。派遣の方が一般的に時給も高いのは、それだけ即戦力となる方を求めている企業が多いからです。また、派遣ではフルタイム勤務の企業も多く、福利厚生もアルバイトより手厚いものがあります。
もし、派遣の経験もある方は、しっかりと派遣であったことを明記しましょう。即戦力として働いたことがあるというアピールになります。
フリーター時代にアルバイト経験もない……職務経歴書には何を書くべき?
アルバイト経験もない人の中で、どうしても職務経歴書の提出をしたい方は、下記のいくつかを試してみましょう。
職務経歴はないが学生時代に打ち込んだもの・達成したことを書く
アルバイトの経験がない方は、せめて学生時代に打ち込んだことを書きましょう。もし、学業で忙しく、アルバイトをする暇がなかった方は、正直に学業に集中していたことや、良い成績を収めたことを書くと良いでしょう。特に理系の方は、忙しくてアルバイトをしている時間がなかったという方もおられると思います。
また、部活やサークル活動などに没頭していた方は、その内容をしっかり書きましょう。部活でどのようなポジションにいたのかは、もし部長などをしていれば書きやすいと思います。
ボランティア活動に精を出していた人は、どんなボランティアで、結果的に何が得られたのか書くと良いです。学生のうちにしかできないボランティアもあるでしょう。海外に学校を作るというプロジェクトや、地域の子どもたちの面倒をみたり、教育に関わる分野もあります。もし、教育関係の仕事に転職したいならば、このようなボランティアの内容はとても重要視される可能性があります。空白を作るよりも、学生時代に打ち込んだことを書いた方が、どんなことに興味がある人間なのかが伝わりやすいです。
自己PRを具体的に職務経歴書に書く
自己PRとなると、「明るい性格です」や「前向きな思考です」などぼんやりとした言葉を思い浮かべがちですが、なぜ明るいのか、どんな点で前向きなのかもっと具体的に考える必要があります。「初対面の方ともすぐに打ち解けられる明るい性格です」「失敗をしても、反省点から学ぶことができる前向きな思考を持っています」などの方が相手に伝わりやすくなります。
アルバイトの経験で得たエピソードから、自己PRを探してみるのも良いです。「いつも笑顔で接客してもらえて嬉しい」と常連さんに言ってもらえた、「新人教育に携わることで、初心を忘れずに仕事に打ち込めた」など具体性があると相手も納得します。自分がネガティブに感じていることも、裏を返せば良い点かもしれません。
他の人よりもレジ打ちが遅かったとしても、「お会計のミスがないように、焦らずお客様の目の前できちんとお札を数え、笑顔でお釣りを渡していた」という風に捉えることもできます。自分のことを客観的に見ることで、自己PRが具体性を持ちます。
直近にどんな仕事をしていて、何を担当していたかがわかりやすいからです。特にアルバイト先を何度も変えている人は、その方が相手にとって見やすくなります。
何をどのように頑張ったのかを、数字で表すと、読み手にも伝わりやすい内容になりますので、なるべく数字を入れるようにすることが大切です。
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